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不安を煽ってくる人との付き合い方

当事者でもないのに、ありとあらゆる不安を事細かく提示して、大丈夫?苦労するのはあなたなのよ?
と さもあなたのことが心配だから、よかれと思って言ってるのよ…。
とまだ起こってもいない事をぐだぐだ言ってくる人。

何がしたいんでしょうね?
親切ではなく余計なお世話。
本当に「心配している」のでしょうか?本心は違うところにある気がしますね。
こんな話を聞いていると気が滅入ってきて、嫌な気分にしかなりません。
切っても問題ない関係の人なら距離を置きましょう。
でもどうしても関係を切れない人だったら?

これは私にとっての母なのです。母はまさに不安を煽る人。
まぁもとからすごい心配性で。先々まで勝手に心配してくれちゃうんですわ。で、それを全部私に伝えてくるんですよ。そして結論は「危ないから辞めなさい」。

私は時に真に受けて不安にかられたり、時に憤慨して「あなたに決める権利はない」と抗議したり。
まずは不快感を覚え、次に怒りが湧いてくる。
当事者は誰なのかと。私であって母ではない。
だいたいをはねのけて、自分のしたいようにしてきた。
それをあまり意識せずに過ごしてきた。

今晩も母が、第二子が生まれて里帰りを終えてあなたの家に帰ったら、きっと夫くんは協力してくれないからとっても大変よ。義理のお母さんに来てもらったら?きっと夫くんは掃除もしてないだろうし、娘ちゃんの面倒なんかもちゃんと見れないかも、最初の授乳なんて1回に1時間以上もかかるんだから本当に大変なんだから…うんぬん。

わたしだって、夫の育児参加を不安視してる。言われなくてもわかってる。
そこをなんで、あえて言うのか。いつもそう。
直面してなんとかしないといけないことを、はじめから悲観して何になるのか。当事者である私の気分を暗くさせることになんのメリットがあるのかなぁと、ざわつく心で冷静に考えてみた。

この人「人の不安を煽る人」なんだな、と腑に落ちた。
母の特性に名前をつけたら、ああ、そうだったんだ。そうしないと気が済まない人なんだなと、客観視できた。
自分が不安の中にいるから、それを人に指摘しないと気がすまない。
娘であるわたしにはより一層気兼ねなく言えてしまうんだろうな。

母から不安を煽られると「そうかもしれない、、」と不安になってきて、その気持のまま夫に、第二子が生まれてもあなたのワーカホリック直らないんじゃないの?と言って喧嘩になったりしてた。私の心が弱かった。

母がどんなに不安を煽ってきても、当事者は私であり母じゃない。
立ち向かうのは私。母が言う言葉は雑音でしかなくて、それで気分を害する必要なんて微塵もなかったんだ。もう30歳だよ?
それも一つの意見ですね、くらいで 真に受ける必要はなかったんだ。
今までの私はたびたびムキになって噛み付いて、心を浪費してたな。

どうせ言葉をもらうなら、きっと大丈夫、なんとかなるよ、とか。
無責任でも構わないから、背中を押してくれるような温かい言葉がいい。
そんな言葉を使う人の側に居たいし、私はそうありたい。
だって、不安を持ってるのは事実だから。
不安を並べて、不安な人をさらに不安にさせることの無意味さ。。
なんたる無駄。
(まぁたまには、良薬口に苦しな優良な意見もあるかもしれないけど)

悲しいけど、私の母はネガティブな言葉を連発する人なのだ。
わたしはもう、その言葉に惑わされない。
自分の道を進むのは私しかいないんだから。
四の五の言っても、お腹の子は生まれてくる。あとは腹をくくって進んでいくだけ。

母からの卒業!もう支配されない。

過去のトラウマを一個精算したような、清々しい気分だ。

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