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モリタ(ver.22) マニュアル

自己紹介は、とってもにがてです。


というわけなので、そういえば書いたことなかったかも。自己紹介。

感情の新鮮さとかも関係ないし、あまり急ぎの記事ではありませんが、思いつくままちょこちょこと書いてみたいとおもいます。


こんにちは。モリタ アミと申します。99年うまれの22歳です。
早稲田大学文化構想学部、というトンデモたのしいところの学生です。
5年目ですが、1年休学(2021秋~2022春)を挟んでいるので、自分が4年生なのか5年生なのかわかっておりません。一般的にわたしは何年生なのか誰か教えてください。
「学歴でひとを測るのはいかがなものか」という考えの持ち主なので他人の学歴にあまり興味が持てないのですが、自分自身に関しては、どんな人かわかってもらうには大学と学部を持ち出すのがいちばん手っ取り早いと感じています。私にとっては「早大文構」はとっても重要な構成要素です。
でっかいどーの東の方出身ですが、地元に黒歴史は山ほどあれど、ともだちは居ません。いわゆる「人間関係リセット症候群」というやつで、せっかくのご縁を頻繁にだめにしています。最近は落ち着いているので、このまま安定してご縁をつなげてゆきたい所存。ちなみに実家は好きになったり嫌いになったりする。帰ってしんどくはなっても楽になることは稀なのであまり帰ってません。
メンタルが弱く、大学入学で上京して以来メンタルクリニックを転々としていましたが、最近パートナーに出会いようやく落ち着きを見せています。ずっと悲惨だったし希死念慮マシマシって感じでしたが、信じられないくらい穏やかです(それでも人知れず瞬間湯沸かし器になってしまうことは稀にありますが)。ちなみにメンタルが弱いのは小学校高学年以来ずっとそうで、地元でもカウンセリング歴があります。過去のことはあまり思い出したくないたちで、すべてそっと脳みその中のボックスに仕舞っています。「忘れた」と言うことが頻繁にありますが、そういう事情もあります(ほんとうに3歩歩いて忘れてることもやまほどある)。
資格はいろいろ取ってる気がします。投稿時現在で英検準1、仏検準2、色検2、美術検定4、、、あとなんかあったっけなあ。TOEFLが88だかなんだかでTCFがA2-B1。試験のためにしか勉強しない怠惰な人間なので試験やたら受けてます。語学系は読みに強いですが会話がほんとうにできないので正直何の意味もありません。資格・スコアの独り歩き状態です。

好きなことは飲酒喫煙です。というと、とんだクズだと思われてしまいがちなのですが、好きなのはカクテルとシーシャです。パリピ飲みや飲み会はきらいです。シーシャも「Chill…」みたいなインスタ映えを狙った楽しみ方はあんまりすきじゃないです。客観的に見たら「なにが違うの?」と思われても仕方ないとおもうのですが、こちとら純粋にすきなのです。いろんなものを混ぜて、あらたな側面を発見するのが好きなのだとおもいます。学問においても、ひとつを見つめ続けることよりも、AとBを見て(おもに比較や共通因子のあぶりだしによって)Cを出す、みたいなことの方を好んでやっている気がします。
あとパンダとハムスターが好きです。家にはクロクマハムスターのおんなのこが居ります。きれいな顔をした動物よりもあほな顔をしている動物が好きです。好きな魚はアルビノコリドラスです。
推しはPUIPUIモルカーのアビーくん。自分でいうのもなんですが、性格がかなり似ており、他人とは思えず自分と重ねて視聴していたところ、きづいたらめちゃくちゃ応援していました。私の上位互換な気がする。がんばれアビーくん。

好きなこと、とはまた自分の中ではベクトルがだいぶちがうのですが、大事な構成要素として「展示」と「アール・ブリュット/アウトサイダーアート」があります。純粋に好きだからやってきたというわけではなく、動機は将来を見据えたあまり綺麗ではないものでした。きっかけは学芸員課程を大学で履修し始めたこと。地元に居た頃は展示なんてほとんど行ったことがなかったし、文化的なことは勿論好きだったけどいわゆる「芸術」には興味がなかった(舞台芸術(音照含む)・映画・音楽>絵画・彫刻・写真、という興味関心バランスだった)のですが、「大学に入ったらなにかしらは資格を取る」という親との約束のもと「しいていうならこれかな、、、」と軽い気持ちで(ごめんなさい)手を出してしまったこの課程。
授業を取ったりするなかで「展示」「キュレーション」にはどんどん魅了されていった私でしたが、アートにはいまいちハマれずにいました。美術史は「歴史」なので苦手だし、そもそもファインアートのよさがあまり解ってない。勉強してもあんまり解らなかった。勉強と言っても初心者向けの授業をいくつか取っただけですが、私はファーストインプレッションを大事にするタイプの人間なので、浅く齧っても魅力を感じないものからは早めに離れてしまいがちなのです(しかもそれで後悔することはほぼ無いのでスタンスを変える必要性も感じていない)。仏教美術やキリスト教美術は一時ハマってちゃんと勉強したけど、キュレーションとの相性はあまりよくないような気が個人的にはしていました。それよりも現代美術をキュレーションされたものを見る/するほうがおもしろいと。作品の意味が作品自身で完結しているものよりも、展示される空間や文脈で受け取られ方が変化する(しやすい、の方が適切かも)作品ジャンルのほうが私にとっては興味深かったんです。
こう考えると、意味を発さず秘めている「モノ」を展示する博物館のほうがキュレーションのしがいがありそうだけど、でも私は「モノ」というか「資料」にはあまり興味が持てなかった。文化形成の歴史をひもといていくうえでの重大さは理解していても、そもそも惹かれなかった。

