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阿炎🔥が錣山親方に捧げる初優勝🏆

大相撲九州場所が千秋楽を終えた。巴戦による優勝決定戦で、休場明けの阿炎が初優勝。謹慎処分を受けた阿炎🔥の変わりように、病床の錣山親方もさぞかし喜んでいることだろう。3場所連続の平幕優勝となった。
1️⃣優勝争いに先行した豊昇龍と王鵬を、高安・貴景勝・阿炎が抜き去った優勝争い。貴景勝は大関の意地を示した。またもや優勝を逃した高安はさぞや悔しかろう。殊勲賞も素直に喜べない気分だろう。賜盃を争った豊昇龍と王鵬は共に才能開花。一気に角界の主役に躍り出た。豊昇龍は見事な技能賞。それにしても王鵬には敢闘賞くらいもらって欲しかった。
2️⃣横綱不在は土俵入りもなく寂しい。正代の大関陥落、御嶽海の大関復帰ならずに暗澹たる思い。大関に上がる前はあんなに強かったのになぜ⁉️ 来場所は一横綱一大関で、照ノ富士は横綱大関に。しばらくこの体制が続きそう。
3️⃣若隆景は年間最多勝となるも、大関取りは振り出しに戻る。代わって豊昇龍が一番手に。そして三役復帰の高安の再大関も有望。短期間の連続好成績だけを横綱・大関の昇進条件とするのも見直すべきかもしれない。
4️⃣霧馬山、琴ノ若、錦富士、平戸海など若手が実力をつけてきた。琴ノ若は運がなくずっと三役お預けだったが、ようやく来場所は上がれそう。三役から前頭上位にかけて実力伯仲で釣鐘型の様相に。
5️⃣ 玉鷲、逸ノ城と優勝者の不振。好調者が続かない。特に逸ノ城はスキャンダルの影響か元気がなかった。
6️⃣初日から宝富士の10連敗、照強の15連敗はお気の毒。調子が出ない時はこういうこともある。
7️⃣ベテラン東龍の幕内8場所目にしての勝ち越しならず。諦めない挑戦は立派。負け越したが、琴恵光の頑張りにも好感。人気の熱海富士は新入幕で家賃が高かった。
8️⃣十両の優勝は欧勝馬。優勝は逃したが、掛け投げを封じた天空海の突進力が光った。北青鵬は身体で取って二桁勝利。壁に当たっていた炎鵬はようやく復調で二桁勝利。
9️⃣幕下以下では全勝優勝はならなかったが、朝乃山の関取復帰が確実に。優勝は朝乃山を破った玉正鳳で玉鷲の義弟。序二段で優勝した朝志雄がケガでここまで落ちていたことは知らなかった。陥落力士たちのその後が気になる。
🔟阿武松部屋では阿武咲が復調(千秋楽は勝っていた相撲で負けの軍配を受けて二桁勝利にならなかったのが残念無念)。幕下上位進出の勇磨は負け越し。慶天海も早々に負け越しが決まった。


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