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すべてに通じる新潟の中心地 新潟駅 白新線から見える風景 第11回

東新潟を越えると無数の線路に住宅地にひらけた道路、そしてやってくるもう一つの終点駅、新潟駅だ。新潟県民は勿論、県外から新潟に来たことがある人なら誰もが寄ったことがあるのではないだろうか?そんな新潟の中心地、新潟駅を見ていこう。

1.歴史

1897年(明治30年) 開業。なお、今の場所と違い、弁天公園付近に建てられた。

1958年(昭和33年) 戦争などをきっかけに移動。後に改築工事がされ現在の駅舎となった。

1982年(昭和57年)上越新幹線開業。

2009年(平成21年)南口駅舎1階・駅前広場の改修が完工、駅ビル「CoCoLo中央」がグランドオープン

2018年(平成30年)高架化工事が始まる。これにより在来線ホームが大きく変化。

2022年(令和4年) 高架全面開業し、新潟駅周辺の在来線の連続立体交差化が完了する予定。また新万代口に新たな商業施設が開業する予定。

2.特徴

サムネを見れば分かるが他の白新線の駅と比べるととにかくでかい。新潟駅では白新線を始めとした普通列車から上越新幹線など様々な列車が停まる。また、新潟駅は万代口と南口に分かれどちらも発展している。最初に南口を紹介しよう。

位置 構内MAP

現在工事中の為やや入り組んだ構造となっている。



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南口に立つビルはいくつかあるが上の写真はホテルメッツ新潟。新潟駅最寄りのホテルのうちの一つだ。一階はぽんしゅ館魚沼釜倉という居酒屋が入っている。旬の食材と100種類以上の新潟酒を楽しむ事が出来るとてもおすすめのお店だ。



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こちらの建物はプラーカ新潟。プラーカという建物は南口に3つあり、1と2には地下に新潟最大級の書店、ジュンク堂が入っている。入ったことがある人は分かると思うがとにかく広くまるで迷宮のように入り組んだ本棚の数と広いだけあって品揃えも豊富。3は主にレンタルオフィスなどが入っている。また2と3は地下通路で繋がっており信号を通らずともいくことが出来る。


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こちらは新潟駅に併設されてる駅ビルCoCoLo 南館。館内にはサイゼリヤやケンタッキーなどが入ったレストラン街、ビックカメラやシェアキッチンやワークラウンジなど独特な空間が作り出す少し変わった施設、交流拠点MOYORe:が一階に入っている。


因みに個人的オススメのお店はヤスダヨーグルトやそれを使ったスイーツを楽しむ事が出来るYASUDA YOGURT SHOPだ。詳しくはこちらのURLを見てもらいたい。


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こちらは南口プラーカ側にある信号を曲がるとある欅通りと呼ばれる場所だ。昼間はこの通り普通の通りだが夜になるとこの欅の木についているイルミネーションが一斉に点灯する。その光景はとても綺麗であり新潟でも有名な夜景スポットとなっている。

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南口広場。少し前は昼にはイベント、夜にスケボーなどをする若者で溢れていたがコロナなご時世ここに留まる人は減り、少し閑散としている。

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こちらは新幹線のホームに繋がる改札。現在新潟駅は万代口を拡張する為大規模な改装工事が行われており通り抜け出来ない場所もある。本来はもっとひらけた場所となっている。

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先程紹介したCoCoLo 南館を繋ぐ通路。休日は買い物客等で賑わう。

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南口にある工事の概要が書かれたパネル。この駅2023年春を境に大きく変わるようだ。新しく更に便利になった新潟駅にこれから期待していきたい。

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万代口の工事の様子。元々はここに改札、CoCoLoが入っており多くの人で賑わっていた。またまだ完成は遠そうだ。 

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南口よりも多くの商業ビルが立ち並ぶ万代口。その為かどこか窮屈にも感じるが正面から見て左側には10か所以上の乗り場があるバスターミナルがある。関谷地区や古町方面に行くにはこのバスターミナルを利用するといいだろう。

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西側連絡通路。ホテルメッツやぽんしゅ館などがある南口と万代口をつなぐ通路。昔はぽんしゅ館が入っているところにヨドバシカメラや小さなフードコートが入っていて今ほど通路も広くなかったが度重なる工事により今のような通路へと変化した。

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西口改札前。普通列車などが走る在来線はいち早く工事が行われ新幹線ホームと繋がり8番線と9番線を除いてホームの高架化がされた。これにより乗り換えがしやすくなった。

3.まとめ

新潟の中心地であるこの駅は今大きく変わろうとしてきている。寄りよくそして使いやすく新潟を支える中心地であり続けて欲しいと思っている。完成を楽しみに待つとしよう。

工事の内容がまとめられているページ。ここを見れば工事について詳しくしることができるだろう。


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