【会社運営の心構え編】それでも会社の利益を人件費に回す理由

うちのスタッフがFXを始めて、1ヶ月で6万円も稼いでました。

僕は賭け事には興味ないので関心ないのですが、純粋に6万円という大金を手にしてどうするのか聞いたところ、引き出さずに複利を効かしてレバレッジがどうのとか言っていました。

20万円でスタートしたらしく、現在26万円で100万円まで貯まったらそれ以上の複利分は引き出して使っていくらしいです。

手堅いタイプなので冒険はしないだろうと思っていますが、100万円超えたらお金を預けてみよかうかと思います。

昨日のブログの続きですが、会社の利益をすぐに人件費に使う理由を書いていきたいと思います。

ドトールでコーヒーを僕に奢ったつもりで読んでもらえると嬉しいです。


【会社運営の心構え編】それでも会社の利益を人件費に回す理由


スタッフに給料(固定費)を支払うのですが、営業会社の場合はそのスタッフが利益を出さなければ赤字になります。

一人につき月々で大体20~25万円の赤字になります。

そんな赤字を叩かれても会社の貴重な利益を人件費に回す理由は以下の通りです。

1.人件費は経費で落とせる...会社の利益が出た場合は当然税金を支払いますが、税金を支払うならば人件費に支払った方が良いという「先行投資」です。経費で落とせる「投資商品」ですね

2.利益をもたらす...スタッフが育てば、そのスタッフが会社にもたらす利益は人件費の2倍以上になるので、あっという間に回収出来て、さらにどんどん利益が入ります。もちろんマイナスもありますが、経験上、3か月目以降はスタッフの数字はどんどん安定してきます

3.手離れする...業務に慣れてくれば一人で出来るようになるので、手離れしていきます。僕はこれを「ヘッドカウント」と呼んでいて、ここから本格的に利益を取りにいきます

もちろん、人と人のやり取りなので「我慢」が必要になります。でも、それはFXをやっているスタッフも同じで「我慢」してやっています。どちらが楽かというのは人に依ると思いますが、確かな事は人を育てる過程で「我慢強さ」や「柔軟性」は手に入りますし、FXと同じでレバレッジは無限大です。

この5年間で6社、僕の知ってる会社が潰れたり、分裂したりするのを見てきました。共通して言えるのは、その会社の社長がインセンティブや人件費について「不誠実」で「お金をかけない」事です。

会社の利益が出ない時、人には金を払いたくないのは当然ですが、それを正直にスタッフに相談して「我慢」してもらえるか、利益が出たら返せると言える間柄なのか。

小規模の会社の社長の見栄ほど金のかかる事はありませんから。


以上、起業にまつわる知識、営業の心得、会社経営の苦労話など、僕の実体験を元にしたリアルなノウハウをブログなどに書いていこうと思います。

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