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#8 これが本当のいちばん風呂

仕事して、ひとっ風呂浴び、ビールを1杯ひっかける。
そんな家路につくまでの幸せな一連の流れが日常になったなら。スーパー銭湯ならぬ、ハイパー銭湯・BathHaus があなたのささやかな夢を叶えます。

こんなコンセプトのもと、2018年11月代々木上原にコワーキングスペース・銭湯・クラフトビールバーが1つになった〔ハイパー銭湯 • BathHaus〕をオープンします。オープンに先立ち、このマガジンでBathHausができあがるまでの過程やコンセプトなどを綴っていきます。

#8 現場がどんどんBathHaus然としてきました〜!

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工事が始まって2週間が経過した。1週目に山積みになっていた大量の白い袋はほぼなくなっている。

BathHausは2つのフロアから構成される。1Fが銭湯とクラフトビール & お茶スタンドが並ぶチル・スペースで、B1Fがコワーキング・スペースだ。

銭湯の片鱗が見えてきた

1Fの工事は、防水対策が必須なために時間を要するお風呂エリアから着手。工事開始時に続々と搬入されたパイプやブロック、川砂などは全て防水工事のための材料であった。

フロアに給排水用のパイプを新設し、浴室をぐるっと囲むようにコンクリートブロックが積まれる。防水が必要なエリア内の仕切りも、まずはブロックがしっかりと積み上げられた。このブロックの上から防水下地を塗り、水張り試験を経てから浴槽の制作工程へと進むことができる。

少し前までは何もなく、だだっ広いスケルトンだった空間。みるみるうちに壁が作られ、浴槽の基礎ができあがり、パイプが敷かれている。仕様設計が決まってしまえば、要領を得ている職人さん達はもくもくと作りあげてくれる。「アプリの開発を進めていた時と似ているな〜」と、ここでもまた感じてしまう。モノづくりの開発段階というのは、スピードが上がってきたタイミングがたまらないものなのだ。日々の進捗に心が踊る時期である。

素人のわたしには一体どれがどう使われるのか皆目見当もつかなかったが、仕上げられる過程で種明かしされていくのも面白い。一歩進むごとに「なるほど〜!こうなるのか」と納得しつつ、学習する。

何から何までが初見であるからか、子どものように全てに格好良さを見出してときめきを覚えてしまう。各所に設置されたライトに照らし出される作業道具までもが、ギャラリーでスポットライトを浴びる作品のようで、わたしの目には美しく映るのだ。

エアー銭湯で高さをチェック

防水工事に入る前に配管されたパイプの高さをチェックする。蛇口・シャワー位置の確認だ。実際に風呂椅子に座った気持ちで蛇口をひねり、シャワーのレバーがあるであろう場所に腕を伸ばして、「う〜ん少し高いかな…」と当初の予定より数cm下げることになった。

そして最後に、大工さんからブロック積みが完了した浴槽に入ってもいいと言われたのでお言葉に甘えて…

これが本当のいちばん風呂や〜〜〜!😂

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