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【CL2024愛知DAY2進出率100%】全対面五分?未来バレット


1.はじめに


人生に失敗が無いと、人生を失敗する。

お久しぶりです、しんちゃんです。
今回は、先日のCL2024愛知で使用した「未来バレット」について書いていきます。

チームメンバー2人(しんちゃん、かずお)がこのデッキを使用し、DAY1をそれぞれ8-1と7-2で完走ということで、強さのレベルは一定以上あるかと思います。
是非最後までお付き合いください!

しんちゃん
DAY1
1回戦:ピジョリザ ○
2回戦:ピジョリザ ○
3回戦:クエスパトラネイティオ ○
4回戦:ロストリザードンex ○
5回戦:ピジョリザ ○
6回戦:ピジョリザビーダル 時間切れ
7回戦:ピジョリザ ○
8回戦:ルギア ×
9回戦:未来バレット ○
DAY2
1回戦:ピジョリザ ○
2回戦:パルキアサーフゴー ×
3回戦:ルギア ○
4回戦:ピジョリザ ×
5回戦:ルギア ×

かずお
DAY1
1回戦:古代バレット ○
2回戦:ピジョリザビーダル ○
3回戦:ルギア ○
4回戦:ルギア ○
5回戦:ピジョリザ ○
6回戦:ルギア ○
7回戦:ピジョコン ○
8回戦:ピジョリザビーダル 時間切れ
9回戦:サーナイトex ○
DAY2
1回戦:ピジョコン ○
2回戦:ロストバレット ×
3回戦:ロストギラティナ ×
4回戦:サーナイトex ○
5回戦:ピジョリザ ○

2.デッキ選択の経緯

クリムゾンヘイズのカードリストが発表され、チームやべーやつでCL愛知のデッキについて考えることに。

かずお「俺バンギラス好きなんでテツノイバラex使いたいんすよね」
しんちゃん「俺もサイクロン系の技好きだしこいつ使いてえわ」

というわけでテツノイバラexを使ったデッキを考えてみることに。
まずはミライドンでエネ加速後、アンフェアスタンプとテツノイバラexからカウンターする形を模索しました。

↑チームメンバーのふすまが作成し、シティリーグで使用

「なんかしっくり来ないなぁ」

ミライドンを相手に倒させた後、ペパーでアンフェアスタンプを持ってきて、テツノイバラexでロックしながらワザを打つという流れ自体は強かったのですが、この構築だと基本的にミライドンのエネ加速からゲームを始めなければならないので、テツノイバラexの特性ロックが働くのが後攻2ターン目からになります。
そのため、相手が先攻2ターン目で強い盤面(※1)を形成した際に、そのまま押し切られて負けてしまうことが多々あり、テツノイバラexをもっと押し付けることが出来ないかと悩みました。
(※1…アルセウスVstar系統が先攻2ターン目にスターバースでマキシマムベルトを貼りながら、ボスの指令でエネ加速したテツノイバラexにワザを打ってきた場合など)

そこで次に組んだのが、テツノイバラexをメインにし、アンフェアスタンプやペパーを強く使うことをコンセプトにしたビーダルイバラです。

↑チームメンバーのかずおが作成

「なんかしっくり来ないなぁ」

決して弱いわけではないものの、ビーダル特有のモッサリ感とカビゴンに致命的に弱いことがネックとなり、いまいちという評価に落ち着きました。
しかし、ダブルターボエネルギーの採用というアプローチ自体は好感触でした。

そして、この2案の長所を取り合って今回のデッキが完成しました。
それでは、デッキの解説に入ります。

3.デッキ解説

↑しんちゃんが使用、DAY1もDAY2も変更なし
↑かずおが使用、DAY2ではミュウexをポケギア3.0に変更

ポケモン 12


・ミライドン 2

このデッキの初動。8割方のゲームはまずはこいつでアクセルピークを打つところから始まります。

エネ加速が主な役割ですが、後攻1ターン目からポッポやキュワワーを倒してサイドレースを進めることで相手にゆっくりした展開を許さないという役割もあります。
1試合で1枚は大体使うので、サイド落ちをケアして2枚採用にしています。

