過敏性腸症候群と共に歩む②
過敏性腸症候群(IBS)の記事を書いた。
私が書く記事のなかでは早いペースで、割と多くの人に読んでいただいた。その記事がコチラ↓
なので、今回もIBSについて書いてみようと思う。
IBSを発症してからというもの、何をするにしても「楽しみ」よりも「IBSの不安」が勝ってしまうようになった。
例えば、ディズニーランドに行くことになったとしよう。
勿論、楽しみだ。でも、楽しみよりも先に
①アトラクションに乗ろうと思うと行列に並ばなければいけない
②トイレに行けない(実際には列から抜けて行くことが出来る)
③お腹の調子悪くなったらどうしよう…
といった思考回路になるのである。
(実際アトラクションに並ぶとお腹の調子が悪くなることもあるし、脂汗を流しながら我慢していることもある)
多くの方は、「トイレに行くって抜ければ良いだけでは?」と思われているのではないだろうか。
そう、そうなんです。ごもっともです。
理解してはいるが、これがIBS歴17年の思考回路なのだ。
もうIBSのプロとでも言いたい。
プロになると、ディズニーランドに行く日の朝のことから考え始める。
①開園に合わせて朝の早い時間帯の電車に乗る。
②ただでさえ朝は調子が悪い。
③電車のなかで、お腹の調子悪くなったらどうしよう。
④出来る限り早起きしてトイレにこもろう。
といった具合だ。
そんな思考が優先されるから、出かけることを純粋に「楽しみで仕方がない!」という感情は悲しいかな、ほぼ皆無である。
行ったら行ったで楽しめるのは楽しめるが、常に、
「トイレどこかな?」
「いつお腹の調子が悪くなるかな?」
「長い待ち時間のアトラクションは避けよう…」
という意識をしている。
こうやって意識の半分がそっちに持っていかれている状態なので、楽しめる範囲で楽しむ!と諦めているのが現状である。
今後もこうやって共に歩んでいくしかないのだろう。
皆さんにおすすめできることは、プロにはならないほうが良いということだ。
アマチュアぐらいで止めておける方法があれば良かったのに、と思う。
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