ドトールで打ち込みをする

note登録したものの全く更新しなくなってしまったが、シンガーソングライターの入江陽さんやトラックメイカーのAFAMooさんなどが制作や機材のことについてnoteに書いてるのを見、いいなーと思って久しぶりに更新してみようという気持ちになった。

同い年のTはもともと高知の人で、今は東京でハードなテクノのDJ活動を中心にレーベルを立ち上げたり、トラックを作ったりといろいろ頑張っていて、ジャンルやシーンは違えどたまに連絡し合ってるけど、ウチらももうアラサーで、ラッパーだったら名盤2,3枚出してもう打たれて死んでる年齢でしょう、と冗談で言ったりするんだけど、四国の片隅でいろいろやっている内に私も来年は30歳、ここらで「これがワタシです。逃げも隠れもしない。歴史に生まれた歴史の男(山根会長)」という作品を上梓したい気持ちが日に日に強くなる。

が、具体的な制作はまったく日進月歩、ウコンゲッボ、DAWに向かってシコシコノートを打ち込む作業よりも、TIPS動画を眺めたり、機材サイトを眺める時間の方が長くなってしまう。「パソコンからネットで口座を見てポルノも観てって、便所磨いたブラシで歯も磨いてるようなもんでしょ」と言ったのは中原昌也だったが、DTMの弱点は人間味のある演奏とかではなく、ここにあると思う。

なので今日は空いた時間にKORG ELECTRIBE MX-1をドトールに持ち込んで打ち込みしてみた。電源の使える空いてる席が、通りが見える、入口に近い席だったので、どうもなあ、と思いおのずとキャップも目深に、コソコソと触っていたが、適当に、iPhoneからSpotifyでいろいろな曲を流して、それに合わせて耳コピしたり適当にソロを弾いてみたりする内に、どんどん盛り上がってしまい、あまり人目が気にならなくなっていった。その内、このコードでこのドラムでこういうのをやればこういうメロディの曲になるな……というスケッチが出来たので、良かった。暖かくなってきたし、いろんな場所で作業してみたい。

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