・テツノカイナex 2
このデッキのフィニッシャーです。
ミライドン→テツノイバラexと繋いで、ある程度相手とワザを打ち合った後にアームプレスやごっつぁんプリファイで詰めにいきます。

と言いつつ、エレキジェネレーターで雷エネルギーが2枚当たった場合など、後攻1ターン目や2ターン目からさっさとバトル場に出してワザを打つ展開もあったりします。
大体の試合で1~2枚は使うので、2枚採用です。

・テツノイバラex 3
このデッキの中心です。
現環境において、ルールを持つポケモンの特性を使わないデッキの方が珍しく、大体何かしらの特性は止めることができます。

しかし、対戦相手もキャンセルコロンやハバタクカミなどの対策カードを積んでいることがほとんどなので、イバラ単のようにロックしきって勝つというよりは、アンフェアスタンプとセットで2ターン目以降の相手のハードルを上げて、フィニッシャーのテツノカイナexに繋げる役割だと思ってください。
2枚使う試合が多い+スタートしても困ることがあまりないということで、少し多めの3枚採用です。

・テツノカシラex 4
未来ポケモンは全体的に打点が低いので、最大枚数の4枚採用です。
ただ、何も考えずに4体出すと当たり前ながらベンチスペースがカツカツになってしまうので、このターンに必要なダメージ量を常に考えて出すかどうかを決めたいです。
最終ターンにフル展開してテツノカイナexでブーストエナジー込み260ダメージを打ち込んだ試合もあり、4枚採用で良かったと感じています。

また、まれにワザを打つ場合もあります。
勝ち目がほとんどない時は、後ろのポケモンをバトル場に引っ張り出しながらベンチにダメージを与えてお祈りしましょう。
その時は、マナフィなど相手の効果に関係なく必ずダメージを与える点、ダブルターボを貼ってしまうと−20されてしまう点、テツノカシラexの特性で打点が上がらない点、ブーストエナジー未来なら打点が上がる点の4点は忘れないように気を付けてください。

・テツノツツミ 1
テクノレーダーから持ってくることが出来るボスの指令です。

先攻1ターン目に相手がベンチに1枚しかメインポケモンを用意出来なかった場合、終盤に相手がexを1枚しか用意できず、ベンチが小物ばかりだった場合など、とにかく相手がベンチポケモンに触られたく無さそうな時に使ってください。

1試合に1回は使う上に、これの有無で試合の展開が変わることも多いので、2枚にしたい気持ちがありつつも、枠の都合で1枚のみの採用です。

グッズ 14


・テクノレーダー 4
手札の減らないサーチカード。
未来デッキを組む上での足回り最強カードなので最大枚数の4枚です。

ただし、このデッキはトラッシュ利用が無く、手札枚数も多くなりにくいので、コストに何を切るかが難しいです。

・ネストボール 1
テクノレーダーのみだと枚数に少し不安+ペパーからポケモンを呼びたいものの手札に切ってもいいカードが無い時用に1枚のみの採用です。

・ポケギア3.0 3
ビーダルのような置きドロソが無く、中盤以降止まる可能性を危惧して3枚採用してます。
デッキの安定感に貢献はしていますが、何か別のカードを入れる場合はおそらくここから削ることになると思います。

・エレキジェネレーター 2
基本雷エネルギーの枚数的に、そこまでヒット率が高いわけではなく、また、しっかりミライドンやテツノイバラexでワザを打てていれば、あまりエネルギーが足りなくなることはないので、2枚採用となってます。

ミライドンでワザを打つたびに山札からエネルギーが減っていくので、序盤に引いた場合は基本的にさっさと使いましょう。

・ロストスイーパー 1~2
リザードンexデッキのマキシマムベルト、サーナイトexデッキの勇気のおまもり、パオジアンexデッキのポケストップなどに触れる手段が欲しかったため、採用しました。

ここはチーム内で枚数についての意見が割れており、自分は前日の夜、チームメンバーのホドホドさんに「サーナイトexデッキ増えそうやし2枚入れとこう」と言われたので2枚採用にしました。

