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育成世代での葛藤

久しぶりの更新です(笑)
最近の感じた事等書きます!笑


スポーツの勝ち負けについて僕は非常に大切な事だと考える。

勝負事は勝たないといけない。

福岡第一の井手口先生は負ける事が大嫌い。
その為黒星を嫌い、黒のものはほとんど身につけないんだとか、、

僕は
・試合に勝つ練習
・バスケットボールを上手くする練習
はまったく別物だと思う。

もちろんバスケットボールが上手くなって勝てるのが理想だか、現実はそんなに甘くない。

セットオフェンスをコーチがコールしプレイヤーが遂行するが、プレイヤー達のスキルが足りずミスをする。

これは一見プレイヤーが悪いと思われがちだが、そのセットオフェンスを遂行できるスキルを指導できていないコーチの責任だと僕は考える。

ドリブルからバウンドパスが自然に出せるスキル
ミート時のファンダメンタル
そもそもセットオフェンス時のスペーシングといった
個人のスキルもチームでのスキルも、どちらも無ければ試合で勝つことはそう簡単ではない。


スキルコーチとして独立して僕も4年経つが、基礎基本がきっちりできている選手はほんのひと握りだ。

チームにビッグマンがいないからFLEX
Fにいい選手がいるからAIカット
シューターを生かすエレベータードア

など様々なセットが
調べれば動画で解説までしてくれているこのご時世だか、大切な事はもっと根底にあるのではないか?

FLEX時のパスのタイミング
AIカット時のミート
エレベーターカットからクイックシュートを打つミートの方法

指導すべき点は多いはず。

その為派手なスキルよりも基礎的なドリブルからパスやミートを直すだけで選手は劇的に伸びる。

実際にフットワークがまったくできない選手をフットワークのみ指導し、トラベリングが減ったりリバウンドに絡める様になったり良い点はたくさんあった。

フットワークといってもサイドキックやスライド、クローズアウトの様な、バスケット経験者ならば誰もが経験した事あるいわば鉄板のフットワークを細かい点を意識しただけ。

何となくを理論付けてやる。

指導していて感じる事は皆、最短距離を行きたがる傾向にあると思う。

もちろん僕もそれだし効率良く上手くなってほしいと思う。

ただ、その為には急がば回れという時も必要なんだなと最近強く思う。

ドリブルができないからドリブルを沢山つくは良い事だが、ドリブル時の身体の使い方を変えるだけでレッグスルーやビハインドはめきめきと上達する。

1つのボールでドリブルがままならないのに、テニスボールなどを使用してボールに遊ばれてしまい練習になんてなりゃしない。

練習をどれだけ飽きさせないかがコーチの力量だと思うし、キツい練習をどれだけ楽しい雰囲気で指導できるかも大切だと思う。


スポーツに近道はない。
いかに辞めないで続けられるかが成功への鍵だと思う。









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