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青い服とタイのまちプレー phr

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バックパック旅していた時に出会った、タイの田舎まちの話。
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青色の服のある町 phr4

青色の服のある町 phr4



パステルイエローの外壁に、

アーチを多用した外観

部屋の冷蔵庫に当然のように水があり、
卓上にはティーバッグがおいてある

わざわざロビーに出なくても繋がるWiFiに

暖かいシャワーも浴びられる

朝はビュッフェ形式の朝食

豪華だ…。
今回の旅で間違いなく最も豪華と言える。

私がいつも泊まっている宿と言えば、

1部屋に2段ベットがいくつも詰め込まれたドミトリータイプで、

水シャワ

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青い服を着る phr3

青い服を着る phr3

朝、目が覚める。

頭が痛い。
飲み過ぎたらしい。

昨日飲んだ別れ際に、ランチの約束をしていたが、

これは無理そうだと判断し、彼女にメッセージを送る。

すぐにベッドに倒れ込み、寝た。

- - -

13時を過ぎた頃、Libraryの彼女が見舞いに来てくれた。

私も午前中職場で寝てたよ、と言うが元気そうだ。

確か昨日は私より飲んでいたはず。

底知れない。

そして彼女はランチの約束

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青い服を買う phr2

青い服を買う phr2

工房から宿まで車で送ってもらい、部屋で荷物を片付ける。

約束の時間まで、そうない。

ひとり旅をしていると、人と "約束" することは滅多にない。

「時間を守る」「予定通り行動する」ことが苦手な私にとって、それは楽なものだった。

好きな時に好きな場所へ。

気が変われば例え予定日の前日でも、数時間前でも、数秒前でも

行き先を変える。

しかし、久しぶりに約束を取り付けると、どうにも嬉しくな

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青い服を洗う phr1

青い服を洗う phr1

染色された服を洗濯機に入れることなく、手洗いする。

買ってからもう5ヶ月は経とうとするし、その間に何度も着た。
が、未だに洗う度、青色が服から滲み出てくる。

半年前、私はタイのプレーという町にいた。

バンコクからバスで5時間北上するとその町がある。

町の人々の移動は車かバイクで、タクシーや公共バスはない。

これといった観光名所もなければ、バンコクの案内所のおじさんには、 なんにもないし行

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