実際大会当日も、雑に1枚使うことで相手に安心させ、その後相手が貼ってきたポケストップやヘビーバトンを2枚目のスイーパーで刈り取る動きが出来て強かったです。

・カウンターキャッチャー 1
このデッキは、最初のミライドン以外は全てexで戦うので、原則相手のサイド進行は5→3→1となり、こちらがカウンターキャッチャーを打つためのサイド調整が比較的容易になっています。

ごっつぁんプリファイを強く使うためにも、最後にベンチポケモンを呼ぶ手段は厚めに積みたかったので1枚採用しました。

・アンフェアスタンプ 1
最強のカードです。
とりあえずこれを使いながら、テツノイバラexでワザを打つだけで押し切れるケースも少なくないです。
使わない試合はLO対面以外に無いので、山札を見る場合は、真っ先にサイド落ちを確認してください。

ポケモンのどうぐ 5~6


・ブーストエナジー未来 4
入れ替え枠+打点アップ枠という凄まじい性能のカードで、4枚フルで使う対戦も多いので、4枚採用です。
ただし、強いカード故に対戦相手もこのカードの枚数を確認して、こちらのワザの打点がいくら出るか、後ろのポケモンを縛って勝てないか、などを考えているので、なるべく無駄に貼らないようにしたいです。

・わざマシン(デヴォリューション) 1
リザードンexやサーナイトexが高い耐久を押し付けてきた時に、返すのが中々難しかったため、1枚採用しています。

雑にお祈りで打つこともありますが、基本的には事前にミライドンなどで相手がきぜつするようにダメージを与えておく、ナンジャモやアンフェアスタンプと併用する、テツノイバラexでデヴォリューションを打つようにする、など相手が復帰するハードルを少しでも上げることを意識すると通りやすくなります。

また、このカードはポケモンのどうぐなので、先にブーストエナジー未来を貼っているとロストスイーパーを持っていない限りそのポケモンではワザが使えません。
打つ可能性のあるポケモンにはひとまずブーストエナジー未来をつけないでおきましょう。

・勇気のおまもり 0~1
ガチグマexとリザードンexを考慮して1枚採用しています(かずおのみ)。

ガチグマexにはこちらが大切に育てたテツノカイナexが簡単に取られてしまうので、サイドを3枚ほど取ったタイミングで手札干渉と合わせてテツノカイナexに貼り、ガチグマexによるカウンターのハードルを上げます。

また、ルギア対面でイバラを押し付けた時、相手がハバタクカミのたたりとばすから入ってくる展開がままあります。
その場合、相手がチラーミィが置けていなくてもルギアでイバラやカイナを倒せるように、ベンチのカイナやイバラに1点を撒いてくるので、そこの確定数をずらすために貼ったりもしていました。

リザードンex対面では、序盤からマキシマムベルトをつけて速攻で詰めてきたリザードンexと殴り合うために使用したり、そうでない場合は2枚目のサイドを取るテツノイバラexに貼って2パン合戦に持ち込んだりしていました。

サポート 13


・ペパー 4

最強のサポートです。
特に序盤~中盤においてのバリューが非常に高く、1ターン目ならテクノレーダー+ブーストエナジー未来、2ターン目ならアンフェアスタンプ+ブーストエナジー未来orわざマシン(デヴォリューション)など状況に合わせて欲しいものを持ってくることができます。

そのため雑に使うのではなく、1ターン目はミライドンでエネ加速までは出来るからあえて使わずに2ターン目のアンフェアスタンプ用に残しておこう、みたいなプレイングを意識しましょう。

・博士の研究 3
このデッキは、あまりカードをトラッシュに送りたくないので出来ることなら採用したくはなかったのですが、他にまともなドロソが無かったので仕方なく3枚採用しました。

・ナンジャモ 3
博士の研究と同じく、主にドロソとして3枚採用しています。

こちらは博士の研究と違ってカードをトラッシュに送る必要はないものの、まずミライドンでこちらがサイドを1枚取るところから試合が始まることも多い関係上、あまり強いカードではありません。
ただし、相手の手札を流す役割も持てるので、相手にアンフェアスタンプを乗り越えられた時には頼りましょう。

