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人類バーチャル化とは

bulilderscon tokyo 2018 前夜祭発表内容、その1である。スライド解説とtwitterで頂いたコメントの組み合わせで構成してみた。

人類バーチャル化とは?

人類バーチャル化を説明する前に、まず「バーチャルリアリティ」の概念を理解しておきたい。wikipediaの解説によると、このようにある。


この概念を図で表現すると、こうなる。馬ではない何かを装置に通すと、さも本物の馬がいるように人間に知覚させることができる。そのための技術や仕組みを「バーチャルリアリティ」と呼ぶ。

人類バーチャル化とは、この仕組みを利用して人類が馬に知覚される技術ということだ。(馬は説明のための一例で、実際は鳥でも鹿でもなんでもよい)

人類バーチャル化のいいところは、馬になりたいところが羽の生えた馬に気が変わったとしても、容易にその変更を受け入れられるところである。

つまり、人類が何にでもなれる時代が到来するのかもしれないのである。


だが、実はこれは最近急に始まったわけではない。徐々に進行しているのだ。

既存のSNSに限定すると、「何にでもなれる」はすでに実現されている。キャラクター本人として運用するSNSアカウントは「なりたいキャラクターになれる」を実現しているし、偽装キラキラ女子は「なりたいキラキラ女子になれる」を実現している。SNSの中だけにおいては。
しかし、当然肉体は伴わず、プレゼンスを発揮できる媒体もかなり限定的であるため現実とのギャップは大きい。

昨今のバーチャルリアリティの技術、アバター化を用いた「何にでもなれる」は、既存SNSの比ではないリアリティをもたらし、現実とのギャップがより小さくなる。


つまり、実は人類は常にバーチャル化に向かって進んでいるのではないだろうか。

まとめると、昨今のバーチャルリアリティ技術によるバーチャル化ブームはこれまでの人類の進化の延長線上にある、次のアップデートであり
今度こそなりたい姿、なりたい存在になれる時代が来るのかも知れない。

以上。
スライド本体はこちらにアップしているので、こちらもぜひ参考にしていただきたい。


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