《夏》瀬戸内国際芸術祭2019へ行ってきた!
瀬戸内海の島々で、三年に一度開催される現代アートの国際芸術祭…
略して「瀬戸芸」!
とある美術大学生・ゆうかさんの素晴らしい提案により、私たちの夏休みは始まります。たくさん計画を練って、楽しみにしてきたこの旅行。旅の記録をまとめたのでどうぞ一緒に旅行を楽しむように読んでいただけるとありがたいです。また、今後、瀬戸内国際芸術祭を巡る方々の参考にもしてください。
今回私たちは福岡から、車で約6時間。2泊3日で2019年夏会期へと足を運ばせていただきました。
1日目 宇野港/直島
朝7時前に福岡を出発!13時には宿泊先へと到着することができました。
⭐︎宿泊先⭐︎
Airbnbを利用し、岡山県・宇野港付近に宿泊をさせていただきました。
⬆️2日目・出発前の朝!とっても綺麗な景色でした。
とっても清潔で、ロケーションがよく、設備も整っていて大満足でした。
(宿泊先詳細 HYM .HOSTEL様)
お腹が空いたので事前に予約していた「たまべん」をいただきました。
化学調味料、保存料を使わずに玉野、瀬戸内の食材をたっぷり使った贅沢なお弁当!たまのの「たまべん」夏ver 私は「タコマリネのレモンバジルソース」がとっても気に入りました。
腹ごしらえもしたので、いざ船へ!
今回私たちは公式から出ている「3日間8航路限定フェリー共通券」を買って各島々を回りました。
(お名前書いておくと無くした時に戻ってきやすいらしいです…!)
どのフェリーも広々としていて、ゆったりしたソファー席もあったり、自販機やゴミ箱も完備。トイレも綺麗で快適でした。
14:25分の船で約20分。
直島・宮ノ浦港 上陸〜!
草間彌生イメージ?のキュートなデザインの船に乗ってきました。
そして作品巡り!
① No.na01 赤かぼちゃ/草間彌生 「フェリーが港に近づくと真っ先に目に入る。草間自身「太陽の『赤い光』を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」と語る。」
ゆうかさん:チラッ…
実はこの作品中に入って、中からも作品を見ることができるんです!
中からみる風景も面白いのでぜひ体験してみてください。
そこから少し歩いて
②No.na04 直島パヴァリオン 藤本壮介 「「浮島現象」をかたどった浮遊感のあるパヴィリオン
27の島々で構成される直島町の「28番目の島」というコンセプトで、三角形のステンレス製メッシュ約250枚で構成される。内側に入ることができ、夜はライトアップされる。」
この作品も中に入って楽しむことができます。私たちは昼間に行きましたが、夜はライトアップされるということでライトアップされた作品もみてみたかったです。
夕暮れどきに夕日を背にしての作品も綺麗だと思うのでオススメです!
けいちゃん:ちょこん
中で思い思いに過ごしたり、港の風景を眺めたり。個人的には昼間に中に入ってみて、格子の影を見るのが面白いと思いました。
③No.na02 道の駅「なおしま」妹島和世 + 西沢立衛 / SANAA せじま かずよ + にしざわ りゅうえ / サナア 「海の玄関・宮浦港のフェリーターミナル
広くて薄い鉄板屋根を細いポールが支える軽やかな平屋建ては、開放感のあるデザイン。観光案内所やカフェ、特産品販売店などの施設で構成される。」
建物全体が作品…!最初ついてからは、どれが作品?となってました笑
白で統一され、海の爽やかな雰囲気と合っていると感じました。道の駅ということで、中はお土産が売ってあったり、バスや次のフェリー待ちで休憩できたりして多くの人で賑わっていました。 アイスを食べちゃったり、ビールを飲んじゃったりちょっと休憩をしてから次の目的地のバスを私たちも待ちました。
④No.na21-B 地中美術館 安藤忠雄 「「地下でありながら自然光が降り注ぎ、1日や四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わる。」
16時ごろ。今日の目玉!地中美術館へとやってきました!
注意してほしいのはここのチケットはオンラインで完全予約制!