・ボスの指令 3
このデッキにおいて、相手のベンチポケモンを呼ぶことは最強の動きなので、厚めに3枚採用してます(4枚入れてもいいとさえ思うレベル)。
ミライドンで後攻1ターン目から相手のベンチポケモンを進化する前に倒す、テツノイバラexで相手がベンチで育てているメインアタッカーを先殴りする、テツノカイナexで最後に後ろのベンチポケモンへごっつぁんプリファイを打ちに行く、など使いたい場面しかありません。

1試合で3枚フルで使うこともざらにあるので、テクノレーダーのコストにする時は本当に切っていいか、手札のボスによく確認してみてください。
嫌そうな顔をしていたら、切るのはやめましょう。

エネルギー 16


・基本雷エネルギー 11

このデッキはほとんどが雷エネルギーでワザを打つポケモンで構築されているので、エネルギーの配分はここを多めに割り振ってます。
エレキジェネレーターのヒット率も考えるともう少し厚めにしたい気持ちはあったのですが、枠の都合上これが限界でした。

・基本超エネルギー 2
実は最初期案には入っていなかったカードでした。
相手がミライドンを避け続けてきた場合にスパーキングアタックを打つ圧をかけたいということで2枚採用しています。

アクセルピークを2回打つ時はミライドン自身に1枚加速しておくと、相手にミライドンを取りたくないが放置もできないという2択を押し付けることができます。

その他にもカビゴンLOに対して強く出られるようになったり、テツノカシラexがワザを打てるようになったりと他のメリットも生まれたので、採用して良かったカードだったと思います。

・ダブルターボエネルギー 3
テツノイバラexやテツノカイナexを使いやすくするために3枚採用しています。
これによってジェネレーターへの依存度が下がり、デッキの安定感が上がったと思います。

2枚だとそもそも引けないことが多く、4枚だとかさばってしまう感じがしたので、折衷案で3枚にしました。
テツノイバラexでスタートした時にダブルターボをテツノイバラexに貼る動きが単純で強力です。

不採用カード


・ミュウex
(かずおはDay2のみ不採用)

相手の手札干渉に強くなり、ギラティナVstarやゲッコウガexのワザを使ってカウンターが出来るなどの役割はあったのですが、Day1でゲッコウガexもギラティナVstarも全然見かけなかったため、かずおもDay2では不採用としました。

ミュウexに3エネが付く展開も多くはなく、スタートして嬉しいポケモンでもないので、自分は両日とも不採用としています。

ヘビーバトンを採用するなら、ワザを打ちやすくなるので採用してもいいかもしれません。

・ガチグマex
後半、エネルギーをあまり使わずに高打点を出せる点は非常に優秀なのですが、このデッキは入れ替えがブーストエナジー未来のみなので、スタートしたりワザを打った後にベンチに下げることが出来ない点が重くて不採用になりました。
入れるならいれかえカートなどとセットで採用することになりそうです。

・ミライドンex
未来デッキの中でも最大打点が出ますが、エネ要求がやや重く、また打点もすさまじく高いというわけではないので不採用になりました。

・ミライドン(3枚目)
ロスト系統やサーナイトexデッキに対して、ミライドンをひたすら出す方が強いのではないか?と考え、一時期検討していました。
しかし、結局どちらもミライドンを3枚以上出す意味があまりなく、出しても2枚あれば事足りるという結論に至り不採用になりました。

・テツノツツミ(2枚目)
サイド落ちケア+ハイパーブロアーを2回言いたい試合がたまにあったので、検討していました。
結局枠の都合で見送りましたが、2枚あると雑に1回打てるようになるので、枠を空けることが出来れば採用したい1枚です。

・エリカの招待
最後どうしようもない時にお祈りで使う枠として検討してました。
突然勝ち筋を作れるカードではあるので、ワンチャン採用してもいいです。

・改造ハンマー
 シンオウ神殿

ルギアVstarのギフトエネルギー対策として採用を考えていました。
改造ハンマーはペパーからサーチが出来、シンオウ神殿は相手に剝がされない限り残り続けるというメリットがそれぞれありますが、結局ボスの指令などでギフトエネルギーを避ければよく、ダブルターボを採用したことでシンオウ神殿も噛み合いが悪くなったということで一旦不採用になりました。

