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にしきやのレトルトカレーのデザインにちょっと感動した件

今日雑貨店に立ち寄ったら、あるレトルトカレーに目が止まった。
にしきやというレトルトカレー専門企業の品だった。

どうです!
こんなレトルトカレーのデザイン、今までなかったでしょ。
豚角煮カレーなんて、大胆なデザインでブタのシッポがクルンと丸まっていて。
いろんな雑貨屋がこのカレーを置きたがるのもわかります。

レトルトカレーは、六次産業化や地域の特産物作りでは定番商品で、全国各地でいわゆる「ご当地カレー」が販売されているけれど、そのほとんどが箱入り。
その理由は、食品売り場でのレトルトカレーの陳列が箱入りを前提としていることと、
もう1つは、レトルト袋に印刷するよりも、箱に印刷してその中に無地のレトルト袋を入れた方が初期コスト的にメリットが大きいからだろう。

でもね、環境のことを考えると、外箱はムダだよね。
かと言って、無地のレトルト袋にシールだと、道の駅とかでの販売はいけても、雑貨店、セレクトショップでの販売は難しい。

で、このレトルトカレーは、店頭での陳列のこともよく考えられていて、納品用のダンボール箱がそのまま陳列ケースとして使えるようになっている。

このレトルトカレーのパッケージがは、2017年10月に優れたデザインとしてTOPAWARD ASIAを受賞している。

この記事には、そのデザインコンセプトが紹介されている。

パッケージも商品の売りの一つ。中身も大事だけど、外側も同じくらい大事なもの。『さぁ食べよう』って気持ちが高揚するように、そして何なら飾っておいても恥ずかしくないぐらいのパッケージでありたいなと思っています。写真でイメージを伝えるのは簡単なことですが、あえてイラストなどでいかに中身を表現できるのか、ということにもトライ。そういったアプローチが女性を中心に受け入れられているようで、・・・

ということで、今日もまたデザイン、クリエイティブの可能性を感じたのでした。

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