デザインの言語化ってなんだろう?

言語化するのは「デザイン」よりむしろ「考えていること」

うまく言語化できない、伝えられない」というデザイナーの悩みをよく聞きます。
デザインの」と限定するから難しくなるのでは?というのがここ最近の自論です。
私は普段webに携わっているのでwebデザインで例を挙げてみようと思います。
あるキャンペーンの特設ページを作ることになったと仮定します。

「今回のキャンペーンページへの流入経路はバナー広告とチラシについてるQRコードがあるなぁ。どちらからの流入にしても、ユーザーはまだほとんど情報を持ててないぞ。ということは、ファーストビューに大きなコンバージョンポイントを置くよりは、『具体的にこんな内容のキャンペーンだよ』と言うのを一目で分かるようなビジュアルを置く方が直帰はしないんじゃないか?

このように考えながらページのビジュアルを作成しています。
そして、実際に完成したものを非デザイナーの偉い人にプレゼンすると……

「まず、ページのトップにキービジュアルがあります。キービジュアルではキャンペーンの内容を分かりやすくまとめて構成しています。その下には実際の申し込み方の説明があって……」

恐らくこの後偉い人に「キービジュアル直下にコンバージョンのボタン置いてよ」とリクエストされて「やっぱりデザイナー以外には上手く伝わらない!もっとデザインのことを理解できるようになってよ!」と憤慨するのでしょう。

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例えが長くなってしまいましたが、デザインを言語化したい人の話し方ってこういうパターンが多いと思います。
これって、やってることは実際に作ったものの説明でしか無いんですね。
デザインという言葉が持つ設計の意味がすっぽり抜けちゃっています。

まとめ

・デザインの言語化を求められる場面というのは、非デザイナーとのコミュニケーションの中にある
・非デザイナーに伝えるためには、何を考えてこれが生まれたという背景をちゃんと説明する
・プレゼンをするぞというタイミングで言語化するのではなく、制作と並行して言語化していればデザイナーの苦しみも何割か軽減される(ハズ)


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Keisuke Watanuki

デザインを考える

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