・わざマシン(かじばのいちげき)
未来バレットの数少ない高火力を出す手段で、前日最後まで入れていた1枚です。
カウンターキャッチャーのパートでも書きましたが、このデッキは比較的相手のサイドが1枚の状態になるため、かじばのいちげきの条件を満たしやすいです。

ダブルターボ込みでもガチグマexを返すことが出来る上、このワザにもテツノカシラexの打点が乗るため、リザードンexやアルセウスVstarなどの高耐久ポケモンも倒すことが出来ます。

ここまで書くとかなり有用に感じるのですが、実際のところ上手いことパーツが揃わずワザを打てないことが多かったので、不採用になりました。

・ヘビーバトン
エネ供給を楽にしてくれるカードなのですが、受けカードなのがあまり好きなれず、ダブルターボとも噛み合わないので不採用になりました。

ただ、テツノカイナexをより強く使うことができるため、採用の余地はあると思います。

4.基本プレイングと各デッキ対策

基本プレイング

大前提としてこのデッキは後攻を取ります。

1ターン目
ミライドンでアクセルピークを打ち、ベンチのテツノイバラexもしくはテツノカイナexにエネルギーを加速します(基本的にはテツノイバラex優先)。
その際、ここで相手のバトルポケモンやベンチポケモンを取れるなら取ってください(ヒトカゲ、ポッポ、ビッパ、キュワワー、チラーミィなど)。

テツノイバラexが後攻1~2ターン目にワザが打てそうで、なおかつリザードンexやルギアVstarなどテツノイバラexが刺さりそうな相手ならば、あえてテツノイバラexをバトル場に出してワザを打つ、もしくは手貼りのみでターンエンドしてもいいです。


2ターン目
相手がミライドンを倒してきた場合は、アンフェアスタンプを使いながらテツノイバラexで相手にワザを打ちます。

ここでアンフェアスタンプが打てなかった場合は、これ以降打てるタイミングで打ちます。


3ターン目
おそらく相手はそこまで大きな動きが出来ず、大体はテツノイバラexにワザを打って2パンを狙うくらいです。
テツノイバラexで相手のアタッカーを削りつつ、テツノカイナexの準備を進めましょう。

4ターン目以降
優勢ならそのままテツノイバラexからテツノカイナexに繋いで勝ちましょう。劣勢ならナンジャモやアンフェアスタンプからのデヴォリューション、ベンチポケモンを呼んでからのツインショーテルなどであがきましょう。

対リザードンex

相性:五分
相手の先攻の盤面が脆かった場合、後攻1ターン目からヒトカゲやポッポなどを取りにいきます。
ただ、その際にテツノカシラexは基本的に出さないようにします。

対リザードンexでは、最初にテツノイバラexやテツノカイナexに2パンでワザを打たせたいので、弱点で楽にサイドを2枚与えてしまうテツノカシラexを置くとサイドレースがやや不利になってしまうためです。

出す時は、相手の場にヒトカゲが1体しかおらず、そのヒトカゲさえ取れば次のターン相手は何も出来なくなると判断した時くらいです。

ミライドンでエネ加速した後は、テツノイバラexで相手の特性を止めながら戦っていきます。
炎エネルギーが1枚ついているヒトカゲや、デヴォリューションでの一貫が取りづらくなるリザードなどは積極的にボスの指令で倒しておくと戦いやすくなります。
先攻2ターン目にマキシマムベルトがついたリザードンexを作られたり、アンフェアスタンプ後に解決札を引かれたりすると非常に苦しい試合にはなるのですが、相手の要求もかなり高く中々ハードルを越えられないため、相性的にはおそらく五分だと思います。

対ルギアVstar

相性:五分
一見有利そうに見えるマッチなのですが、全然そんなことはなく、ルギアVstar側がぶん回れば正直勝てないです。
特にチラチーノとガチグマexが非常に重く、こいつらを3回ほど投げられると簡単に押し切られて負けてしまいます。
なので、後攻1ターン目からまずは全力でチラーミィをミライドンで叩くorテツノイバラexで止めて、相手の動きを遅らせましょう。

