明け方に見る夢

基本的に夢は見ない、もしくは見ても忘れる方なのだが、ここのところ、よく覚えている。明け方に二度寝した時に見る、決して気分の良くなる夢ではないそれは、ついつい起きてから夢占いで真相をググろうとしてしまうやつだ。

例えば先日明け方に見た夢は、こうだ。家に帰ったら、昔一緒に暮らしていたパートナーが、家に居るのだ。鍵は返してもらったはずなのになぜそこに。なんでお前は居るんだと問い詰めると、「隣の家の人が入れてくれて」と、全く理由になっていないことを言い始める。余計にカチンと来て激怒する。そこで目が覚めるのだ。

奇しくも、前日にデートをしてルンルンで帰ってそのままベッドに倒れ込んで寝てしまった翌朝の夢。なんで今更、すっかり記憶の果てにいたあいつが夢に出てくるんだ。昨日の楽しかった思い出は、一気に色褪せてしまった。

夢のことがどうしても気になって、通勤電車で夢の意味を調べてしまう。相手に後ろめたさがまだあるんだとか、何かと対峙しようとしているところだとか、それっぽいことが書かれている。決して、昨日のデートの相手とうまくいく暗示は存在しない。


だったらなぜ、あんな夢を。


そういうことを、季節に1回くらい繰り返す。時々見る、私の脳みそに存在する過去が、今の私の前を横切り、その度に心臓がぎゅっとなる。


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