初めまして、株式会社Toremoroの中野です。

この度、NOWとメタップス佐藤さんより資金調達を実施したため、どのような思いから株主を決めたのかなどの経緯を少し話せれればなと思い殴り書き程度ですが書きます

まず今回の調達にあたって考えた事は、
最近の調達状況等を見た時に、シードであれば今はそんなに困らない環境だなぁ（起業家有利な環境）という事も有り、
誰に出資して頂くかを一番大事にしました。

「この人の期待を裏切りたく無い」
「恩返ししたい」
などを朝起きた時一番に思えるような、
そんなパッションの部分をメインにシードラウンドは考えました。

これは何故かと言うと、自分の事業に絶対的な自信がある一方
少なからずピボットする可能性がある中で、今の事業にメリット（強み）のある株主の方を選定するのはシリーズA以降でも遅くないのではと思ったため、
シードは事業じゃなく自分個人を信じて投資してくれる方がいいと思い決めました。

そしてその中でも様々な方を思い浮かべましたが、一番自分に影響を与え、スタートアップでの考え方の核となった家入さんと佐藤さんに相談し出資を頂ける事になりました。

佐藤さんに関しては、
タイムバンクのリリース前から約１年間お世話になり、
未形成な市場に対してのアクションや、スピードとリスクの良い塩梅感など
経験が無いとわからない部分を1年間間近で見れた事は非常に良い経験となりました。

そしてその中でも一番印象的なのが、タイムバンクの面接時の時に言われた言葉で、

「成功している起業家に共通している事って何ですか」

って安易な質問をしたところ
たった一言、

「覚悟だよ」

と言われ、

ブログではありえない程の抽象度から世の中の流れを把握し、テクニカルな事まで知っている佐藤さんでも一番のところは
「覚悟」なんだ。

とハッとさせられ、

佐藤さんの「覚悟」というものを間近でみたい。
起業はその後でも遅く無いなと思い
一年だけ本気でやりますと言って入社しました
※元々はタイムバンクに入社する気はなく、事業の相談でどうにか佐藤さんに会いたくてwantedlyから応募して潜り込んだのが面接の経緯です

そして今でもこれは自分の核になっていて、
今の時代様々な誘惑がSNS上にあり、
自分の肩書きを何個も持つ。など
一つに縛られない生き方が推奨されていく中で

だからこそ逆に一つに絞り、それだけに打ち込みリスクを取っていく
その覚悟を持つ人が重宝されるのでは無いかと思っており

「経営者として生きていく」という覚悟を持つ事を一番大事にしています。そっちの方が起業家としてカッコいいなっていう個人的な感想ですが。

後は、普段エンジェル投資をやってない佐藤さんから投資を受けれたのは個人的に凄く嬉しかったです

家入さんに関しては、直接的にお世話になった訳ではないのですが
実績も経験も何も持たずにスタートアップに夢見て上京してきた自分が最初にお世話になった場所がリバ邸でした。

上京してきた自分には何も無く、どこでインターンをしようかなど右も左もわからない中で行き着いた先がリバ邸で、
リバ邸には同じ境遇の人や、自分よりちょっと先にいるような起業家が沢山いて、
毎夜毎夜みんなで事業について話し、時には騒いだり、
今でもプライベートで会うほど仲の良い友達もでき、仕事面でもメンタル面でもリバ邸には非常に支えられました。

なので前々から家入さんの事が身近に感じており、起業した際には連絡しようと考えていたため今回それに至りました。

他にもお世話になった方はいるのですが、初期から株主をあまり増やしたく無いという思いと
その中でも一番自分の中核となったお二方に投資して頂くと言う結果に落ち着きました。 

うまくまとまって無いですが、
今回の調達はこのような経緯で終了しました。
まだシードという事もあり、起業家は結果こそ全てなので
こういった発信はあまりせずサービスとだけ今後は向き合っていければと思っています。

とりあえず、覚悟を持ってやり遂げます
ありがとうございました。

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