ヤチヤチル

小説やエッセイを書いています。文筆家になりたい。 ○Twitter:https://t…

ヤチヤチル

小説やエッセイを書いています。文筆家になりたい。 ○Twitter:https://twitter.com/bi_dep_bee (@bi_dep_bee)

マガジン

  • 頑張らない生活をしよう

    ヤチヤチルが送る、頑張らない生活のアドバイス

  • ヤチヤチルのショートショート

    執筆したショートショート(短い小説)をまとめています。

  • 「私の嫉妬」シリーズ

    私のちょっとした嫉妬をエッセイにしました。

  • 生きづらさからの解放~Twitter生存戦略~

    Twitterというツールを使って、ボクがどのように双極性障害という精神疾患の困難を切り抜けてきたのか、についてのエッセイ集です。気が向いたときに公開していく予定です。

  • 自宅警備員二人体制

    家に引きこもっている夫婦の日常。

最近の記事

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【自己紹介】私という人間を知って欲しいという承認欲求

自己紹介というのは私という人間を知らしめるためにあり、所詮自己満足、承認欲求でしかないかもしれないが簡略に自分のために綴ってみたい。 ■基本データ性別:男性 生まれ:千葉県 恋愛対象:女性 既婚・未婚:既婚 身長:163 cm 好きな食べ物:白ごはん、妻の作った料理 趣味:チワワと遊ぶ、読書、物書き、Twitter 好きなミュージシャン:中島美嘉、椎名林檎 ■スペック最終学歴:東京大学大学院 職歴:プログラマ→Webライター 主な資格:基本情報技術者試験(C言語)、弓道初

    • 相手に期待しない

       何だかネガティブなタイトルだなあ、と感じるかもしれませんが、割と前向きな話です。  人間ついつい相手に期待してしまうもの。というか、人間関係は期待や信頼で成り立っているところもあります。後輩に期待する、上司を信頼する、友人を頼る、などなど。ことさら家族には期待しがちでしょう。話を聴いてくれる、行動を変えてくれる、とか勝手に期待してしまいます。  一方で人間社会は裏切られるのが常。自分が期待した反応や行動を相手がしてくれないことも多々あります。仕方ないですよね、相手も自分

      • 「人間してる感を味わう」ためのスケジュール立て

         一日のスケジュールなんですけど面倒だったり圧迫感があったりして立てない人も多いと思います。私もその一人でした。ただ、生活にあまりにもメリハリが生まれなかったり、だらだらと暇を持て余してしまうので、ちょっと心構えを変えてみようと考えました。  とはいえ、元来の面倒くさがりでだらだら人間。病気のこともあって、無理は効かないし、すぐにへばってしまう。普通の人と同じようにスケジュールを立てては長続きしないし、いつか潰れてしまう。  なので、スケジュール立てのルールを決めました。今回

        • 目に入るのはすごい人だけ

           人間誰しも、稼ぎたい、売れたい、人気者になりたい、ちやほやされたい、という願望が大なり小なりあるものです。そして、実際に大金を稼いでいたり、みんなの人気者だったりする人も存在します。すごい人ばかり……と感じることも多いのではないでしょうか? すごい人ばかり目に入る困った現実   本屋さんに行けば、「秒で〇〇万円稼ぐ方法」といった自己啓発本や、同一著者の小説や漫画がずらっと並んでいたりします。すごい人であふれているように感じますよね。  Twitter(現・X)なんかは顕

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        【自己紹介】私という人間を知って欲しいという承認欲求

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        • 頑張らない生活をしよう
          4本
        • ヤチヤチルのショートショート
          7本
        • 「私の嫉妬」シリーズ
          10本
        • 生きづらさからの解放~Twitter生存戦略~
          13本
        • 自宅警備員二人体制
          9本

