2014/11/10 そこにあり続ける。やり続けるということ

僕は新潟市西区の寺尾というところに住んでいる。そこから車で西に海岸沿いを約30分。新潟市西蒲区、福井という集落がある。そこに「旧庄屋佐藤家」という茅葺屋根の古民家がある。NPO法人がこの古民家を保存するために活動している。

その「旧庄屋佐藤家」で毎週末、日曜日の朝6:00から「まきどき村」という会が開催されている。まきどき村は15年前に始まった活動で、福井集落に畑を借りて畑作業をしている。畑作業を朝一でやり、その後地域の直売所で地元のおばあちゃんが作った野菜や漬物を買い、古民家のかまどで薪を燃やしてご飯を炊き、お味噌汁をつくり、みんなで朝ごはんを作っている。そして、囲炉裏を囲んでみんなで話ながら朝ごはんを食べる活動だ。

私も今年からこのまきどき村に参加している。にいがたレポに『畑作業と囲炉裏を囲んで朝ごはん。西蒲区の「まきどき村」で豊かな日曜日』というレポートを投稿したことがあるので、気になる方はぜひ見てほしい。

新潟市といえば一応、政令指定都市なのだが車を走らせればすぐに田園風景に出会える。週末農業ができる環境は非常に恵まれていて、クールだ。

そして11月9日の日曜日にもまきどき村に参加した。といっても僕は毎週参加しているわけではなく、月に1~2,3回気が向いた時に参加している。僕がでなくても誰かが毎週やり続けてくてれいるというのはとてもありがたい。

さて、この日は内モンゴル自治区から新潟に来て暮らしている男性と、モンゴルの餃子を一緒につくろうと、餃子作りをしていた。普段のまきどき村にはけっこう女の人がいるのに、この日はまさかの男8人。すげえ男くさかった。

内モンゴルでは餃子は主食で、そして焼き餃子ではなく水餃子がスタンダード。さらに餃子の具には、味噌と炒り卵が入っている!!日本の茅葺屋根の古民家で外国文化に出会う。貴重な体験だった。


このまきどき村、先程も書いた通り15年も続いている「元祖朝活」だ。数名の常連参加者と、たま~に来るたくさんのライトな層と、多くのファンに支えられいる。Facebookのグループは20数名のみの登録。しかし、新しい人がドンドンと来る、昔来ていた人がたまに顔を出す。とてもいい雰囲気のコミュニティができている。

このコミュニティを支えるのは、「いつもやっている」安心感が大きいと思う。コアメンバー(常連)の人に聞くと、誰も来なかった回も何回も有るという。というか、まきどき村事態、◯月◯日の参加者募集とかはやらず、いつでも告知は毎週日曜日朝6時から。それでも「誰か居る」という安心感がある。

そして、まきどき村は出なかったから怒られることもなく、強制することや責任もない。良い意味で参加者(ライト層)は自由だ。

ただ、その裏では常連メンバーが汗をかき、もくもくと働いている。他の人がやってくれないからといって文句を言うわけではなく、仕事をライト層に押し付けるわけでもなくもくもくと働いている。そしてそれでもやりたいという有志が、少しずつ常連メンバーに加わり新陳代謝をしている。やり続け、そこにあり続けること。コミュニティの成功の秘訣がここにあると思う。

僕も、誰にも頼らずひとりでもこつこつとやり続け、あり続けて、自分が生きやすいコミュニティを作っていきたいと思う。

2014年11月10日

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唐澤頼充

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