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眺めているだけで幸福感に浸れるハッピーハッキングキーボードの話

ハッピーハッキングキーボードを使い始めました。
正直引くほど高額なキーボードではあって、これまで何度かほしいと思ってはあきらめを繰り返していたのですが、日本語配列の無刻印が登場したというニュースを見た途端、飛びつくように買ってしまいました。

折角買うなら徹底的に自分好みのキーボードにしてやろうと、キーボード本体、無刻印キートップ、カラーキートップとまとめて買いそろえてかなりの出費をしてしまったのですが、眺めているだけで幸福感に浸れる最高のキーボードになったと思います。これはもう、道具というか、嗜好品の域ですね。もちろん。打ちやすさや打鍵感、打鍵音など、道具としても素晴らしく、すっかりハッピーハッキングキーボードのとりこになってしまっています。ハッピーと名の付く意味が分かったというか。

というわけで、実際に使い始めて分かったハッピーハッキングキーボードのハッピーポイントを紹介します。

自分好みのキートップに変えられるのがハッピー

このキーボードの写真を検索すると、本当にいろいろな表情にカスタムされたものの写真がたくさん出てきます。このことからもわかる通り、ハッピーハッキングキーボードの魅力の一つがキートップのカスタムでしょう。
白と黒のキートップを組み合わせたものや、ほかのメカニカルキーボードのキートップに変えたものなど、本当に表情豊かです。

自分は使ったことはありませんが、キートップ刻印サービスなどもあるようです。本当にマニア向けというか、「キーボードを楽しむ」ためのキーボードという感じですよね。

自分の場合、ヘッダ写真のように、白の無刻印をベースにカラーキートップを入れて、アクセントに一部文字を残してみました。
どこに色を入れるか、どの文字を残すかなどあれこれ考えるのも楽しいです。

打鍵感がハッピー

これも皆さんいわれてますね。すこすこすこという感じの快適な打鍵感があります。このキーボードで1日仕事をして、ノートPCのキーボードを触ると、押し込み感が全く違ってちょっとびっくりするほどです。ノートPCのキーボードの上にこのキーボードを乗せて使うというスタイルで使う人も結構いると聞きますが、そうしたくなるのがすごくわかります。

打鍵感が気持ちいいからなのか、キーを打つ指の走りが軽妙になるというか、軽やかな気持ちになるんです。

指が慣れていく感覚がハッピー

このキーボードは独自のキー配置のところがいくつかあって、最初は指がちょっと戸惑うのです。日本語配列の場合は、右シフトの隣にカーソルキーの上キーが来ていて、最初のうちはシフトキーを押そうとして上カーソルを押してしまうことが頻発しました。

このキーボードの魅力に高いキー配置カスタム性もあって、DIPスイッチで上カーソルをシフトに切り替えることもできます。ただ、そうすると今度はカーソルキーが使いにくくなってしまうため、自分としてはどちらにするか悩みました。

ただ、やはりカーソルキーは使いたいということで、そのままで少し使い続けていたところ、すぐに指が慣れて、間違えて上カーソルを押すことはなくなりました。最近はテレワークで仕事をするときにもこのキーボードを使っていますが、全く支障なく使えています。無刻印でも問題なく扱えているというところに、この道具が自分にすごくなじんでいるという手ごたえを感じることができて、それがまた心地よかったりします。


というわけで、短期間ですっかり信者になってしまったのですが、ハッピーハッキングキーボード、個人的には本当におすすめです。高額ですが、使ってみる価値は十分にあります。キーボードが趣味になってしまうみたいなところもありますが、キーボードに毎日それなりに触れている方なら、キーボードを趣味にするのもいいかも、って思います。

ハッピーハッキングキーボードは、本当に幸福感に浸れるキーボードでした。


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