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日刊スポーツHP「イチロー大相撲〈17〉解説 宮城野部屋はなぜ閉鎖になるのか?」

日刊スポーツHPの「イチロー大相撲〈17〉解説 宮城野部屋はなぜ閉鎖になるのか?」を読ませてもらった(無料会員登録すれば全文が可読)。
https://www.nikkansports.com/premium/sports/news/202403280001275.html
 結果的に3/28の理事会で、宮城野部屋の一時的閉鎖と、親方と力士の伊勢ヶ濱部屋移籍が決まった。記者が挙げた、宮城野部屋閉鎖の協会なりの根拠は以下の通り。
1️⃣誓約書の存在
・親方申請時の証文、白鵬は処罰に異議を唱えず
2️⃣他の事案との比較
・初動の失敗→報告の怠慢、事件の放置
3️⃣北青鵬を止められなかった
・本人に注意すらせず、協会調査への口止め工作、弟子や被害者家族の訴え放置
4️⃣閉鎖でいいのか?
・閉鎖に反対理事もいた、親方の責任は力士とは関係ない
5️⃣再興の可能性
・これくらいしないと親方は反省せず
6️⃣今後への課題
・協会の不祥事対応に課題
 なるほど、朝乃山や阿炎の嘘に対する厳罰と照らし合わせても、頷ける点がなくもない。外にばかり目を向けて、部屋が疎かになったことも否めない。それでも協会に配慮した記事の印象を受ける。世間の反発は以下のような点にあるのではないだろうか?
①伊勢ヶ濱部屋や陸奥部屋の暴力事件処分、二所ノ関部屋の未成年飲酒事件(しかも協会側が半年間未公表)などと比較して不公平
・今までの不祥事には柳に風だったのに、白鵬には過去に例を見ない非規定厳罰
②現役時代の白鵬言動は、そんなに非難されるべきことなのか?
 (私にはそうは思えない、力士は平等だし、万歳三唱は来場客も喜んでいた)
・国技という名の下に、相撲ファンも含め日本人贔屓で外国人差別を感じる
③協会側に現体制を脅かす「白鵬警戒」の意図を感じる
・貴乃花親方が角界を追われたことを相撲ファンは決して忘れていない
④白鵬杯や女子相撲などの相撲奨励は白鵬の自助努力
・そもそも協会がやるべきことを白鵬任せ?、青田刈りなどと言うべきでない
⑤宮城野部屋の力士に負担をかけ、移籍に不安や不満を生じせしめている
・宮城野部屋から引退力士まで出て、とても力士ファーストとは言えない
⑥受け入れる伊勢ヶ濱部屋の側も人数倍増でいい迷惑
・20人の部屋が40人になる無理、いったい何処で寝る、部屋の土俵は一つだけ

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