中盤以降にテツノカシラexを3体置く意識をすると、アクセルピークでチラチーノと渡り合えるので戦いやすくなります。

ボスなどと合わせなければアンフェアスタンプお祈りもギフトエネルギーに阻まれてしまうので、本当に相手の回り次第なゲームです。

対ロストバレット

相性:五分
ミライドンでワザを打った後、相手がウッウでミライドンを取り返して来たら、アンフェアスタンプ+テツノカイナexでさっさと勝ちに行きます。

その際にエレキジェネレーター等でテツノイバラexにもエネルギーが供給できていれば、返しにガチグマexやトドロクツキexにテツノカイナexが取られてしまった場合も安心です。

相手がプライムキャッチャー等でミライドンを避けて裏を取りにくる展開だと、テツノカイナexに勇気のおまもりを貼っていれば、カラミティストームでもブラッドムーンでも倒せず、相手はくるいえぐるを使うしかないので、アクセルピークでゲームを再展開することができます。

対ロストギラティナ

相性:五分〜微不利
ロストバレットと同じように立ち回りたいですが、ギラティナVstarが1体でサイドを4枚も取ってきます。

序盤からキュワワーを狩ったり、進化前のギラティナVを呼び出してワンパンすることでサイドレースを少しでも楽に進めたいです。

対サーナイトex

相性:五分
対ロスト系統と同様に、相手の盤面が完成する前にミライドン+テツノカイナexで勝ちたいです。

最速で動かれると厳しい展開になることも多いですが、こちらが後攻1ターン目から盤面を荒らせることと、相手の2ターン目が基本的にエヴォリューションなのでミライドンがワザを2回使って盤面のエネルギーに余裕を持たせられることから、五分としています。

対パオジアンex

相性:五分
テツノイバラexが輝くマッチではあるのですが、相手も相手でキャンセルコロンなど対策札はあるので、決して有利なマッチではありません。
特に、一度基本水エネルギーが4枚トラッシュに落ちてしまうと、後はスーパーエネルギー回収を引くだけで常にワンパンされてしまうので、相手の要求値もそこまで高くないのが厳しい点です。

ポケストップやビーダルを処理しながらアンフェアスタンプを打つ、デヴォリューションでセグレイブを退化させるなどで対リザードンexの時と同様に、相手の要求値を上げることを意識して戦いましょう。

対コントロール

相性:五分~微有利
スタートしたポケモンで戦います。
スタートしたポケモンに加えて、相手のレントラーやガチグマexで負けないようベンチに1匹だけポケモンを置いたら、あとはワザを打ち続けます。

エリカの招待でテツノカシラexを出されると面倒なので、テクノレーダーでテツノカシラexを手札に集めた後、ナンジャモでデッキの下に送ります。
最悪出てしまったらツインショーテルとデヴォリューションでポッポを刈り取るものになってください。

↑チームやべーやつはペルソナ3を応援しています

対アルセウスVstar+ギラティナVstar

相性:不利
最初からテツノイバラexを出して、相手が止まってくれることを祈りましょう。
ギラティナVを進化する前に取るか、ギラティナVstarに先殴り出来ればギリギリ勝ち目があるかもしれませんね。

はい、全対面五分というタイトルは嘘です。

5.最後に

チーム全員でCLに向けて毎日練習し、作り上げたデッキなのでとても気に入ってます。
CL愛知では使い手のプレイングが追い付かず、9-5と11-3というあと一歩届かずといった結果に終わってしまいましたが、それでも胸を張って最高のデッキだったと言えます。

4月末には変幻の仮面が発売し、ジャミングタワーやレガシーエネルギーなど向かい風なカードもありますが、まだまだ使えるデッキタイプだとは思うので、皆様も良ければ組んで回してみてください。
このデッキは、本当にプレイングが難しく、全て書ききれていない部分があるので、質問等ありましたらX(@aerodactyl1018)の方にお気軽にどうぞ!
自分もプレイングがわかっていないので、自分がこのデッキのメイン制作者のふすまに聞きに行きます!笑

以上です!ここまで読んでいただきありがとうございました!!

読んでいただいてありがとうございます。コメントでもなんでも反応いただけると喜びます!