予約は地中美術館公式HPへ!→(http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html)
事前・早めの予約をオススメします。 バスは地中海美術館チケットセンターで降車、チケット(スマホでのQRコード)をチケットセンターでスタッフさんに見せてから本チケットと交換していただけます。チケットセンターから徒歩2分ほど歩いて美術館へと行くのですが、その途中で印象派で有名、日本でも人気のあるクロード・モネが題材によく用いた睡蓮の池を再現したお庭があります。
↑「地中の庭」私もモネの作品は好きなので、感動しました。
そして地中美術館入口へ!ここから先は撮影禁止です!いい作品、いい空間で撮影したくなるのはわかりますが私たちが行った時には写真撮影を行っている方々が数組いらっしゃったので少し不快な思いをしました。ルールを守って正しい鑑賞を。
地中美術館では安藤忠雄さんの素晴らしい建築物の中に、その雰囲気とまた一体となったクロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの名作が展示されています。美術館に興味がない人でも、その不思議な世界観に引き込まれるのと同時に、この島の自然を楽しむことができると思います。アートカフェやミュージアムショップも楽しんでいかれてください。
私たちはゆっくりと鑑賞を終えたあと、チケットセンターへと戻り、宮ノ浦港へ戻るバスへと乗車しました。バスの運転手さんが観光ガイド付きで案内をしてくれたのがありがたかったです。
当初予定には入れていなかった No.na16-B 家プロジェクトはいしゃ 大竹伸朗や、草間彌生さんの赤かぼちゃとは別の黄色い南瓜を見ることもできました。
⑤No. na05-B 直島銭湯「I♥湯」 大竹伸朗 「鮮やかな天井画を再制作 実際に入浴できる美術施設。町民の活力源として、また国内外からのお客様との交流の場としてつくられた。」
ポップでカラフルで可愛い〜デザイン!
この作品は、普通に鑑賞も可能ですが、実際に営業している銭湯でお風呂に入ることができます!温泉限定グッズもたくさん売ってありました。私たちは入浴目的で行ったために中の写真は撮ることができませんでしたがいたるところに可愛いがあってアートの囲まれながら温泉で癒される中々できない体験をしました。
ボディーソープ、シャンプー、いす、お湯を出すボタン、天井、脱衣所、お風呂のタイル、お手洗いも可愛かったです。お風呂のタイルが❤︎❤︎❤︎なデザインでした。
あらかじめ着替えも持ってきていたため、お風呂でさっぱり。海外からの方も多く、きっと他の国にはないであろう、裸になってお湯に浸かるという文化を一緒に体験することができたのも貴重でした。
銭湯の近くにおしゃれなパブやお店がたくさんあったため、お時間のある方はそこでゆっくりするのもアリだと思います。
19時頃、帰りのフェリーに乗り込みました。展望デッキに出て夕日が沈むのを眺めているとこの日の夕焼けはピンク色でとても綺麗でした。昼間の暑さもなくなり、海風が出ていてとっても心地よかったです。
19時半頃、宇野港着。福岡から運転もしてヘトヘトになった1日目。駅の近くにあるラーメン屋さんに行き、美味しいラーメンをいただきました。私は初めて醤油ラーメンを食べました…!
ホテルへ戻り、近くのスーパーへ明日の朝ごはんの調達へ。翌日の支度をしてから、みんな22時には就寝💤
1日目の瀬戸芸で学んだこと
・夏だから水分と塩分補給をしっかり!
・日差し、日よけ対策もしっかり。(男の子も)
・こまめな休憩も入れる。
・たくさん歩くので動きやすい服装、なるべく軽装で。
・フェリーやバスの時間はしっかり確認しておく。1便逃したら一時間後…なんてことも十分に起こりうるので注意です!
・お札はなるべく崩して持っておく。
・携帯バッテリー必要(スマホカメラで写真をよく撮る人用)
・マナーは守ってしっかり鑑賞。
・写真撮影、観光する際は、他の鑑賞者や地元民の方にも配慮をする。
1日目はこんな感じでした。参考になればと思います。
次回、続くかも・・・?
引用
・瀬戸内国際芸術祭2019 https://setouchi-artfest.jp
・HYM.HOSTEL様 http://hym-bldg.com/hym-hostel
・BENTO HATOBA様 https://www.facebook.com/pg/bentohatoba/posts/
・地中海美術館 http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
写真 ゆきこ
ゆうかさん Instagram Uka