Misaki Yamamoto

地方自治体職員。東日本大震災後に防災担当に就任したことをきっかけに、必ずくる南海トラフ…

Misaki Yamamoto

地方自治体職員。東日本大震災後に防災担当に就任したことをきっかけに、必ずくる南海トラフ地震になんとか立ち向かいたいと、ライフワークで防災に取り組む。 若者が世の中を良くするために、新しいアイデアを考え提案することが、もっと賞賛される社会を作りたい。

最近の記事

東日本大震災から8年 被災地から、今高知が学ぶこと

東日本大震災から8年が経過した今年の3月11日、宮城県石巻市と名取市を視察させていただきました。 ①大川小学校での避難行動から学ぶこと・いつもシイタケ採りをしていた裏山があった ・「山に逃げよう」と泣きながら訴えた児童もいた ・にも関わらず、川の方向へ向かって避難し津波にのまれてしまった ・「津波が来る地域じゃない」という思い込みがそうさせてしまった ・知識や経験よりも、五感で感じる恐怖感が全て。とにかく空振りを恐れず避難することが大切 ②在宅避難者への支援のあり方・今も

    • 丸池町 地区防災計画 第1回検討会

      3月5日、高知市丸池町で、第1回目となる地区防災計画検討会が開催されました。 丸池町は、3年に渡る検討を経て地区防災計画を策定した、高知市下知地区に位置する地域です。 「下知地区防災計画」では、優先して取組む事業を「下知ベスト10」としています。 今回はその中にもある、「地域の助け合いで要配慮者支援」「要配慮者を支えながら、地域皆で避難所運営」という対策に関連して、住民の高齢化や避難場所の少なさが課題として挙がっている丸池町において、下知地区で初めて、単位自主防災会での地区

      • 地区防災計画学会 第5回大会

        3/2(土)に地区防災計画学会 第5回大会が開催されました。昨年の高知県開催から早くも1年が経過した今回のテーマは「都市の防災教育研究と地区防災計画における女性の視点」。全国から170名ほどが集まり、学び合いました。 ここで、地区防災計画とは何か、簡単に。 地区(領域の規定は特段ない)の居住者や事業者などが自発的な防災活動の中で作る「地区の防災計画」です。市町村や県が作る「地域防災計画」と対比されます。 地区防災計画学会大会は、「個人報告」と「シンポジウム」で構成されてい

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