Buddies感謝祭を経て、どうしても話しておきたいこと

こんにちは、宿です。
初めて会う人に「宿です」って言わなきゃいけないやつ、やめたい。


さて、Buddies感謝祭に2日間参加して参りました。

いつもとは異なり、
トークコーナーなどもあるとのことで
どんな感じになるかな〜とは思っていましたが、
期待していた以上の神イベントだった。
普通に今年一の神イベントだった。


そんな神イベント、
トークコーナーといいますか、クイズだったり、
そんでもって大目玉、TAKAHIRO先生による楽曲解説であったり
たくさん見どころはあったのですが、
その中でもやっぱりライブの話をしたい。
でもツイートにするには量が多すぎる。
ということでnoteを書いております。ええ。

でもさすがに全部やってたら世が明ける、
いや、読む時間によっては日が暮れる?
なんかあれですね、ブログに「おはようございますこんにちはこんばんは」って書くアイドルさんいらっしゃいますよね、それっぽいですね(そか)

まあとにかくめちゃめちゃ長くなってしまうので、今回は

・条件反射で泣けて来る
・Nobody's fault
・僕のジレンマ

の、2日間ともやった楽曲のうち3曲について書こうと思います。

ええ3曲⁉️少なくね⁉️
とお思いかもしれませんが、
ご安心ください。ちゃんと長いです。
ので心してご覧下さい。(?)

条件反射とノバフォに関しては、
初日が条件反射、2日目がノバフォと
TAKAHIRO先生による解説が行われた曲なので、
多少、その話も混ぜるかもしれません。
本当はこの解説コーナーだけで1本note書けますが、
今回は少し割愛します。

それでは早速〜



条件反射で泣けて来る

まずこの曲の今回の見どころ。

ペンライトがつけられる。

ツアーでは最初に披露され、かつ
ペンライト使用が規制された状態でのパフォーマンスだったため、
え、何つけよう、と。
みんなが思い思いに、推しメンのサイリウムカラーだとか
曲のイメージから考えてだとか
その結果まばらになっていたペンライトが
なんだか美しく感じました。
不揃いの美ってある。

TAKAHIRO先生曰く、
この楽曲には欅坂時代の1st~9thシングルの
フォーメーション(あるいは要素)が盛り込まれているそう。
と聞いてしまった以上、探さない訳にはいかないのです。
初日は2階席だったので上から見られたのですが、
Aメロの2フレーズ目

後になって振り返ると
あの頃ってあれはあれで楽しかったなって
思えて来るもんなんだな

『条件反射で泣けて来る』より抜粋

で三角形(坂道マーク)になっていることに気づきます。
うおー!すげー!
なんとなーくぼんやりした記憶で、
せかあいに同フォーメーションがあったような気がしたのですが、
後々考えると不協和音かもしれない。いや、わかんない。

まずいですね、楽曲解説の話は挟み挟みにするはずだったのに
今のところメインです。
話を戻します。

条件反射にはどこか
「だんだんと感情が爆発していく」
みたいなテーマがある感じがしています。
その引き金になるのが
『無理だったんだ』なんだと思います。
(↑歌詞の引用、全部引用ツール使おうかと思ったんですが2個目にして疲れました。)

引き金が引かれたあと、
今回に関しては向く方角を変え
感情が爆発し、最大火力で間奏を踊る櫻坂さん。
圧倒。圧巻。

ツアーでは天ちゃんはピアノで飛び出し
メインステージの照明も点滅だったため、
全員が揃った間奏ダンスをちゃんと見られるのは
(MTVを除き)初めて。
とは思わせないような、というか、
むしろ天ちゃんが加わることによってより締まり、
キレが増したパフォーマンスでした。

でもここがMAXではなく、
ラスサビ前
『自分の気持ちに抗えない』
でもう一段階ギアが上がる。
特に、推しということもありますが
田村保乃ちゃん、森田ひかるちゃん、藤吉夏鈴ちゃんの
ラスサビ最初のフリーの振り付けは
それぞれ違っていながら、全てに"意志"があり
その圧倒的なパフォーマンスに息を飲みました。

この楽曲、基本的に踊り続けていますが、
めちゃくちゃ緩急が目立つ曲だと思っていて、
その精度もより上がった
そんなパフォーマンスだったように感じました。

ちなみにまたTAKAHIRO先生解説の話を挟むと、
『愛なんてほんの一瞬』
『永遠の幸せはないんだ』
はそれぞれ順に1期生、2期生が担当していますが、
そこには過ごしてきた時間の違いが産む考え方の違いが反映されているとのこと。
それを聞いてから、
卒業された菅井友香さんのポジションでそのパートをこなす武元唯衣さんを見て
誰が涙を流さないか。
きっと彼女だからできたパートだと
勝手にそう思っています。


Nobody's fault

2年前のそれと比べ、メンバーなどの変化こそありましたが、
それでも変わらない幹があり
より凛々しく佇む櫻坂さんに、
スタート直後から涙が止まらなかったことは言うまでもありません。

こちらも解説を経て、
ありがたく近い席ではあったものの、
瞬きに注目するため時々モニターを見ていました。
すごい。ほんとに全然瞬きしない。
ずっとずっと、前を強く見据える櫻坂さんが
ものすごくたくましく映りました。

