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「働く」と「稼ぐ」の違いとは

こんにちは、竹岡佳信です

働くことと、稼ぐことの違い
とは何でしょうか?


ここからお話しすることは、
あくまで私個人の考え方ですので

正解、不正解ではなく
こんな考え方もある、ということで
お願いしますね。


さて、

私は、

働く=仕事をする
稼ぐ=お金を貰ってくる

という捉え方で区別をしています。

もちろん、

会社員であれば、
働けば給料、すなわちお金が貰えるので

働くことが、仕事をすることだけ
というわけではないのですが、

言葉に含まれる、意味あいの比重というか、

稼ぐという言葉には、
お金をもらってくるという要素が

より多く含まれているように
感じているということかもしれません、


もっと言うと、

働くこと=尊いこと
稼ぐこと=悪いことでもすること

なんていう捉え方も、
自分の中にはある、と思います。


それは、

銀行員だった両親による
何らかの『刷り込み』があった
のかもしれません。


そういえば、

親父がよく言ってました。

『働かざるもの食うべからず』
『汗水流して働いて得たお金こそ尊い』

まぁ、真面目に働かないとダメだぞ

と言いたかっただけかもしれませんが

その影響は、結構、深いところに
刻み込まれていたりします。


サラリーマンの頃、営業先の企業が
原宿や、六本木にあったのですが、

同僚と駅からの道を歩きながら

「この辺りに住むなんて、何か
 悪いことでもしないと無理だよね」

と話しあったことを
今でも鮮明に覚えています。


原宿に住んでいる人が
全員、悪人か、というと

そんなこと、あるはずもありません。

だから

結局、それは

サラリーマンが、
サラリーマンであることを

正当化していただけだった
のだろうし、

確かに、普通のサラリーマンでは
原宿に自宅を買うことは難しいこと
ではあったけど

別に、悪いことをしなくても

真っ当なビジネスを成功させれば
決して不可能なことではありません。


ただ、自分の人生で培ってきた

定義というか、
思い込みというか

そう言ったものが、時には、
人生を変えようとするタイミングで
重石になることもあります。


私の場合だと、

サラリーマンをしていたが故に

『お金』に関して、とても大きな
メンタルブロックを抱えていました。

お金を貰うことに対して、
とても大きな抵抗がありました。


相手が、なぜか、非常に感謝してくれて

「本当にありがとう、
 是非、受け取って!」

と差し出してくれている「お金」さえ

「そんなものは受け取れません」
と絶対拒否みたいな対応をしていました。

『お金』を受け取るって、実は
『感謝の気持ち』を受け取ること、だし、

感謝を拒否することは
相手に対して失礼なことでもあるのですが

その感覚が、まったく理解できなかった。


本田健が言っている
HappyMoneyなんて
絵空事としか思ませんでした。

<お金を受け取ること=悪いこと>
に近い感覚だったので、

<稼ぐこと = 悪いこと>
のように思っていました。


だから、

内容に絶対の自信がある「商品」を売っても、
「お金」を受け取ることが出来なかったんです。

サラリーマンを卒業してビジネスを始めた人が、
最初に、乗り越えるべき壁が、

この、『お金』のメンタルブロック
だったりします。


自分の得意なことだと
ごくごく「当たり前」に
出来てしまいますよね。

「当たり前」のことをしただけなのに
お金をもらう、なんて

やっぱり悪いよね、、と言う感覚は
理解できてしまいます。


でも、その

『当たり前』こそが自分の『才能』だし
自分の『価値』になるものです。

だから、

自分の『価値』に
自分で『値札』をつけて
『売る』ことが必要なんです。

それが、

『稼ぐ』と言うこと


もし、あなたが、起業ではなく
転職を考えているとしても、

自分の価値を
自分で評価して
適切な価格で売る

これは、必須事項です。


逆に、

『働く』と言う側面ばかりを見て

相手に、自分の『価値』を決めてもらう
と言うスタンスで臨む限り、

満足のいく『報酬』はもらえないでしょう。


相手に自分の評価を
委ねてしまっているのに

その評価に対して文句を言っている。

それが、一般的なサラリーマンの姿です。


相手の評価に対して文句を言うなら、

自分の価値を明確に主張できることが
まず、必要なのではないでしょうか?


会社に入れてもらったのだから
会社の評価は受け入れざるを得ない、、

それが、これまでの時代の生き方
だったかもしれません。


でもね、


そんな時代は、終身雇用制度の崩壊と共に
過去のものになってしまっています。

これからの世の中を
生き残っていくためには、

自分にはどんな価値があるのか
自分で市場をリサーチし、

自分で自分をマーケティングする
ことが必要です。


『収入を得る』と言うことは
『働く』ではなく
『稼ぐ』ことであり、

そのために、

『自分を売るスキル』が必要になる


人生の経営者として
今、取り組むべき最重要事項は

「自分を最高の価格で売ること」
なのではないでしょうか?


では、実際に何をすればいいのか?


次回は、人生の投資とリターンについて
お話ししたいと思います。


また、メールします


東京の自宅オフィスより
竹岡佳信

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