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合気道の合宿に行った時の話【最終話】

前回の話↓

前日の夜中1時半(本日)に寝た筆者は仕掛けておいたスマホの目覚ましで6時半に起きた。

筆者はショートスリーパーでもなんでもないので、およそ5時間の睡眠では身体が動かない。

しかし朝練のランニングに遅れたり欠席すると、本練習でボコスカ投げられるので、無理やり布団から出て、ぐうすか寝ている酒飲み達を起こした。

案の定二日酔いで、頭が痛いらしく、朝練に遅れていく人が1人出た。
酒とはあな恐ろしや。

着替えて歯を磨き、くっそ冷たい水で顔を洗った。

今考えればお肌に超悪いことをしている。
夜中にコーラを飲み、寝不足に加え、朝の水はキンキンで、今の筆者ならば絶対にしないであろうことのオンパレードだ。

そんなことはさておき、運動着に着替えて外に出ると、すでに先生は用意をしていた。

昨日あんなに飲んだのによく動けるなとびっくりした。

うわばみはこういう人のことを言うのだろうか。

そんな大蛇のような体はしていないが、流石に眠そうではあった。

7時にほぼ全員が集合したが、何人か二日酔いで死んでいるそうなので、そのままランニングに行くことになった。

朝の山中湖は霧が出ていて、綺麗ではあったが、とにかく寒い。
もう数桁違いに寒い。

関東圏に住んでいる人は桁違いの寒さを想像してほしい。
おそらくそれの五倍くらいの寒さだ。

山中湖の水はカイジばりにキンッキンに冷えてやがる!!と脳内で藤原竜也が叫んでいた。

寒がっている時の俺

山中湖の周りをランニングするのかと思っていたが、流石に酒がこたえたようで、ただの早朝散歩になってしまった。

元気にうごいけていたのは俺と他の高校生ぽい女子の人と酒豪の先輩の計3人のみだった。

結局、300メートルくらい歩いて宿舎に帰ることになった。

宿舎に帰るとすぐに朝ごはんだったので、昨日と同じく手伝いをし、二日酔いズを起こした。

パンとかでなく白米だったのは嬉しかったが、なぜか温かくなかったので、2回目のカイジをかまして、部屋に戻り、最終練習に向けて着替えをした。

道場に向かうと、気のせいか昨日より人数が少ない。

流石に先生達は全員いたが、やはりストーブの前で固まっていた。

練習前はこんな先生だが、いざ本番になると、ちゃんと桁違いの技術を見せてくれるので、尊敬している。

準備体操をしていたら、大人がやはり少なかったので、他の部屋の人に聞いてみると、やはり二日酔いだという。

ちなみに筆者は絶対に下戸なので、二日酔いどころかビール一杯も飲めない。

少し前にシードルをジュースと間違えて飲んだのだが、すぐに酔いがまわり、頭が痛くなって熱も出たので、酒は大人になっても飲めないな、、、と悲しんでいた。

練習が始まり、昨日のようにぶん投げられたが、先生達も疲れていたようで、昨日ほどは激しくなかった。

昼には練習が終わり、シャワーだけ浴びて荷物をまとめ、合宿所を後にした。

俺は山中湖から神奈川まで帰らないといけないので、帰りのバスの時間を確認し、近くのコンビニで昼飯を買ってバスを待っていた。

他の大人は車で帰ったり、泊まりでゆっくり帰るらしく、1人での帰宅だった。

大学受験が終わったら、また行きたいなと思う。







これで合宿の時の話は終わりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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