藍色、あの独特で深い青は、
いつも私に癒しを与えてくれる
見ているだけで、穏やかな気持ちになるのだ

日本の伝統文化に「藍染」というものがある
「藍染め」は、タデアイという植物の葉を100日以上発酵・熟成させて瓶(かめ)に入れ、灰などを加えて、そこに布を浸して空気に晒すことで染める

一度だけ職人さん達が大切に育てた藍瓶で、
藍染めを体験させてもらった事がある
藍は酸化することによって発色する
色を濃くするためには、染め液になんどもなんども漬ける必要がある
けれども、こうして手間と時間のかかる作業を繰り返し空気に触れることで緑から藍色へじわっと変化していく瞬間はなんとも言い難い感動がある

藍染には、殺菌作用や保温効果など、たくさんの効能もあるそうなのだが、今回は割愛

職人でもなんでもない私は、藍染の良さをそんなに深くは語れないし、きっと私が知らない奥深さがもっともっとたくさんあるのだろう

だけれども、世界各国からも称賛される 藍色「ジャパンブルー」
これからもずっとずっと人々の心を魅了するものであってほしい

それでは、また。

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