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39冊目. ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち


メモ 殴り書きなので文章の乱れはご了承

ファスト教養
目的のための教養と豊かになるための教養といった二極化される教養
今の世の中では、前者の目的のための教養が重要視されている。その目的とかはお金を稼ぐことである。変化の激しい事態の中では即効性のない教養はコスパが悪く、よりインスタントに教養を学ぶ必要がある。そうしなければ、時代に居場所がない、生きていけないといった恐怖感や焦燥感から人々はより簡単ですぐに役立つ教養を欲するようになった。

でも、すぐに役立つ教養はすぐに役立たなくなる。ベストセラーのビスネス書で10年後にも売れているのは一体何冊なのだろうか。そんな疑問がある。だとすれば、私たちがいま求めている教養の背景にある恐怖や焦燥感といった感情を払拭するために必要な教養とは一体なんのだろうか。

筋トレが流行するのはバブル崩壊後の景気低迷からである。働いても給料はあがらない、自分のやっていることが意味があるのか、成果に繋がるのかを実感しにくい世の中だから、目に見える形で成果が出る筋トレがブームになる。

教養時代はキャリアアップ、自己責任、公共との乖離の3つがキーワード。自己責任は00年代以降小泉純一郎や橋下徹といった政治家が競争をするなかで格差が拡大するのは仕方がないといったスタンスから波及。また、ホリエモンやひろゆきなどITバブル時代に名乗り人たちは、閉塞感のある社会を変えようと試みたが、叶わず、個人の力を磨くことにシフトチェンジした。その結果、格差が広がるのは自己責任。時代に置いていかれたくなければキャリアアップをしろ。そのためには教養だという流れになった。ツール化するカルチャーもその代表例といえる


言葉 メモ

・清貧の思想(せいひんのしそう)
 「無理に富を求めようとはせず、行いが清らかで貧しい生活に安んじていること。 
・いずみのかみ かねさだ 名刀 土方
・天然理心流 土方 沖田
・貧すれば純ずる
 貧乏になると生活苦に煩わされて物事の判断が鈍ったり卑しい考えに流されやすくなったりするということを意味する表現。

・炭鉱のカナリア
まだ起きていない危険や、目では感知できない危険を知らせる人、または状況を意味

戯画的 滑稽な 馬鹿馬鹿しい

アウトプットの質は受け手の質に規定する

どなるは腐女子、男はどうする以外の思案はない

笑止千万(しょうしせんばん)
 めちゃくちゃ馬鹿馬鹿しいこと

時候の挨拶から〜

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