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【初心者向】表面処理のお話

まいど。どろどろの豚骨ラーメンが食べたいです。

皆さん、ミニチュアの表面処理はどこまでやりますか?ペイント完成画像を見ていると、けっこう処理していないミニチュアを見かけます。もともとプラモを作っている人には基本の基でしょうが、GWのミニチュアしか知らなかったらやっぱり残っているのかしら。中の人はかなりしっかり目に表面処理を行います。切り離し跡・ゲート、金型の跡・パーティングライン、成形不良・ヒケ、中の人はこれらを一生懸命ヤスリやナイフで処理しています。

プライマリス・マリーンでちょっと解説。
ゲートとはランナーとミニチュアを繋いでいる部分で、ゲート跡なんていい方をされますよね。この部分をニッパーで切り離し、ナイフで削ぎ落とし、ヤスリで均す。これくらいは誰でもやってそう。というかやらないとパーツがはまらないまであるのでちゃんとしないと作れない可能性がありますよね。

頭部のパーティングラインはめっちゃ目立つ

次はパーティングラインの話。金型と金型の合わせ目の部分にどうしてもできてしまう筋のようなもの。金型の合わせが悪いとバリ(うっすいプラスチック)ができていることもあります。上記画像は雑にヤスリかけしたものです。頭部とモヒカンの境目に筋が残っているのが見えますでしょうか?マリーンはパーティングラインのせいで造形が崩れてしまっている箇所も少なくないので、この処理をしてあげるだけで見た目がぐんと向上します。

脛甲のヒケ

三つ目はヒケ。平坦なパーツに多く見られるのだけれど、エッジから少しだけ凹んでいることがあります。これは戦車系のモデルによく見られます。マリーンの場合は上記画像の赤丸箇所。ヒケって塗料溜まりになりやすいポイントです。塗料溜まりは見栄えがすごく悪いので嫌い。だからここもやすって均します。
ちなみに上記画像の左足、足のど真ん中にパーティングラインがあるという鬼畜仕様。足首、足の甲にかけて、段差部分に出来たパーティングラインのせいで造形が少し崩れていたりします。ナイフで余分なプラを切り落として整形してあげると、違和感のない見た目になりますよ。

ベースの裏

最後はベースの裏。EtBのミニチュアベースは裏の中心部になぜか突起があるので削ぎ落とします。中の人はベースの裏に磁石やワッシャーなど色々仕込むので、邪魔になるのです。

というわけで表面処理のお話でした。
まあ実際にゲームする時は見えないし全く気になりませんけどね。自己満足ですよ。自己満足。どこまでミニチュアを愛でてあげるかです。
中の人はパレードレディ信奉者なので、ペイントの前からきれいにしてあげます。きれいに塗れますようにと願いを込めて。

最後まで閲覧頂きありがとうございました。

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