第4回 リファレンスモデル分科会「花束問題」【前半】GeneXus編

第4回目のリファレンスモデル分科会では、
株式会社ウィングの期待の新人、佐久間さんとチョンさんから、
「GeneXus」を用いて作成した花束管理システムを発表いただきました。

「GeneXus」は、データ中心のアプローチで開発するプラットフォームですが、佐久間さんとチョンさんは在庫管理システムのノウハウを知らなかったそうで!
しかし果敢に本お題に挑んでくださいました。

まずはシステム開発の指針となる「データのテーブルの構造」や「データの項目定義」など、このシステムの中でどのようなテーブルが使われているのかを纏めることから開始。
テーブルや参照関係をエクスポートし、テーブル一覧を出力、それをそのままGeneXusに取り込もうとしましたが、GeneXusはDDLのクリエイト分を丸ごと取り込むことが出来ないため、コモンIDやコモン名を手動で取り込んだとのこと。

GeneXusで作成するシステムやログイン制御、アカウント制御をサポートしてくれるGeneXusの無償オプション「GAM(GeneXus Access Manager)」、および、こちらは有償ですが、画面のデザイン部分を補強してくれるデベロップ社の「workwithplus」。今回はこれら2つを組み合わせ、少ない開発数で見栄えの良い画面とログインの制御を実装してくださいました。

「見栄えの部分で、フォームの位置を微妙に変えたり、そういった微調整はきくの?」
「検索のCommonを追加したりもできるの?」
「受注したときに受注明細が作られる仕組みの部分のコードが見たいです。」

興味津々の参加メンバーからは様々な質問が飛び交い、すべてに「イエス」が返されました。

発表後の「よくぞ短期間でここまで…素晴らしい!」の声に対し、
「GeneXusのおかげです!」と、終始謙遜気味の佐久間さんとチョンさんでした。

続きまして後半は、株式会社ジャスミンソフトの贄さんによる、
超高速開発ツール「Wagby」を用いた花束管理システムの発表です。

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