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大相撲どすこい研「しこ名の由来」

NHK「大相撲どすこい研」のテーマは「しこ名編 力士の魂 しこ名は体を表す」。ゲストは神田伯山。しこ名とは「四股名」とも書くが、語源は「醜名」(この「醜」は逞しいの意味)。どうやって決めるのか、いつ授けられるのか。しこ名のパターンは4種類。尚、最も多かったしこ名の字はダントツで「山」。ちなみに「の」が入って五音のしこ名は横綱への道ということ。
https://www.nhk.jp/p/dosuken/ts/G9W71XY6L3/
1️⃣部屋や親方から由来
・春日野部屋は「栃」、佐渡ヶ嶽部屋は「琴」、九重部屋は「千代」で始まる。それぞれ部屋の開祖者のしこ名から取っている。春日野部屋は栃木山、佐渡ヶ嶽部屋は初代琴錦、九重部屋は千代の山。
2️⃣本名
・正代、高安、宇良、遠藤など。家の名前を高めたい、郷里に多い名前などが動機。正代の祖母は正代正代(しょうだいまさよ)が本名。昇進前にとりあえずの意味も。
3️⃣出身地
・隠岐の海、平戸海、竜電、熱海富士、島津海、金峰山など。竜電は山梨県竜王町から一字取り。金峰山は師匠の出身地(本人はカザフスタン出身🇰🇿)。
4️⃣故事やイメージ
・若隆元・若元春・若隆景の大波三兄弟(毛利元就の三本の矢)。三人の祖父は若葉山だったが。稀勢の里は、故鳴門親方が書いてもらった永平寺の貫主による「稀なる勢いをなす」という意味の書額から取った。


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