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テクノロジーをもっと当たり前に

「テクノロジー」という言葉を聞くと「とっても難しそう。。。」そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか?

ぼくは今でこそ小さなITベンチャー企業で取締役をやらせて頂いておりますが、元々は全く違う業界にいて、それこそ「ITは難しい。。!」と思っていたうちの1人でした。

実際「デジタル・テクノロジーの自己評価」は諸外国に比べても低くく、難しいと認識を持っている人は多そうです。


IT難しい

出典元:ガートナー、主要先進国のワークプレースに関する実態調査結果を発表 - 日本の働き方改革に立ちはだかる課題が浮き彫りに

テクノロジーは難しいものではなく、便利にするもの

しかしこの現代社会を生きていく上でテクノロジーの恩恵を受けていないという人はほとんどいないでしょう。

みなさん、普段友だちや家族とコミュニケーション何で取っていますか?またわからないことがあったらどうしていますか?

そう、きっと「スマホ」を使ってますよね。

これは最も身近なテクノロジーの例です。

そしてスマホを使うのに「難しい」ということを感じているでしょうか?おそらくそんなことないと思います。

全ての機能を使いこなせているとまではいかなくとも、スマホを使ってやりたいことは実現できているはずです。

テクノロジーと聞くと難しく感じてしまうだけで、実は使えるようになると生活を便利で豊かにしてくれるものなのです。

ノーコードの出現

ところでみなさん「ノーコード」という言葉をご存知でしょうか?

簡単に説明すると、「コードを書かずにアプリケーションやWEBサイトなどを作れる」ことです。

2020年は様々な場所でこの言葉を聞く機会があり、一種の「バズワード」にもなっておりました。

先ほどのスマホの事例にあるようにテクノロジーは身近な存在になりつつも、それを実際に作っていく、扱っていく人材が圧倒的に不足しています。

IT人材の不足

出典元:IT人材需給に関する調査(2019年3月 経済産業省)

そして「それを何とか解決する方法はないか」と模索する中で、このノーコードが注目されている1つの大きな理由だと思います。

実際ぼくの事例でお話しすると、今メインで取り扱っているサービスはLINEのノーコードツールで、お客様の管理やマーケティングの自動化など様々なことをコードを書かずに実現できてしまいます。

ひと昔前であればそういったことを実現したければエンジニアにお願いしてそれこそ何百万、何千万というお金をかけて作らなければなりませんでした。

それが今は少しシステムを触れるようになれば、誰もが作れる時代になりつつあるのです。

当事者が課題解決していける世界へ

こういったツールを取り扱っていく中で気づいたのは「もっと多くの人が使えた方がいい!」ということです。

前述のスマホの事例のとおり、テクノロジー自体は少しでも扱えるようになるとできることが増えるようになります。

まずは自分の身近の困りごとに使ってみてもいいでしょう。

そしてここで大事なのはその困りごとはあなた自身が一番よくわかっているということです。

ぼくは今取り扱っているツールを使って多くのお客様に課題をヒヤリングをし、それにあったシステムを構築してきました。

導入時はみなさんありがたいことに喜んで頂けるのですが、全てが今でも使われているかと言ったらそんなことはありません。

もちろん予算や方針変更などもあると思いますが、使うのを辞めてしまった理由の中には「お客様の根本的な悩みを解決するに至らなかったのではないか?」というのは常に感じていることです。

というのも課題そのものは当事者自身でないとわかっていないことが多く、ぼくらが解決できているのはその表面的な部分が多かったりします。

だからこそ課題を抱えているそれぞれの人が、こういったツールを使って自分で解決できるようになるというのがぼくが想う理想の世界です。

調布市との空き家っカソンイベント

おそらく今回この記事を読んで頂いて「ノーコード」という言葉を初めて知った方もいらっしゃると思います。

こういったノーコードツールが普及しないのは難しいというのもありますが、単に「知らない」ということも大きな要因の1つに思います。

だからこそまずは知ってもらい、体験して頂けるようなイベントをやりたいなというのはずっと考えていました。

その中で似たような想いを持って事業を進められているお客様がおりました。

それが調布市の住宅課の方で、これから全国的な課題となる「空き家」に対して真剣に向き合われており、その中でLINEの活用を考えておりました。

空き家については、2033年には日本全国で約1/3が空き家になると言われてもいます。

しかし空き家はまだまだ自分ごとに感じられてない人が多い。。だからこそ自分ごとに置き換えてもらえるように身近なツールであるLINEを使って発信していくという視点から弊社ツールをご活用いただいておりました。

ご一緒させて頂く中で調布市の担当の方より「市民の方がより自分ごとに感じられるイベントを行えないですかね?」というご相談を頂く機会があり、まさにぼくが前述のとおり「実現したいことだ!」と思っていたことでもあったため、両者の想いが一致し、この度イベントを開催することとなりました。

今回は空き家の課題解決のためにノーコード(今回はLINEツールに限定)でどう解決していけるか?という目的で「空き家っカソン」というイベントを行います。

日程:2021/3/27-28
時間:10:00-17:00(両日)
場所:調布市立石原小学校 (調布市富士見町1-37-1)
参加費:無料

今回のイベントは「誰もが現在のExcelやWordのようにノーコードツールを扱えて自分たちで課題解決していける世界」への第一歩だと思っています。

初めてのイベントなので不安もありますが、それ以上にワクワクしています。

今回対象が調布市にお住まい、在勤、在学の方に限定されているのですが、対象の方でご興味ある方は是非ご参加頂けると嬉しいです。

また来年度以降はこういった取り組みをもっと増やそうと思っていますので、ご興味ある方はTwitterなどでどしどしお声がけください!





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