        記事

          楽を金で買う節約術

           以前精神科医に、「つらいときは楽を金で買え」とアドバイスをされました。  楽を金で買う、と聞いたときに 「楽を買えるだけの余裕はない」 「そんなのできるの裕福な人だけ」 「一般庶民には無縁」  などと思う方が多いと思います。  まあ、実際そうですよね。ご飯を作るのが大変だから外食やデリバリーを頼り切りにするのも負担ですし、お掃除ロボットを買うくらいなら自分で掃除するという人も多いはず。ましてや、家事すべてが大変だからといってハウスキーパーさんを雇える人なんて一握りでしょう

          楽を金で買う節約術

          【感想・書評】ジェームズ・W・ヤング『アイデアのつくり方』

          先日、ジェームズ・W・ヤング著(今井茂雄訳)『アイデアのつくり方』(1988 CCCメディアハウス)を読みました。 アイデアは企画職や営業職だけでなく、デザイナー、漫画家、文筆家といった創作系の職業や、日々の暮らしの工夫まで重要となると思います。ヤングの略歴を含めても102ページなので、読むだけなら(帯の通り)一時間で済みますし、お値段もお手頃なので、一読の価値はあるのではないでしょうか。 今回は『アイデアのつくり方』を読んでの感想を綴っていきます。約1000文字と短めで

          【感想・書評】ジェームズ・W・ヤング『アイデアのつくり方』

          【抱負】ココナラで案件をもぎ取りたいので頑張ろうとしている話

           目標を人前で宣言することは目標達成において良いと聞いたようなことがある。なので、自分のためのまとめ的な意味でも、とりあえずの目標を書こうかなと。あと、文章を書く機会が増えそうというのも理由。 【直近の目標】身につけた経験やスキルを活かす、そしてさらにスキルアップのために、ココナラで案件を獲得する 大した経験もスキルもない癖にwと笑われてしまうかもしれないが、人間持っているもので勝負するしかないし、使えるものは使わないと損である。なので、少ない頭をひねって何ができるのか必死

          【抱負】ココナラで案件をもぎ取りたいので頑張ろうとしている話

          煙草が値上がりしたのでVAPEを始めてみた話

          ・VAPEを使い始めた経緯 煙草からVAPEに切り替えたのは2021年10月からの煙草の値上げがきっかけだ。 これまでちょこちょこ煙草の値上げは繰り返されてきた。その度に財布の痛みに耐えたり、他の煙草に乗り換えたりしていた。しかし、とうとうIQOSのHEETSシリーズが500円を超え、夫婦二人分が1000円札では買えなくなってしまった。加えて、我が家にはお金がない。月の煙草代は3万前後と馬鹿にならないので、VAPE(ベイプ)に移行することを決意したのだ。 ・VAPEとは?

          煙草が値上がりしたのでVAPEを始めてみた話

          エゴサーチ【ショートショート・超短編小説】

           ライブ前、控室では地下アイドル達が各々好きなように時間を潰していた。ダンスの振り付けや歌詞の確認をする真面目な子もいれば、談笑する子、成分はわからないが何らかの薬を飲む子、震える手で酒をあおる子などさまざまだ。  ピンからキリまで控室での過ごし方はあるが、リナはいつも必死にスマホをいじっている。主な目的はインターネットでのエゴサーチだ。8年間もアイドルを続けてきただけあり、エゴサーチには慣れたもので「マシュマロ・クリーム リナ」「マシュクリ リナ」を基本とし、「マシュクリ

          エゴサーチ【ショートショート・超短編小説】

          喫茶ホルン【ショートショート・超短編小説】

           運命の出会いは高校1年生の夏休みの部活帰りだった。  バレーボール部で球拾いに励んでいた当時の私は、平等に練習させてもらえない不満を内に秘め、商店街を歩きながら帰路に就く毎日だった。 「スポーツ推薦だったのに何で練習させてもらえないんだろう」  心の中で愚痴を呟く。今思えば、1年生でいきなり練習に参加できるなんて、よほど才能のある子でなければ無理だとわかる。中学生の頃だってそうだったのだから。それが理不尽であることには変わりないと未だに思うけれども。  いっそ辞めてしまおう

          喫茶ホルン【ショートショート・超短編小説】

          根性論は報われるのか?

