毎朝テレビ体操を続けて早17年目。日本橋にあった矢作治療院の矢作晋先生のご指導で始めた。おかげさまで肩凝りや腰痛から解放された。
　さて17年も続けていると、テレビ体操に出演している顔ぶれもだんだんと入れ替わってくる。一番交代が多いのは実際に体操するアシスタントで、オール女性メンバーだったのが、最近では男女混合構成になった。特に女性だけの時代は、ほぼアラサーでメンバー交代だった。今年４月は今井菜津美氏が引退(ご本人もInstagramで公表)。テレビ体操HP画面からいなくなった。体操における身体の動きが非常に美しい方だった。これでアシスタントは女性３人＋男性５人で男性優位。

　アシスタントだけではなく、指導者やピアノ🎹担当にも新陳代謝がある。こちらはかなりの高齢まで務める。指導者では長野信一氏は64歳まで、多胡肇氏は55歳まで務めた。ピアノなら名川太郎氏は少なくとも62歳までは現役だった。現在もピアノを弾いている幅しげみ氏は66歳と推定される。
　さてでは卒業後の進路が気になるところだが「NPO法人全国ラジオ体操連盟」という組織で指導員を続けているメンバーが多い。会長は元バレーボール選手だった荒木田裕子氏が務めている。前任は番組指導者だった多胡肇氏だったが、2022年に退任。指導員には先の長野信一氏(78歳)や、私にも記憶のあるアシスタントの田村恵美氏、小野理沙氏、有賀暁子氏、家根本織永氏、押味愛里沙氏、原川愛氏などが顔を並べている。あと現役でテレビ出演している女子アシスタントは全員が指導員である。正式の指導員は降りても、多胡肇氏はピアノだった加藤由美子氏とペアで全国を普及で行脚しているとも聞く。
　このような話を目や耳にすると、テレビ体操・ラジオ体操の世界に一生をかけている多くの方がいて、この世界の奥深さを実感させられる。
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