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新千歳にナッシー!

6月中旬の昼下がり、思いがけず新千歳空港に進入してきたのは「ナッシージェット」。ソラシドエア(宮崎)のボーイング737-800型機、JA803X です。


▲ 南国っぽい派手な機体

宮崎だいすきポケモンに任命された「ナッシー」が、ボディにたくさん描かれています。「ナッシージェット宮崎」は、ことし2023年3月2日から3年間の予定で運航中とのこと。


▲ Soraseed Air

宮崎の青空が似合いそうな明るい機体ですね。機内もポケモンで溢れているそうで、機会があれば搭乗してみたいものです。

車輪のカバーだって、このとおり。

▲ ナッシーは「やしのみポケモン」

北海道の翼 エア・ドゥと 九州拠点のソラシドエアは、昨年10月に共同持株会社(RegionalPlus Wings Corp.)を設立して経営統合しました。両航空会社はその傘下で経営の効率化を図っています。

もともと両社の路線は重複しておらず、共にボーイング737NG機を運航していることによるコスト削減効果などを期待しているのでしょう。

NG : Next Generation /AIRDOは737-700型機、ソラシドエアは737-800型機


▲ ボーイング737-800型機、ソラシドで14機運航中

6月27日、AIRDOの新社長は737型機の更新を前倒しで進める考えを示したようです(NHK)。同社が策定した「2022年度~2026年度 中期経営計画」(以下、中計)の機材戦略によれば、「…2027年度(目途)より新型式の低燃費機材への全面的な機材更新を行う方針とし、中計期間で機材構成の検討、導入に向けた準備を行います」(2022年5月30日付広報資料)とされていましたから、更新時期を少し早めたい気持ちがあるようです。「両社で持っている整備部門を1つにすることでコストダウンを図る(新社長、NHK)」なら、AIRDOの次期小型機材は自ずと737-800あたりに統一されることになるのかな?


▲ ボーイング737-700型機、AIRDOで8機運航中


※ 写真はすべて、2023年6月、やぶ悟空撮影

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