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コミックエッセイ『躁うつ夫婦』を描く妻を隣で見守ってた感想

私の妻は『躁うつ夫婦 二人そろって双極性障害』というコミックエッセイを先日出版した。処女作である。
様々な方から嬉しい感想をいただいているので、私は妻を隣で見守ってた感想でも書こう。

素直さが強み

私の妻は素直な人間で、編集者さんのダメ出しをすんなりと受け入れていたように思う。
良し悪しはあるが、素直に受け入れることは基本的に良いことではなかろうか
ましてや、編集者さんはマンガのプロ。盲目的に従うのは如何なものかと思われるかもしれないが、良い作品を作るためにはプロの意見は無視できない。
編集者は作家を育てる存在だと聞いたことがある。今回の執筆で妻は間違いなく成長しただろう。

私にもできる手助けがある

当たり前だが、マンガを描くのは著者本人にしかできなくて、基本何も手伝えることはない。しかし、それ以外なら出来ることもある。
例えば、家事を積極的にやることは、出来ることのひとつだ。特に絶対必要な食事のメニューを考えたり、準備は進んで頑張ろうとしていた(つもりだ)。
他にも、メンタル的サポートというのもある。執筆作業は長い長い闘いだ。途中で心折れてしまいそうになるが、そこを何とか鼓舞して、立ち直らせることもできる。
素人意見を出すことも出来る。マンガを読むのは素人なので、プロほどではないにせよ、簡単な意見を述べるくらいは可能だ。
頑張っているパートナーにできることは、案外多く転がっているのかもしれない。

最後までよくやりきった

一番強く思ったのは、よくやりきった、ということだ。妻曰く、これまで最後まで成し遂げることができたことはなかったそうだ。
手前味噌だが、妻は本当に頑張った。編集者さんがどんな意見を出そうが、私が手助けしようが、一番頑張ったのは妻だ。
双極性障害の特性上、調子の悪い日もあったが、大体コンスタントに描けていたように思う。
今回の経験で、自分に自信を付けて欲しいと願っている。

まとめ:次のステップへ

まだまだ本が世に出たばかりなので気が早いが、これからも無理のない範囲で何かに打ち込んで欲しい。
妻は今、前を向いている。人生の自信を取り戻し、自己肯定感を高めてくれると嬉しい限りだ。
そんな頑張っている妻をお手本に、私も気合いを入れないと!

ブログとはまた違ったテイストです。