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7ORDERのライブはどれもとっても楽しい

まずは、ツアー完走おめでとうございます!!!!!!!今回のデートは勿論、WE ARE ONEも武者修行も全て何事もなく遂行されて本当によかった。
そんなわけで今回は、上記3つのライブを振り返りつつ比較してみたり何やら思ったことを呟いてみたり…します。
まあ単発ではありますがUNORDERもライブですが、無観客開催ということで今回はこの中に入れないでおきます。映像ならではの演出が凝ってて本人たちのお化粧の感じも違って、あれはあれでとっても大好きなんですけど。
あと実際に当時の今ある手札、持ち歌やパフォーマンスに関してやっと見られたのもUNORDERだったな…などとうっかり思い出してしまう。
前置きはここまでにして、だらだらと語っていこうかと思います。猛者に比べたら全然ですが一応3つとも参戦できました。

WE ARE ONE

勿論彼ららしくバンドもダンスも盛沢山な個性はありつつも、割とスタンダードなライブだったように思います。
絶賛宣言中で開催もどうなるか…といったところでしたが、まさかのメジャーデビューも共にお祝い出来て幸せな気分でいっぱいでした。今思うとすべての曲をオリジナルで聞かせてもらったのってこのライブだけですねw
そういう意味でもスタンダード感があるのかなあ。武道館のみの参戦だったけど、モニターもとっても効果的に使ってたし本当に27の前の夜明けみたいな演出が好きすぎてたまらなかった。
そしてこの時初披露だった夢想人、すっかり音で魅せられる7人になってたことに驚いた。目の前にいる輝くみんなの顔より音に酔っていたいなって感じるくらいに。
“これから”の予感を感じさせるそんなライブ。なんか内容薄くなっちゃったけどこれは歳月が経って実際に見た記憶が薄れてるからですw

NICE “TWO” MEET YOU

武者修行ツアーそのもの。打って変わって余計なものを削ぎ落して身一つで勝負した、挑戦のライブ。演出やパフォーマンスもそうだけど、ファンとしてどう見るかということもいろいろと初挑戦が多かったイメージ。
そして個人的には随分自己主張が激しいオタクが多いなと思ったこともあった。こちらの立場を鑑みて強制じゃなくて提案してくれる姿に改めて優しさを感じました。キャパシティは小さめが多くていろいろ悩まされましたけどwハコの大小で表現を変えられるのはとても強い武器だと思う。
多分こういう魅せ方って今だからこそできるってところが大きいんじゃないかなとも思ったかな。見てくれの衣装や照明の豪華さ、巨大スクリーン、勿論それに負けないパフォーマンスがあるのは大前提だけど、敢えてその相乗効果を全てなくした公演を行ったのはきっと糧になってる。
でも、そのベースは先ほどのWE ARE ONEがあってこそだと思う。人の前で披露するパフォーマンスを作ることにおいて、迷いのない自信を感じた時でもあった。
そして大幅な楽曲アレンジ。多分運よく武者修行で初めて彼らの音楽を聴いた人は、後々CDの原曲アレンジを聞いて驚いたこともあったのではないでしょうか…。
私はあんな短期間でダンス曲の振り付けが変わってたことに驚きました。あんなハードスケジュールの中。ライブでお決まりの曲、というのは当然あるものだと思ってますが、絶対同じにはさせないという強さも感じた。

