ALGS year3 sprit1、sprit2、championship が終わりました。これにて今年のapexの世界大会は終了となります。夢みたいな、とても楽しい時間でした。year4もあることが発表されたので、来年も世界大会が見られることが決まってとても嬉しく思います。

　さて、肝心の結果なわけですが、ALGSの歴史上、世界一位を獲ったチームは、TSM→DarkZero→DarkZero→TSM→DarkZeroというように、5回の大会が開かれたにも関わらず2チームしか優勝経験がなかったわけです。そして今回のチャンピオンシップで6回目の大会が開かれ、ついにこの二大王者、白虎と青龍、金閣と銀閣、右近と左近、紅と白…………の伝説に終止符が打たれるか、ということに、誰もが注目していました。
　それでは、前置きはいいでしょう、今回の世界一位、優勝チームを発表しましょう。
　今回優勝したのは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……

　
チーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーム・ソロミッド！！！！！！！！！！！！！

…………………………ハイ。Team Solo Mid、TSMです。

　いやあ〜、すごいですね、ホント。よくできてますapex。こんなことあります？格ゲーじゃないんですよ？apex多少なりとも知ってる人ならわかると思いますけど、だいぶ運が絡むゲームじゃないですか。ここまで如実に実力が反映された結果になるのって、本当にすごいですよ。

　TSMの勝ち方もドラマチックでしたね。ALGS決勝は複数回試合をして、その試合結果のポイントが合計50ポイントを超えるとマッチポイントとなり、マッチポイントに到達したチームがチャンピオンを獲った時点で大会終了、そのチームが優勝というルールになってます。今回の大会では8試合目でTSMが優勝を決めて終わったわけですが、それまでにマッチポイントに到達していたチームはTSMの他に6チームもありました。その内、optic gamingに至ってはたった3試合目でマッチポイントに到達し、その後の順位も２位、３位、３位と非常に良い成績で終えており、いつ優勝してもおかしくない状況にありました。一方TSMはというと、6試合目までの順位はたしか１３位とか１４位とかだったと思います。これは今回でTSMの牙城崩れるか〜？と思っていたら、なんと6、7、8試合の三連続チャンピオンで優勝を決めてしまいまいました。これには思わず笑ってしまいましたし、ALGSを司る神がいて、TSMにはその加護があるのではないかと本気で思いましたね。ていうか思ってます。

　この結果についての感想ですが、ぼくはTSMが優勝して本当に良かったと思っています。apexというゲームは所詮運なんでしょと思っている人も多いでしょうが、これだけTSMとDarkZeroの二強状態が続くと、流石にその考えは改めざるを得ないでしょう。キチンと大会が成立するんだということが証明できたわけで、これはALGSという大会にとって非常に良いことだと思います。
　また、選手にとっても上手くなれば優勝できるんだということはモチベーションにつながると思いますし、観戦側もこの二大王者がいつまで君臨しつづけられるんだ！？という見方で大会を楽しむことができます。

　実はぼくはTSMはあまり好きではなかったのですが、決勝戦を見ているうちに、「やっぱTSM勝ってほしいなあ…」という気持ちが自分の中で芽生えて来たんですよね。
　ぼくは日韓のチームが優勝してくれるのが1番嬉しいんです。でも今回は、日韓チームの優勝は無理だと思っていました。それは、周りのチームの好調ぶりに比べて日韓チームは明らかに不調だったのと、正直決勝に進出したチームの実力不足が否めなかったからです。

　では、日韓チームが優勝できないならばどこに優勝してほしいか。opticならいいかなと思っていました。ぼくのnoteを見返してもらえれば分かる通り、ぼくは一貫してopticは北米最強チームの一角だと考えています。最強のチームが優勝するならそれでいい。しかし、他のマッチポイントチーム………。完全にぼくの素人考えというか、スプリット2までの感覚で止まっているイメージですが、ドリームファイア（DF）やブラックハウンドなどは、優勝の器ではない、という風に思います。確かに強い、ドリームファイアなんかはグループステージも一位で突破した強豪なのは間違いない……んですが、2ヶ月前までのDFはそもそも決勝に進出できるかどうか、くらいの実力のチームでした。ブラックハウンドも前回１９位です。それがたった2ヶ月でTSMやDarkZero、opticに並ぶ実力に成長したとは考えづらい。こんな言い方をしては失礼ですが、たまたま今回の大会調子が良かった、噛み合いが良かった、のだとぼくは解釈しています。なにせ今回の大会は番狂せが多かった。DarkZeroや我らがfnaticが決勝進出を逃したり、ヨーロッパ最強のアライアンスが負けまくったりと、普通なら考えられないような展開で進行してたんです。その中で今までパッとしなかったチームがメチャメチャ良い順位を取っているってなったら、なんか今回の大会変だな〜って思っても仕方ないでしょう！？

　そんなわけで、どうせ日韓チームが優勝できないならTSMが優勝して絶対王者として君臨し続けてくれ〜ッて思ってたんですね〜。ALGS興味ない人に話すときも、「今まで6回大会やったけど2チームしか優勝してないんだよ〜」って言えた方が興味持ってもらいやすいとおもいませんか？だからTSMややアンチのぼくとしても、今回の大会はこれで良かったな〜って思ってるワケです。

　ただ、次こそは！我らが日韓のチームに優勝してほしいと、強く願っています。正味、今の段階ではTSMとDekZero以外のチームはモブキャラみたいな扱いをされていますが、そこを脱して、日本でも韓国でもどっちのチームでもいいから優勝をかっさらってほしいと思います。

　では、今回はこのへんで。次回のALGSも一緒に楽しんでいきましょ〜〜〜

　バ〜〜〜〜〜〜〜〜イ＾＾＾＾＾＾＾＾＾