それにしても揃い方がすごい。
おそらく揃わないと途端に美しさを損ないかねない振り付けを
これでもかというくらいに揃えてくる。
別に2年前、ひいてはこれまでが揃っていなかったわけでは決してありません。
それでも、今までで1番と言っていいくらい、
美しく揃っていました。
一つ一つの動きが日本刀のように鋭く研ぎ澄まされたそのパフォーマンスに、
この2年で積み上げてきたものの重みを感じました。

そして今回もドーム公演に引き続き、
Cメロの前でステージの前後スイッチが行われました。
特に好きなのが、
『それでも生きる強さを信じろ』で
真反対の正面に勢いよくターンするところです。
あそこの振り付けは個人的に、
"枝葉を伸ばす桜の木"
"そこから舞い散る桜の花びら"
を表しているように感じているのですが、
ターンの幅が増えることで
より美しく花びらが舞っているように見えるのが
綺麗で綺麗で仕方ないんです。
私の角度からはそこで向こう向きになる、
つまりそれ以降後ろ姿を見る形になったのですが、
その"可憐でたくましい"背中を見て
なんだか色んな思いが込み上げてきました。
ああ、大好きだなあ。
何度見てもそう思わせてくれるけれど、
今回はより強く、そう思いました。

そしてここからはまたTAKAHIRO先生解説の話を少し挟ませてください。

この曲のラストに、
森田ひかるさんが手の三角形のポーズ*で
自分の目を抜く振り付けがあります。
(*教会のポーズ。森田ひかるが『誰がその鐘を鳴らすのか?』に出てくる"愛の救世主"である可能性を示唆。)

ここでTAKAHIRO先生と森田ひかるさんは、
右目と左目、どちらの目を抜くか話し合ったそうです。
古代エジプトでは、
右目は「破壊」 左目は「再生」
を表す。
これを踏まえてどちらにするか。

TAKAHIRO先生はどちらでも良いと仰ったそうです。
「破壊」を選び、一度全てを壊して、始めから。
それでも良いと。

しかし森田ひかるさんは左目、
つまり「再生」を選んだ。

以降、TAKAHIRO先生は振り入れをする際
「再生」を意識して作ることが多いのだそうです。

私自身勝手に、
「櫻坂」というものを形作ってくれた第一人者は
森田ひかるさんだと思っていました。
それが今回、こういう形で
言うなればそれが"事実そうである"と知って、
私は涙が止まりませんでした。
改名という茨の道に
先陣切って歩み出さなければならない。
そんな重圧の中で、その後の「櫻坂」の
土台というのか、輪郭というのか…
「櫻坂」という形を創ってくれたことに
感謝の気持ちが溢れて止まりませんでした。

櫻坂46のデビュー曲がNobody's faultで
本当によかったと思います。



僕のジレンマ

ここまで読んでくださっているそこの優しいあなた。
さすがにそろそろお疲れですよね。すみません。
あと少しの辛抱です。

渡邉理佐さんが卒業されてからというもの、
僕のジレンマは披露されていませんでした。
もう今後見られないのだろうか、
どうにか歌い継いでくれないだろうか、
そんなことを思っていた私に降り注いだ
希望の光でした。

今まで渡邉理佐さんとメンバーとのペアで披露されていた振り付けは残しつつ、
改めて「櫻坂の曲」として
生まれ変わる、だと少し違いますが、
もう一度、息を吹き込んでくれたことが
私は嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

分かれていた2つの円がサビの直前にひとつになり、
『ジレンマ』
の歌声とともに、全員が同じスピードで、同じキレの良さでターンしたその瞬間
私の中の、どこかにつっかかっていた、
存在すらわかっていなかった"なにか"が取れた気がして、
その瞬間、視界が滲んで前が見えなくなりました。

『いつの日にか自分の道を見つける』
元々、渡邉理佐さんに向かって1期生が抱きつきにいく振り付けでした。
いつかそれぞれの道を行く、わかっているけど…
そんな葛藤、ジレンマが描かれていたシーンだったはずでした。
今回改めて披露された全員での僕のジレンマでは、
メンバーがステージの中心に駆け寄り、
全員で抱き合っていました。
私の目にはそれが、
「そのうち違う道を行くかもしれない。
それでも今この瞬間、確かにみんなでここにいて、
これは奇跡で、同時に必然だ」と
そう伝えてくれているように見えました。

悲しい別れの歌
言ってしまえばそうだった、一時期聞けなくなるくらいには。
そんな曲が、まるで「ここがスタートだ」と言わんばかりの、
2022年の集大成でありながら"始まりの曲"になった瞬間でした。
そうだ。櫻坂さんは"愛のグループ"なんだ。
わかっていたのに、わかっていなかったのかもしれないと思うほどに、
それを目いっぱいに伝えてくれるパフォーマンスでした。
めちゃめちゃ個人的に、
2022年の櫻坂さんベストパフォーマンスだったように思います。



もちろん、今回話題にあげなかった曲にも
話したいことはたくさんあります。
ただ、どうしてもこういった媒体に
記憶の新しいうちに残しておきたかった感情のあれこれを
今回は書かせていただきました。

雑で読みにくい文章だったと思いますが、
ここまで読んでくださったBuddies界のホノー・タムラの皆様、ありがとうございました。

これから3期生も入ることですし、
ますます櫻坂さんから目が離せませんね🌸

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?