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北海道新幹線開業時廃止!山線駅回り②

以前こちらの記事を書きました。

長万部町の二股駅から倶知安町の比羅夫駅までの紹介。これらの駅には車で駆け足で行っています。その後2回に分けて、函館本線・通称山線の駅のうち倶知安駅から小樽駅まで回り、うち1回は1日散歩きっぷで列車利用したので今回紹介。

列車に乗り通す人は多いけど、途中駅に注目する人が少なめなので敢えて注目していきます。

1.俱知安駅


現在山線の途中にある有人駅で、北海道新幹線の駅が出来ます。

この駅舎も新幹線開業で変わるはずです。

駅名標がホームの改修で新しくなっていました。

国鉄時代には胆振線の終点でした。現在は道南バスがかつての沿線(京極町、喜茂別町、伊達市大滝区、壮瞥町、伊達市)を結んでいます。

2.小沢駅


俱知安駅の隣ですが、倶知安峠を越えて共和町にある無人駅。かつてはここから国鉄岩内線がありました。

現在は小さな駅舎。

駅周辺には人家がありますが、岩内線の時代を彷彿させるものは、自分が鈍感すぎて感じませんでした。

かつての岩内線を思い出すのはこれでしょう。

3.銀山駅


山線で最も険しくて有名な峠が稲穂峠。小沢駅と銀山駅の間にあります。銀山駅は仁木町にあり、駅そばには人家は少な目。なお道道の方に行くと農家や老人保健施設、田畑があり、道路は主に仁木町の中心と赤井川村を結んでいます。

銀山駅も利用が少なく無人化されています。私は子供の頃、父の車でC62ニセコ号を撮影しに来た思い出の駅。ただその頃と比べてずいぶんさみしくなりました。

国道5号から大幅に外れた場所にある駅。銀山地区から小沢などの共和町、俱知安町を結ぶバス路線をどう編成するか注目したいと思います。

4.然別駅

ここも仁木町の中心から離れた集落にある無人駅で、国道5号から少し離れています。一部の普通列車はこの駅で小樽方面へ折り返すダイヤ。

列車交換設備はちゃんとあり、ホームにいると夏は長閑さを感じます。

5.仁木駅


仁木町は隣の余市町と同様、フルーツ栽培で有名です。仁木駅は仁木町の中心部・町役場の近くにある無人駅です。

仁木駅は国道5号から近いので、新幹線開業後のバス路線で問題にはなりにくいでしょう。

実は駅前には春の桜がきれいな並木があります。

6.余市駅

余市町にある唯一の駅で昼間は駅員がいる有人駅。しかも駅舎からはニッカウヰスキーの工場入口がよーく見えます。余市町はフルーツの栽培のほか、漁業も盛ん。駅前はニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝をモデルにしたNHK連続テレビ小説「マッサン」の案内看板があります。
また駅舎の中に観光案内所と中央バスの案内所、土産店が昼間営業していますので、列車やバスで訪問した観光客が使いやすいと思います。北海道中央バスの路線も充実。

ストックフォトには投稿していませんが、余市駅ホームには「良い地」と跨線橋の連絡階段にプリントされています。個人的にはニセコリゾートの次に日本・北海道が本当に好きな外国人が訪問して欲しい山線沿線の観光地。

7.蘭島駅


小樽市西部にある無人駅。国道5号近くにあり、夏は海水浴場があって賑わう地域です。

余市ー蘭島は海が見える区間がそこそこあります。

8.塩谷駅

蘭島駅から塩谷駅までは小さな峠を越え、海から離れた所を走ります。また塩谷駅は国道5号から離れたフルーツ街道沿いにあり、新幹線開業後中央バスがどう路線を編成するか気になります。
道路側からの駅舎は高所作業車やドローンがないときれいに撮れないのでホーム側のみです。

隣は小樽駅。小樽駅から先は電化されていて、利用が多いので新幹線開業後も存続します。塩谷駅から小樽駅までの車窓は、小樽市中心部のすぐ西側の国道5号周辺の住宅を見ながら進む感じ。小樽が坂の街であることを実感する人もいるのではないでしょうか。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

取り上げた写真は自分が撮影したストックフォトです。無料ダウンロードでき、ダウンロードいただければ取材・旅の糧になりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

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