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【お金の基本②】

お金を稼ぐ

どうやってお金を稼ぐ?

働き方によって変わるお金のもらい方と収入

お金を稼ぐための仕事にはいろいろな種類がある.
お金のもらい方では大きく3つに分けられる.

① 毎月、毎年決められた月給や年俸でもらう
② 働いた時間に応じて日給でもらう
➂ 販売量や仕事の出来高でもらう


お金のもらい方は3パターン

月給・年俸 
残業などにより変動はあるが,基本給の部分は一定

時給・日給 
働いた時間や日数に応じて,収入は日払いや月払いとなる

販売量・出来高 
働いた時間にかかわらず,仕事の成果に応じて収入の額に
        時期も決まる

会社から給与をもらう

会社員は手厚い保障と収入の安定が魅力
給与は労働の対価

就職・転職活動の際,まず確認するのが毎月の給料の額や賞与の有無

給料は①毎月1回以上②一定の期日に③労働の対価として支払うよう労働基準法で定められている.

会社員のメリット・デメリット

メリット
・収入が安定している
・時間外や深夜の労働などに手当てがある
・労働時間,休日が規則で決まっている
・有給休暇がある
・住宅ローン,自動車ローンなどの審査に通りやすい
・社会保険料の一部を会社が負担

デメリット
・固定給が基本なので,成果を上げてもそれに見合った収入増はあまり期待できない
・会社の方針に従って仕事を進めるので,仕事上の自由度は少ない
・倒産やリストラで職を失うことがある

会社員が加入する社会保険は4種類

労災保険・雇用保険・健康保険・厚生年金保険

給与明細を見れば給与額と手取りが分かる
給与明細でまず確認したいのが勤怠欄.出勤に数,残業時間など給与計算のもとになる勤務状況が記載されている.
基本給に各種の手当てを足した総支給額がその月の給与額.

「控除」欄には,給与から天引きされる社会保険料や税金の額が記載される.

退職時の必要な手続き

健康保険や年金の手続き無収入なら失業給付を申請

健康保険や年金は退職後の立場により加入する制度が異なるため,退職時には手続きが必要.次の仕事が決まっていないときは,雇用保険から一定期間失業給付をもらえる.

退職したときに会社からもらう書類
 年金手帳
雇用保険被保険者証
雇用保険被保険者離職票
給与所得の源泉徴収票
退職所得の源泉徴収票

失業給付金はどこで,どんな手続きをしたらもらえる?
■ 手続きの流れ
①ハローワーク ②雇用保険受給者説明会に参加 ③初認定 ④第二回認定

フリーランスは自分の判断で働けるのが魅力

仕事の成果が収入に直結

個人事業主とは,会社などにやとわれて給与をもらうのではなく,法人を設立せずに,個人で独立して自分で事業を行う働き方.
自分の判断で仕事を進めることができる.

個人事業主のメリット・デメリット

メリット
・定年がない
・勤務時間を自分で決められる
・売り上げが増えれば,自分の収入に反映される
・自分の判断で,仕事の方法,内容,取引先などを選択できる
・節税を意識して仕事の経費を使える
・自分の働きが,売上や業績に直結する

デメリット
・会社員のように収入が保障されていない
・仕事量や収入に波がある
・住宅ローンなどの審査が通りにくいことがある
・退職金がない
・加入できる社会保険が少ない
・公的年金が少ない

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