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サッカーの豆知識

PK(ペナルティーキック)は、サッカーの試合中よくあることだが、行われるときのルールを知っている方は少ないのではないだろうか。

サッカー競技規則第14条。

①まずキッカーがボールを蹴るまで、キッカー、守備側のキーパー以外はペナルティエリアもとい、ペナルティアークの外側にいなければならない。
(=ペナルティキック時、ボールを置く『ペナルティマーク』から9,15m離れなければならない)

②守備側ゴールキーパーは、キッカーがボールを蹴るまで両ゴールポストの間のゴールライン上にいなければならない。
③キッカーは、明らかに特定されなければならない。
④ボールは前方に蹴られなければならない。
こんなところ、だろうか。
知っているつもりでも、案外細かいことまで規定してあるのがルールブックだ。

余談だが、ここでたぶん皆さんがあまり意識しないであろうルールをもう一つ紹介する。
下図をみてほしい。

ボールを置く『ペナルティマーク』より相手ゴールの近くにいてはならないのだ。

攻撃側の選手が、そのマークよりゴール近くにいてなおかつそこでボールを受けたらオフサイド、となるのだ。

難しい話かもしれないが…笑。

オフサイドラインは、2種類に分けられる。
「A、守備側チームの選手の、キーパーを含めた後ろから2番目の選手」と、「B、Aより後ろにボールがある時のボール」の2つである。

先程のペナルティキックの場合、Bに当てはまる。

ややこしい限りだ。

さて、YouTubeの動画にこんなものが上がっていた。

この番組で最初に紹介されているのが、キーパーがファールを犯した場面である。

上記ルールの②にある、「ゴールキーパーは、キッカーがボールを蹴るまで両ゴールポストの間のゴールライン上にいなければならない」に違反したのだ。

さて、この問題で様々な意見が交わされている。

原さんは、「ファールだと思うが、これくらいみんなやってるから…」という。

審判がこんなこと言っていいのかと思うかもしれないが、実際に現場では審判団4人が密接にコミュニケーションを取っていて、ルールに従って捌いている。

だからこの見解はおかしいのであるが、選手の観点から見れば正しいとも言える。

この場面に対して、言及ができないというのが正直な感想だろう。

ほとんどのキーパーが同じことをしているし、そこに不満を漏らす選手はあまりいない。というかほぼいない。

サッカーのルールは曖昧で、かなり審判に委ねられる場面が多い。
そこはサッカーの醍醐味にもなるし欠点ともなりうる。

取り上げることで、まずJリーグ全般の審判の基準が一定になるとそれこそリーグの質がグンと上がるのではないだろうか。

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やーけんNo、4

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