ホテルのお仕事

仕事で夜勤があると人に話すと、介護か看護かと間違われる事がとても多く、ホテルも夜勤があるという事は以外と世間一般から見たら穴場なのかもしれない。

ホテルで夜勤。実際何をしているのか。

ホテルので夜勤は大きく分けて2パターンある。

①明日の朝帰る人の為の仕事
②明日からホテルに来る人の為の仕事

この2つである。

あとは細々とした館内の巡回(酔っ払いが寝ていないかとか変なものが落ちていたりしないかとかね)
そんな感じの事を夜な夜なやっている。

①明日の朝帰る人の為の仕事
→お金の貰い忘れ、逆に多く貰っていないかチェック。そして領収証の発行。

楽天トラベルとかじゃらんネットからの予約が多いので、お客様が申込み時に「使う！」と言ったポイントがきちんと反映されていて、ポイント分多くもらったりしていないかを確認。あとはカード決済のものがきちんとホテルに支払われるように支払コードが合っているか確認。

あとは領収証の発行。会社によって〇〇円までしか支払われないから〇〇円で！とか、朝食付きと明記してください！とか宿泊費と駐車場代分けて下さい！とかお客様のリクエスト通りになっているか確認。

領収書の発行のリクエストを見ているといろんな会社があるんだな～とか、その人のお金の使い方とかわかるから結構面白い。これはまた後日。

②明日からホテルの来る人の為の仕事
これが結構頭を使う。

ある程度のリピーターさんになってくると「角部屋がいい」とか「エレベーターが近い部屋がいい」とか「ラッキーナンバーは7だから7のつく部屋がいい」とかいろいろリクエストをしてくるようになる。そのリクエストに応えながらその日に到着する全ての予約に部屋を割り振るというちょっとしたパズルのような事をやっている。

角部屋とかエレベーター近い部屋は限られているからそこが数日間滞在している人で埋まっていると「さて、どうしようか」と頭を悩ませる。リクエストには答えられないけど、いかにお客様を満足させる部屋割を作り上げれるかかが腕の見せ所。

よく事前に「高層階がいいです」とか「眺望が良い部屋」とかリクエストを頂くんですが、これはまだOK、かわいい。困るのは「子供の泣き声が聞こえない部屋」とか「隣がカップルじゃない部屋」系のリクエスト。(予約が男女2名でも、親子かもしれないし、熟年夫婦かもしれない。こればっかりは来てみないとわからない…。)

ちなみに帝国ホテルさんはチェックインに来られたからから順番に部屋を割り振りしていると伺った事がある。ご年配だったらエレベーター近くとか、遠方からのお客様には眺望の良い部屋とか。部屋を決める係は裏にいてモニターと予約情報を見ながら瞬時に部屋を決めるらしい。すごいなぁ。

と、こんな感じで夜中慌ただしく過ごしています。実際文章にしてみるとあんまり忙しくなさそうなのが悲しい。

夜勤の良い所は
・夜中という事もあってフロントにお客様が立ち寄らない&問い合わせの電話が少ないから比較的作業に集中しやすい。
・時間の概念が取っ払われた。変に夜に強くなる。

悪い所は
・昼夜逆転の生活になる。
・1日で3日分老ける。
・仮眠が取れない為朝方しんどい。
・お腹が空いているのか減っているのかよくわからなくなる。
・総じて体調が崩れやすくなる。

夜勤は無いに越した事がないけど、ホテル全体の動きがわかる(個人の仕事の仕方もわかるよ)ので皆の業務のメンテナンスを図る意味で夜勤に入っています。

ホテルのお仕事シリーズ第1弾でした。

--------------------------------------------------

Chii
自分自身×ライフスタイル☞好きな自分と楽しく生きる♪Living Happy♡ライフスタイルクリエイター☆
日々の中で見つけた小さな発見から楽しく毎日を過ごせるよう自分と向き合いトライアンドエラー中

フォローする
✓Twitter
https://twitter.com/_living_happily

✓Instagram
https://www.instagram.com/_living_happily1986/

ハッシュタグ → #すぐに叶える #すぐ叶
で小さい夢を日々叶えてます♪シェアしてください

読んで頂きありがとうございます。
何か思う事があったら〝いいね！〟もらえるととても嬉しいです( ˙ᵕ˙ )