とても大事や!カスハラ対策!
やっと、こういう時代になったのですね。🥺
以前、銀行に勤めていて、電話で営業をしたり、コールセンターのスーパーバイザーをしたりしていました。
あの頃、辛かったなぁ。
毎日、意地悪な電話をかけてきて、罠に引っかかった営業やオペレーターをトコトン虐めまくるお馴染みのお客様が何人かいたんですよね。
もちろん、途中でボクが電話を代わって対応するのですが、酷い時は7時間も電話を切ってくれない人もいたくらいです。(辛かった。)
それでも、
「お客様なんだから、仕方ないよ。我慢しなさい。」
と言われて我慢してました。
まぁ、そのお客様が取引をしてくれていたかどうかは言いませんが…
…とにかくする可能性があるんだから我慢しなさい。ということだったんです。
分かりますよ。
分かるんですけどね。
その時は、ボクにとってはお客様でしたし、ボクはサラリーマンですしね…。
なので、何にも言えずに我慢して仕事をやっていました。(情けないですよね。)
今は辞めたので、その頃に思っていたことを少しだけ書きたいと思います。
小さい頃に、道徳の授業とか習いませんでしたか?
それとか、ヒーローものの漫画とかアニメとか観ませんでした?
ボクは、ああいうのって、ただたんに、
(あぁ、すごいなぁー。)
って観たり聞いたりするためにあるのではなくて、大事なことを学ぶためにあるんだと思っています。
例えば、ヒーローもののアニメを観てても、何にもしてない人にいきなりヒーローが飛び蹴りしないですよね?
悪い人が街を破壊して、たくさんの人が怪我をして困ってる、
まてーい!
からのー、
飛び蹴りー!
なんですよ。
「教え」としては、「他人に迷惑をかけちゃダメだよ」を分かりやすく、印象に残るように作ってくれてるのだと解釈してます。
そこで、毎日毎日、意地悪な電話かけてるお客様達に想像してほしいと思うのは、
自分が道徳の教科書の登場人物になったら、どんな書き方されるかな。
とか、
自分がヒーローもののアニメの登場人物になったら、どんな風に描かれるかな。
っていうことです。
電話かけて、オペレーターを虐めてるその時のお客様は酷い描かれ方をすると思います。
それで良いの?
と、ずっと思っていました。
(もう、今はそんな事をしていないと、心から願っています。)
ボクは、その銀行には10年以上勤めましたが、その意地悪なお客様の電話は、辞めて3年以上経った今でも夢に見ます。
会社を辞めた後に、その会社での出来事を二度と思い出したくない。と思って、連絡先を全部削除しました。
そのくらい怖くてたまらない思い出になっているんですよね。
辞めて、3年経った今、ようやくこうやって少しだけ文字にできたくらいです。
あー、ドキドキして、ちょっと寿命が縮みました。
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