美術史の基礎講義も真面目に受けてはいるけどおもんない(断っておくけど授業が悪いのではない。私の興味とマッチングしなかっただけ)。このまま美術館での仕事の方向にキャリアを進めていくのは無理。どうしたものかな、と思っていたところで、ぴたっとハマったのがシュルレアリスムについての講義だった。実はその講義、「期間内ならいつ受けてもいいよ」というオンデマンド形式のものだったので、その学期のなかでもかなり受講を後回しにしていた講義でした。どうせおもんないんだろうな、プリントもしっかりしてる(≒印刷めんどかった)し、課題もしっかりあるしだるめかも。なんておもっていた自分をぶん殴りたい。この講義はその後の私の大学生活を変えることになる。

講義ビデオを見進めるごとに、興味が高まっていきました。ダリ、マグリット、知ってはいたけどこんなに頭をグラングランさせるようなイメージを作る人たちだったのか。これなら好きになれる。興味が持てる。そう思って、視聴期限ぎりぎりの講義ビデオたちを食い入るように見ました。私は頭がお世辞にもよくはないので、あっさい感想しか書けませんでしたが、それでもがんばってコメントペーパーも提出していました。そして、たしか最後の講義ビデオだったと思います。「アール・ブリュット」を先生が紹介したのです。今まで触ってきたばらっばらなパズルのピースが、このピースひとつで一気につながったような、そんな感触でした。メインではなく、関連するジャンル、のような感じで軽く触れられただけだったように記憶しているのですが、それでも私にとっては十分すぎる衝撃でした。
最初はアール・ブリュットの作品の圧に魅了されたわけじゃなかったはずなんです。私には重度自閉症の弟が居て、彼はいつもねんどを触っている人間だった+母がそれを「作品」として大切に飾っていたので「障がい者アート」は身近すぎるジャンルでした(これについては別記事で書いた気がするのでもしご興味があれば)。それに、弟の学校のバザーや展示なんかにも連れていかれていたので、雰囲気を知った気になっていたんです。正直そんなにすごいものだとは全く思っていなかった。今私がやっていることを「すごくざっくり言うと障がい者アートなどについて学んでいる」なんていうとすごくはっきりと「?」みたいな顔をする人たちが居ますが、きもちは解ります。福祉・社会カテゴリ寄りの展示を思い浮かべる人が多いはずなので、あーいう感じのを勉強、、?ってなるんだと思う。でもその先(この言い方が適切かはわからない、なぜなら本来は別物なので)があった、あったんですよ。「その先」にすごい世界があったことを知って、のめり込んだというよりも吸い込まれていったんです。

「生の芸術」という名づけに拍手喝采したいくらいの「生々しさ」に魅了された。頭だけじゃなくて心までグラングランになった。美術の面白さを「考えさせられる」点に見出していた私でしたが、「考えさせられる」+「揺さぶられる」体験を強いてくる作品の数々に、「これはタックルしなきゃいけない案件だ」という直感がはたらきました。作品をつくる障がい者が身近にいた人間でも知らない単語だったんだから、日本でのこのジャンルの知名度の低さは明白だった。実際、美術関係者以外に「アール・ブリュット」と言っても聞き返される率ほぼ100%です。独学ながら(とかくなんでもできることが魅力の早稲田にすら専門の講義がないのでやむなし)鬱持ち特有のおっそいペース×微々たる集中力で本を読み仕入れた知識で、「日本のアール・ブリュットと本来のアール・ブリュットはだいぶ違う」ということは早々に理解していました。なので、その辺も含めて聞いてくれる人には説明したくなってしまうのですが、根がオタクゆえに語りだすとあれもこれもと止まらなくなるので上記のように「すごくざっくり言うと障がい者アートなどについて学んでいる」なんていう説明をしてしまうのです。不本意ですが、「ほんとうは違うんだよ」というニュアンスを少しでも伝えたいのでこういうことばを選んでいます。作品の衝撃度がつよい+アーティストによって作風が180°違ったりすることがザラなジャンルなので、安易に画像検索などで見せることもためらわれるし、、、いい説明の仕方があればいいんだけどな、と毎回おもっています。ちなみにシュルレアリスムを勉強し始めた時も、アール・ブリュットを勉強し始めた時も、最初は奇妙な悪夢にうなされてました。イメージのちからってしゅごい。