          今の風潮では根性論は悪だとされているように感じる。では、私の経験上どうなのかといえば、根性論で頑張って良かったな、と思うこともあれば、失敗したということもある。受験や就活など、色々な経験があるが、スポーツを通して感じたこともある。それは中学時代のバレーボール部の経験と高校時代の弓道部の経験だ。 ・根性でしがみついた中学バレーボール部時代中学生の頃はバレーボール部に所属していた。背の低さや筋力不足、運動神経の悪さもあり、なかなか芽が出ない日々が続いていたことは今でも鮮明に覚え

          根性論は報われるのか?

          独り、真夜中の片隅で【ショートショート・超短編小説】

          「このまま独りなのかな……」  ユウタは絶望の淵に追い込まれる。 ◇◇◇  ユウタは午前1時の散歩を毎日の楽しみとしている。まだ17歳でこの時間に外を出歩くのはあまり好ましくないことはユウタも承知している。ただ、真夜中のしんとした匂いが好きでたまらなく、ついつい夜な夜な家族に内緒で家を出てしまう。幸運にも今まで職務質問に会ったこともない。  真夜中の空気を存分に味わうには一人で歩くのが一番良い。なので、真夜中の散歩はユウタ本人しか知らない秘密であり、ちょっとしたスリルをも

          独り、真夜中の片隅で【ショートショート・超短編小説】

          地底人【ショートショート・超短編小説】

           洞窟にヒトのような生き物が住んでいるとは思ってもみなかった。洞窟人、いや洞窟は奥に進むにつれ地下へと下っていくので、さしずめ地底人といったところか。  私は洞窟奥深くに広がった、おおよそテニスコート一面分の空間で地底人と遭遇した。地上の人間に比べて細長く伸びた手足、長く尖った耳、赤く小さく光る眼をもつ地底人の第一印象は最悪だった。見る姿はお世辞にも可愛いとは言えないし、とても友好的には感じられない。私は仲間の制止を振り切り、洞窟探索を進めたことを激しく後悔した。「殺される」

          地底人【ショートショート・超短編小説】

          盗聴男【ショートショート・超短編小説】

           丸山という男には変わった趣味がある。他人に言いたくない、言えない趣味を持つ人は少なくないだろう。しかし丸山のそれは、公には言えないような、理解しがたい、人間性を疑うようなものだ。  その趣味とは盗聴である。それも対象は女に限るようだ。どうやら3人の女の部屋を盗聴しているらしい。最近のお気に入りは203号室の女だ。先週は7回のうち4回が203号室をターゲットにしている。豪快に生活音を鳴らしたり、今現在は恋人の気配がなかったりするからだろう。  丸山の趣味は、多くの場合夜7時頃

          盗聴男【ショートショート・超短編小説】

          僕の「彼女」【ショートショート・超短編小説】

           人は常に誰かから愛されたいと願っているものだ。愛は自分を形作る骨格だ。それは僕も例外ではなく、愛を欲している。永遠の、いや、ひとときの愛でも構わない。兎にも角にも愛を必要としている。  常に愛に飢えている僕だが、実は恋人がいる。先行きのわからない愛だが、彼女と過ごす今という時間はかけがえのないものだ。恋人の存在は、ささやかながら僕の愛への渇望を埋めてくれる。僕には友人がいないので誰にも紹介したことはないが、自慢の彼女であって、ちょっとした優越感を抱いている。彼女に支えられて

          僕の「彼女」【ショートショート・超短編小説】

          デマや誤った情報に惑わされないための私の3つの生活の知恵

          政治的論争や科学的知見、社会問題など、私たちは日々生活していくうえで様々な情報を浴びています。最近だと新型コロナウィルスの話が多いでしょうか。 あふれる情報にまみれた生活の中で気になるのが「それって本当なの?」ということ。つまり、情報の信頼度についてで、デマや誤情報は気になります。「それって本当なの?」と考えることができればまだマシなんですが、知らず知らずのうちにあまり正しくない情報に汚染されてしまうこともしばしば。 そんな世の中を生き抜くためには、ある程度工夫が必要だと

          デマや誤った情報に惑わされないための私の3つの生活の知恵