杉本健太郎 / Kentaro Sugimoto (Book Editor)
『暇』誌バックナンバーからピックアップ記事をお届けします。 最新号は『暇』2024年3月号「今年こそ間合いをやる」 https://trashbooks.base.shop/items/83630423 【主要配布地】 神保町ネオ書房アットワンダー店(東京都千代田区神田神保町2-5-4 開拓社ビル2F) 阿佐谷ネオ書房(東京都杉並区阿佐谷北1-27-5) 東高円寺たまりBar(東京都杉並区高円寺南1‐22‐18) TRASHBOOKSグレート厚木店【オンライン受付】(神奈川県厚木市中町2-14-9昌栄プラザ6-B) 日本酒バル・かん助(神奈川県厚木市中町2-1-8国方ビル2F) 雑貨と古書の小さなお店 りすとのしゅ(埼玉県深谷市西島町3-10-21) 喫茶虫の音(群馬県前橋市富士見町赤城山1140-37) T-gumbo(山口県下関市豊前田町2-6-16 国分第一ビル 3F)
都市概念としての「大厚木」をえぐり出す日々の記録
なにしろ暇だ。暇だから大厚木で寝ながらバフェットの手紙を読むの5回目だ。まだ半分も読み終わっていない。続きを読む。 われわれが対峙する経済の過去の出来事は、しばしば予期せぬ瞬間に市場を驚かせ、多くの投資家を困惑させる。しかし、動乱は準備ができている者にとっては大きな機会をもたらすことがある。バフェットはバークシャー・ハサウェイの逸話を通じて、市場の誤算とそれに伴う経済的パニックの例を挙げながら、長期的視点の重要性に焦点を当てる。 ▼原文はこちらhttps://www.be
💥山賊ふみまろ著『今すぐ風呂になる』の「付属品」としての山賊日めくりカレンダーは何月のタイミングから作り始めるかが問題
大厚木で寝ながらバフェットの手紙を読み、適度に小分け小分けにしながら一口サイズで大厚木私訳として紹介してゆくその4回目。まずはここで語られるポイントを3点だけ列挙しておく。 ①バークシャー・ハサウェイの目標は、持続可能で良い経済を持つビジネスの全体または一部を所有すること。資本主義の中で、ビジネスの勝者と敗者を予測することは困難である。 ②バークシャーは将来、高いリターンをもたらすことができる希少な企業を特に好む。有能で信頼できる経営者によって運営されているビジネスが好ま
大厚木で寝ながらバフェットの手紙を読む日々だ。さらに続きを読み進める。ここからはバークシャー・ハサウェイの運用成績の「現実と虚構」を解き明かし、投資の真髄に迫る洞察を提供するくだりだ。数値の背後に隠されたストーリーを読み解く知恵が示される。 ▼原文はこちら https://www.berkshirehathaway.com/letters/2023ltr.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 運用成績の現実と虚構 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 数字から始め
【大プロパガンダ】 『暇』3月号「今年こそ間合いをやる」 人々が互いに影響を与え合う心身の状態を「間合い」と捉えるなら、間合いを『やる』とは何か?ところで生成AIは間合いをやれるのか? trashbooks.base.shop/items/83630423
チャーリー・マンガーへの弔辞から始まるバフェットの手紙の続きを読む。バークシャーの株主像を語るなかで、妹のバーティーの話になる。バーティーの投資家としての知名度はそれほど高くなく、バフェット家の一員として知られるぐらいだ。彼女の詳細な人物像や活動についてはほとんど知られていない。 ▲バーティー・バフェットのインタビュー映像(HBO制作) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バークシャー・ハサウェイの株主の皆さんへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バークシャーには3
【大プロパガンダ】 💥ORDER TODAY!! にぼしいわし・いわし『そのうち孵化するって』PDF版/¥1,000 言葉の卵たちが孵化する瞬間とは?これはただのエッセイじゃない。「寝る」に始まり「寝る」に終わる夢と日常の世界 https://trashbooks.base.shop/items/62756160
なにしろ暇だ。暇だから大厚木で寝ながらウォーレン・バフェットの手紙を読むことにした。20世紀以降の世界で最も尊敬される投資の神様、米国ネブラスカ州オマハに生まれ「オマハの賢人」といわれたあの人物の手紙だ。 ウォーレン・バフェットは1930年8月30日、米国ネブラスカ州オマハに生まれた。若い頃から投資に興味を持ち、コロンビア大学でベンジャミン・グレアムのもとで学んだ。1956年にバフェット・パートナーシップを設立、1962年にバークシャー・ハサウェイを買収。以来、バフェッ
なぜこうなったか思い出すのに窮しますが、『暇』誌の杉本さんと南極の話をしている中、便利でオシャレで元パルコだったショッピングセンターを借りて好き放題できると聞いたのが発端だったかと思います。 そのショッピングセンターとは厚木市にあるアミューあつぎ。 ダメもとで杉本さんにアミューを一日だけ建物ごと借りて健康的ではないアーティストに一軒ずつお店を持たせることはできますか?と聞いてみると、できる…かもしれないというご返答が! すかさず『ゆがみ百貨店』というイベント名にしてア
ついに厚木上厚へ向けての第一歩、今回のテーマは正に『内覧をやる』でいきたいと思います。 3月16日の第2回#だじゅんフェスか、3月22日の私の誕生日までには上厚する予定でしたが諸事情が重なり5月か6月を目指し現在始動中です。 40年住んだ街、茅ヶ崎を離れるのは淋しいですが人間、自分を更新していくためにはやはり新天地へ向かう事も必要だと思うので気持ちを新たにしていこうと思ってます。 さていよいよ今回はご上厚に向けて内覧をやるです。 いくつか物件を見てきたのでそこについ
「やはり厚木にはすべてがある」と提唱しはじめてから約1年が過ぎた。 私にとって、東京・高円寺を離れ厚木に戻る決断をするその過程で「やはり厚木にはすべてがある」と言い切ることがどうしても必要なことだった。 その後、都内でも厚木市内でもいたるところで「やはり厚木にはすべてがある」と言い続けているが、都内の人なら「え!厚木にすべてがあるんですか!」と如実にとまどいの顔を見せ、かたやある年代以上の厚木市民なら「さびれたとはいえ、なんでもあるっちゃなんでもあるからねえ。電車ってめんどく
2022年9月24日夕。どしゃぶりの雨の中、東京都内最大の暇人の魔窟・高円寺に降り立った中路美也子さん。女優・美術家として「偶然性」を力に変える、その人生の道のりを聞いた。(聞き手:『暇』発行人・杉本健太郎) ——Twitter(現X)で発表しているコラージュ作品が2022年7〜8月まで開催されたポーランド国際美術展に出展されました。2020年の第2波変異前の「初代」新型コロナで陽性になってホテル隔離されたと先日うかがいましたが、そのときの状況は? 第2波変異前、初代新型
2023年1月新宿。今年40歳になる哲学芸人マザー・テラサワの半生を聞く。ハンナ・アーレント『エルサレムのアイヒマン』から現代暇人論まで、知と演芸の行方を語り尽くす孤高の哲学芸人の現在— 聞き手:杉本健太郎(『暇』発行人)・見學慶佑(箱根の暇人王) 杉本健太郎 今日は2023年1月10日、暇なので新宿某所にいます。いよいよ満を持して『暇』誌において大マザー・テラサワ特集をやる段に至りました。つまり、今年はもう「マザー・テラサワ特集号」を日本社会に提出してもいいんじゃないか?