話それすぎたな、自己紹介なのか?これ。


まあでも、アール・ブリュットがばらばらな私を統一してくれたことは事実なのです。ハマった経緯を説明することは私の背景を説明することに重なるし、直接的に今取り組んでいることの説明にもなるし、自己紹介としては盛り込まなきゃいけない話であることは確かなので続けます。
今は、卒論+大学院に進めた場合の研究テーマを考えるべくいろんな関連展示を見て疑問や感想をはぐくんでいるフェーズです。もうこのフェーズは一旦脱出して研究にぼちぼち入っていかなければいけない時期なことは自覚しています。
将来的には、なにかしらの形でアール・ブリュットを広めていく活動がしたいです。というかしていくべきだとおもっています。出会い、飲み込まれてしまった者として。
直接展示にかかわれる形でも勿論うれしいし、最近はせっかくフランス語を学んでいるのでフランス語書籍(art brutはフランス語由来)の翻訳や紹介をするという形でもいいなあと思い始めています。アール・ブリュットと展示の関係性についても、「作品単体の生々しさを展示の作為的な文脈に組み込むことで殺してしまわないか?」という点で難しさを感じており、そのあたりのバランスなんかについてもいつかはタックルしてみたいです。兎に角いろんな難しい点を包含するジャンルなのに、あまりにも手が付けられてなさすぎる。手が付けられてはいても、日本では福祉・社会の面からのアプローチの方が目立っていて、少なくとも「客観的」ではない気がしています。私は身内に障がい者がいるわけだし、その要素が学習モチベになっているところも否定はできないけれど、でもできるだけ客観的に観察をしてゆきたいです。表現がかなり悪いのはご容赦いただきたいのだけれど、保護者や支援者の身内ノリで囲ってはいけないジャンルだと私は信じています。

好きとはベクトルが違う、というのは義務感も大いに入り込んでいるという意味だったのですが、まあ好きじゃないとこんなにやかましく書けないですよね。好きなんだと思います。展示もアール・ブリュットも。


内容を自己紹介の方向に戻すと、好きな色は青。好きなブランドはPAMEO POSE。過去ロリィタファッションが好きだった期間が長かったのですが、気づいたらあまり着なくなってしまっていました。卒業したわけではないのでなにかきっかけがあれば全然復活すると思います。ファッションは1表現方法であって、年齢や性別は関係ないと思っているタイプ。量産や地雷ファッションだけはどうしても受け付けない。たぶん中学の時に出会ってたらめっちゃハマってたと思うけど今はどうしても拒絶反応が出てしまう。

敬愛する女性は椎名林檎女史と戸田恵梨香さん。好きなアーティストは光宗薫さん、宮島達男さん、塩田千春さん(アール・ブリュット・アーティストじゃないんかいというツッコミはなしで)。
音楽家は清竜人さんと石崎ひゅーいさんも好きです、めっちゃ聴く。小林私さんもめちゃすき。
ゲーム実況をぼーっと見るのも好き。実況者は転々としてきましたが、今はわいわいさんが好きです。ペクメェンッ

こんな感じだけどメイド文化もだいすき(注:コンカフェ文化は好きじゃない)。今の推しはあっとほぉ~む大阪のみみいさん。距離があるからなのか自己プロデュースがちゃんとしてる方だからなのかわからないけど、安定してずっと好き。
アイドルは中高とめちゃくちゃ好きだったけど、ストーリーを推していたのに裏切られた、という経験を多くしてしまったがために今は離れてます。正直情もあってNEWSのFCだけは(再入会を経て)今も入ってます。ばかにされるエピソードですが、早稲田に進学したいと思った最初のきっかけ&受験のモチベーションは手越が早稲田に在学してたことです。これガチ。今はハニーでもなんでもなくスーパー拗らせファンチなので、あまりNEWSファン界隈には入っていかないようにしています。個人で、心が必要としたときに主に過去を懐かしんで楽しんでる。

主食はモンエナパイプラインパンチ。煙草の銘柄はピアニッシモべヴェル。
濃い色のリップを塗って、甘い香水を纏っていないと外に出られない。
高く想像されがちだけど、身長は158cmと平均的。若干摂食系の問題を抱えているけど微々たるもので、周囲に心配をかけるほどではない。
チョコミントは歯磨き粉だと思う派。食べ過ぎた時のトラウマがあってポップコーンとブロッコリーが好きじゃない。



げ。気づけばとんでもなく長い記事になってしまってた。
でもここまで読んでくださった方は、モリタ検定2級に合格できるくらい私について詳しくなっていると思います(?)。
最後までお付き合いいただきどうもありがとう御座いました。
こんないろいろと拗らせた人間ですが、おもしろがって付き合っていただけるととってもうれしいです。ぜひ仲良くしてやってください。

おわり


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