Date with....…

全ての要素が組み合わさったなと1番思えたライブでした。それは前述2つのライブを経て、というのもあるけどそれ以前の歩いてきた道筋含め全ての要素が詰まってた。
見てる側からするとWE ARE ONEをさっきスタンダード、と書いたけど、もしかしたら7ORDER側から見たらデートが1番スタンダードなライブ作りに近かったのかもしれないな。
顕著だったのはアリーナ公演。花道やセンターステージの使い方は完全に熟知していて、広くなることでホールに比べて割と起こりやすい「見えづらい」が格段にカバーされてたのが印象的。
曲の追加、ちょっとした移動の差などありつつも基本的な構成はホール公演も同様で、以前からある基盤もそれから培ってきたハイクオリティなパフォーマンスも全部が全部詰まってて見応えしかなかった。
持って生まれたキラキラしたオーラを惜しみなく発揮しながらも、確かなパフォーマンス力の高さを見せつけていた。どの場面でも一切手を抜くことがなく。中途半端を突き詰めればオリジナルになる、をなんとなく思い出す。
今までも振り返ればそうだった、と思うんだけど、デートはとにかく内容の緩急がとっても良かった。やっぱりコンセプトライブが似合う人たちだなって改めて思いました。
楽曲アレンジはまたもいろいろあって、何より音が全く違うので基本原曲アレンジの曲でさえも音源聞くとなんだか物足りなくなってしまいます。
もうね…デート楽しすぎてまだロスってる。

ライブのまとめ

改めて見てみるとライブたくさんやったなあ!しかもアルバムを引っ提げて、ていう形になるとWE ARE ONEとデートってことになるのかな。セトリだけ見れば同じ曲もあるのにこんなに違うものになるとは!
いろんな会場で、新しい参加の仕方を教えてもらって私もいろいろとオタクとして勉強になった。本当にどれもとっても楽しかった。
特にデートはなんというか肩書:7ORDERが確立されてきたなって感じた。アイドルでもアーティストでもない。まあそれに意固地になること自体が私はどうかと思ってる派なんですが…そこってそんな重要?みたいな。
なんというか、これまで追ってきていろんなタイプの形を見せてもらっていて7ORDERのオタクってとっても贅沢だなって思ってます。なにがしかのジャンルに寄せることもあれば全部乗せのときもあって。
演出に対しても様々な多くの方が関わってくださってそれは大いに感謝してるし、コンセプトが一致してるんだなってことは節々で感じています。が、こう演出したいと思ったのを実現できる力は間違いなく7ORDER自身にそれを表現できる才能があったからこそ。
そしてその根源は見てくれる存在がいる、ということが常に頭の中にあるからだと思ってます。

個人的な意見になりますが、私は元からJっぽさを完全に消し去るようには働きかけなくても別にいいんじゃないかと思ってました。きっとLove-tuneだった頃も表現したいことをその通りにやってきたのだろうし、それが今でもやりたいことであれば自ずとそうなる。
そういう意味でもエンターテイメントを学んだ場所を生かしながらも今の7ORDERはこれである、と意思表示した、いわばミックスされたテイストのデートは本当になんというか、ああこれだなって思いました。
過去を表立って語ることもないけど、育ってきたエンタメの根っこの部分をいつまでも大切にしてる。そういうところが好きだなって。
とはいえ、私は「名前を付けて保存」タイプなので、いちいち彷彿させるとか重ねるとかそういうことはあんまりしないんですけどね。

デートオーラスで、みんなで並んだ時に心の中で言ってほしいといわれた時、あああの言葉が来るんだなってきっと知ってる人はみんな予想したと思います。
実際に「俺たちとみんなで、せーの!7ORDER!」って言われて、いろいろとこみ上げる思いもありました。
これは憶測になりますが、なんというか「トクベツ」にならないようにしたいのかなあとも思ってまして。
くしくもちょうどホールとアリーナの狭間に単純計算的な意味での日数を7ORDERが越えて、きっとこれからどんどん7ORDERでいる時間のほうがうんと長くなっていく。
だからこそ知ってる知らないの垣根を取り除いていく意思があるのかななんて考えました。実際のところは誰も分からないけど。でもきっとまだ誰も知らない新しい形もこれから先もあることだし。
いくらジャニ時代からのオタクでも、これから先の7ORDERのことは今までとこれからの7ORDERを好きでいてくれる人、好きになってくれる人と一緒に初めて知っていくことだから。
これからも常に最高を更新していく姿を見られたらいいな。