13年

Alan Wake 2 が発売された。ぼくはこのゲームの開発元 Remedy Entertainment の大ファンなので発売早々プレイを開始したが、進め方がのそのそしていたのでエンディングを見るまで20日くらいかかってしまった。技術的最先端のリアルタイム 3D グラフィック、実写を織り交ぜた尖ったアートスタイルの鮮烈なビジュアルと演出、謎だらけの難解なストーリー…と今作でも Remedy の作風は炸裂していて、実際かなり高評価を受けているらしい。The Game Awards 2023 はあと一週間くらいで発表されるけど、GOTY に選ばれたらいいな!

前作が発売されたのは2010年で、続編ではゲーム内でも現実と同じ時間が経った設定になっている。タイトルにもなっている主人公である作家アラン・ウェイクは前作の結末で闇の世界に囚われて行方不明になり、今作で現世に13年ぶりの帰還を果たす。彼が「13年……」と嘆息するシーンが印象的だった。

Thirteen…

13年といえば、ちょっと前にマイク・ポートノイが13年前に突如脱退した Dream Theater に復帰発表というニュースがあった。このバンドを文字通り取り仕切っていた人物だったので、それほど熱烈な DT ファンじゃないにしても当時は突然の脱退に大層驚いた旨を Twitter に書いて、友達にも反応された覚えがある。当時自分は実家にいてその友達は東京にいたのだけど、今は自分が東京で彼は浜松だ。人は移動するものだね。

13年といったらかなりの年月だが、13年より長いといったら14年だ。14年前は自分が Twitter を始めたタイミングだ。そして14年の半分といったら7年で、7年前に何をしていたかというと、Twitter 経由の友人でも最古に近いと思う ymd さんと麻布台を散歩していた。今では麻布台ヒルズがオープン間近だが当時は建設開始前、都心一等地に広がる地上げ済みゴーストタウンだったのだ。

note はずっと見る専で使ってたのだけど、今回これを書いててそういや ymd さんがブログ書いてくれてたなと思って探したら上の記事が見つかった。わずか7年でも史料的な価値があるよねえ。


全然まとまりがないが、ウェイク先生の「13年……」から自分が連想したものは自分が Twitter をやっていた期間のことだった。

今ではイーロンのおもちゃと化して名前も X に変わり、さまざまな面で迷走の一途を辿っているが、少なくとも Twitter がもたらしてくれた沢山の人間関係は自分にとって非常に価値のあるものだった

し、いま仲良くしてくれている人たちには本当に本当に感謝している。ありがとうございます!

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