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「頑張らないと」よりも「息が吸える」仕事がまず大事って話。

ちょっと前から完全に体調がイかれていて、
社会人になって初めて夏休みみたいな休みかたをした。

気づいたら60日を超えていた。

でも幸いなことに私は環境に依存した体調不良だったので、
ちょっと早い夏休み(友達がそう言ってくれた)をもらったことで
満員電車以外はなんともない程度に回復しています。

原因はお仕事、というか仕事場。

詳しくは言えないけど、自分にとっては劣悪だったようです。

理想の自分を目指したいのに頑張れない

今年の春に、自分で決めて、自分の人生のために環境を変えた私。

「理想の自分になるために、やっと大きな1歩を踏み出したんだ。」

めちゃくちゃ誇らしくて、今までの人生を肥やしにして頑張れた。
そう思っていたのに。

理想の世界で働いた。
理想のものに関わりはじめることができた。
想像していたような、わくわくする…はずだったのに。

理想の自分になりたいし、
今の状況なら過去の経験から、頑張らないといけないのもわかってた。
やらないといけないこともわかってた。

なんか毎日が空っぽで、空回りして動いていて、
私の中に知らない人が入って動かしてくれている感じ。

気づいたら私は職場で気持ちよく笑ったことが、一回もなかった。


理想を追いかける前に生きる大前提。息をしろ。

人と話すのが好きで、感情が表に出る私は
心がとても疲弊していた。笑うことが少なくなり、話す機会も減った。
周りが全員敵に見えるし、皮肉めいた笑い声に聞こえた。

今振り返ると、私は息ができていなかったのかもしれない。

前の職場がよかった、とは思わない。
嫌なこともたくさんあったし、人からの裏切りもあったし、思うように成果を作れた人間でもなかった。

あと、声を大にして言いたいのだけど、
新しいところは決して労働基準法に違反していない。むしろ真っ白
給与もいいし、おやすみも取りやすかった。

自分が目指したかった業界に入ったのに
自分がすごくやりたいと思ったから一歩踏み出したのに

どうして、どうしてこんなにうまくいかないの。

悔しい。悲しい。
どうして周りはあんなにうまく言ってるのに、私はできないの。
どうして今の環境に不満があっても前に進めないの。

気づいたら、体調に出てしまった。

理想を目指すことって、心身ともに健康じゃないとできないよ。

初めて自分の体にしみてわかったかもしれなかった。

私は理想を目指すことができる状態からどんどん離れていたのかもしれない。

今考えると、
苦しいこともあったけど、当たり前のことを気づかせてくれた時間だったのかも。

焦らない。焦らない。人間すぐに夢は叶わない

周りの人を見ると、
自分と比較をする。発言も、姿勢も、経歴も、容姿も。

その度に辛い気持ちになって、
その人たちと同じくらいのキャリアを描いていかないと、
今のところから置いていかれないキャリアにしないと。

どんどん焦ってしまっていた。

でも、私よりも頑張ってて、私よりも辛いのに歯食いしばって生きている友人が言ってくれたの。

「わたしはあんたよりもっと長い夏休み取ってから働き始めたよ。長い人生からみたら少しの夏休みだ」

本当だ。人生まだまだ長い。20代で結果を出さないといけないことはない。

そうだ。
誰よりも右斜め上直線で進めるような人生を今までだって歩いてきてないじゃないか。

焦っても焦っても、できるようになることはなくて、
息ができなくなるだけだった。

焦らずに、今の私を育てていく。

そのための、目の前の私には後退でも、長い人生を見たら大きな一歩を踏み出せたんだ。

これからもたのしく生きていくぞ。

#働き方

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