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日記

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雪なしの12月

雪なしの12月

今日は昼から古宮家でおでんの会が開かれるということでお邪魔した。空っぽの腹の中に正午すぎのラガー、たまにはいいじゃない。飲酒してるのは僕ひとりだったが、玉ねぎエリンギじゃがいもがまるごと入ったうまいおでんを囲んでいると、なんだか正月みたいな気分になった。話す未来が明るい。毎年誕生日につくってもらうあんず酒は残り1.5樽。19時頃には家につき、4時間ぐらい眠ってしまった。

先日りゅーじが家に来てく

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カラ梅雨の夏にしびれて

カラ梅雨の夏にしびれて

8月到来。カラ梅雨は2018年以来だ。梅雨は敵だった僕は梅雨を憶えている。上京2年は初体験の梅雨に翻弄されて一時帰札の2018年がカラ梅雨。しかもその年は札幌にないはずの梅雨が来たもんでうらめしや。2020年は体感2ヶ月雨続きで、8月のとたんに梅雨が明けた。感染症禍で梅雨への苦手意識はマックスだった。やがて紫陽花、薔薇、クチナシ、冷たい青の背高い花とか夏への段階を知り、銭湯行くとか対抗手段を身につ

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全力休暇

全力休暇

22日の無職期間も7日目を迎えた。
ここぞとばかりに酒を飲み、ここぞとばかりにたっぷり眠っている。

5月30日
最後の出勤は30日夜から翌朝にかけてだった。出勤前にお世話になった上司や同僚に連絡した。最後の挨拶というのは、やはり気が引けて、なぜだか涙が出たりであっという間に夕方になった。多少なりとも期待してもらえたのに、応えられなかったことが悔しくなったりした。僕は僕がやるべきことをやるのだ。一

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あぶないところだった

あぶないところだった

転職に向けて、いろいろと。目的は、かろやかでいることだ。新しい世界や日々のことを考えるだけで肩が軽くなった。
僕は、いわゆるまっとうな暮らしなどを目指したが、それは今のところ僕にとって大事ではなかった。
僕には、やりたいことがあまりにも多い。それは僕にしかできないことだ。仕事なんて、いくらでもあるし、どうせ苦労するものなのだ。誰にでもできることは、他の誰かがやってくれるのだ。

自分が思う以上に輝

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ロックの扉1枚目

ロックの扉1枚目

12月14日、ELLEGARDENのライブに行った。

中2のとき、クラスメイトが教えてくれて好きになった頃はもう活動休止で、まさか15年経って観れるときが来るなんて思わなかった。再開後、初のワンマンツアーはものすごい倍率だったみたい。チケットは2600円、整理番号は2000分の1965。たぶんぜんぜん見えないかな、でも見れるだけでも人生のご褒美だな。Zeppって羽田にもあるんだね。

14〜16

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ちょうどいいところ

ちょうどいいところ

いま、人生で一番忙しい日々の中にいる。
あれもこれもと欲張ってきた。始まったこと、ずっと続いていることが、ひとつの集大成を迎えている11月。バランスを崩さずやれていることが自分でも不思議だけど、本当にやりたいことができている。息をつくほんの束の間が恐いとすら思う。長い間、退屈だった気がするし、寂しかっただろうなと思う。そして、どれもが終わらずに続いていこうとしているから幸せだ。

先週末、僕のレテ

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まわりだしている

まわりだしている

8月半ばから、職場が立川に。さらば中野、5,6年ありがとう。
追って食らいついての日々。充実はよい。
そう僕はついに、俺のバンドを組んだ。7年越しにだ。前の記事にも書いたように素晴らしい友と。最初のライブは11月にある。
出会ったばかりだが居心地よくて、話は尽きない。10年前を思い出さずにはいられないよ。いいバンドになること確信してる。
バンド名、バンド名、バンド名、どうしようかな。考えるほどに。

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7月3日未明

7月3日未明

29歳になった。今、ものすごく軽やかだ。
僕は自分を保ちたい一心で同じところを何度も回っていた。酒に酔った帰りに懐かしいにおいに誘われてわざと遠回りするみたいに。実際にそうしてしまっていたんだし。でもその道がちがうって、ようやく理解できた。自分の傲慢さでしかなかった。必要ではない。悲しいことでも、残酷なことでもない。僕がまとっていた紺色のなにかは、ちゃんとはがれた。ものの見え方が変わった。僕のこの

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君に話したいこと

君に話したいこと

梅雨の中でも確かな希望。ハワユ?紫陽花の葉っぱがゆっくり日に日に芽吹くのを梅雨入りを嫌がりながらも期待して見てた。身体が重かったり、未来にざわついたり、でもたまには自分を褒めて。自分の歌がちゃんと自分を肯定してくれるから、歌ったり口ずさむ。友達の歌が好きだから、楽器を構える。故郷の6月の空気を存分に吸ったからより強くいられそうだ。(札幌入りの前日に梅雨入りして、帰ってきてからは雨が少なくて、狙いど

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キロ

キロ

やるべきことがあふれていて頭の整理が追いつかないが、新しいこと、今までしなかったこと始めるときがきてる。今が、変わるべきとき、新しい自我を見いだすときだ。少しだけこわいんだけど、必要だ間違いないとわかる。ならばこの波、いかに自分なりに乗れるかどうかだ。楽しいだけじゃだめだとしても、楽しいことは武器でしょう。

だからこそ自分の底を肯定したいし確かめたい。知らない方向に振れようとして、心の本当を確か

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だいたいのしあわせ

だいたいのしあわせ

気圧の波をなんとか越えて、大型の連休だからといっていつも通りだったけど休みの日の前後は少しだけ贅沢をした。
生活の質はなかなか変わらない。散らかることも、計画が苦手なことも。酒も煙草とも距離は近いまんま温と冷を繰り返して、快楽主義。
なになにしなくちゃやってられない、というよりは好きだからそうしてる。誰かがいなくちゃ生きていけない、なんてことはないがどっちが楽しそうかははっきりしている。

コーヒ

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幸福論

幸福論

2014年ごろから記録を残しているインスタグラムの投稿が3000だったので近況を書いてみることにした。

年末だとかを口実に、欲望のままに過ごして痛い目(主に悪魔の二日酔い)を見たり自分のことが嫌いになりそうになったので、自分を律することをはじめた。

30歳がいよいよ近づいてきて、身体も少しは変わって来ているのかなと思った。なにより、このままでいいのか?まったくよくはないぜという気持ちに支配され

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12月

12月

調子良く年を越すためには、部屋をちゃあんと片して生活を整えるのだ。今日は朝から30分10円のカラオケにいった。雨に濡れて帰り、めずらしく言葉もアイデアも湧いてきたから日が落ちるまでひたすらギターを弾いていた。ここ2年ぐらいは、頻度は低いけど突然2つ同時に歌が発生することが多い。今年の日々の流れを追ってみると意外にも心持ちの変化の波がいくつもあったみたいだ、思うことはいつだって悔しいぐらいにおんなじ

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げきてき には

げきてき には

8月はたくさん休みをもらうことになった。外には出にくい情勢なので、食っては寝てまた食うを繰り返す日が多かった。もう少し時間を大切に使いたかった気もするが、レコーディングやライブなど忙しさのピークの中でちゃんとあれこれをこなして過ごした後だったので、あまりやることがなかった。まさに子供の頃の夏休みみたいな過ごし方ができて素直に幸せだった。料理たくさんしたな。映画を何本か見たり借りた漫画を読んだり、ス

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