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「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑 注目!名門“公立”の復活…横浜翠嵐の秘密」

BSテレビ東京「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑」で、母校「神奈川県立横浜翠嵐高校(以下、翠嵐)」が特集。タイトルは「注目!名門“公立”の復活…横浜翠嵐の秘密」。司会は登坂淳一アナ。ゲストに「夜回り先生」の水谷修氏。横浜二中として出発した翠嵐(一中は希望ヶ丘)。現在では創立106年。初代校長の滝沢又市が掲げたのは「大平凡主義」。名誉や地位を目指すのではなく、自分の能力を伸ばして、世の中のお役に立つことをモットーとする。功利主義や弱肉強食主義の反対語。水谷修氏曰く「竹葉直進」の心である。東大合格で全国公立高校第4位まで躍進。しかし私立高校の台頭。2000年には東大合格者1名まで落ち込み。その後、教師たちの努力で、V字回復。教科書を使わず手製プリント授業。体育祭伝統の「カワイコちゃん」も紹介。これは男子生徒が、化粧と女装して踊るパフォーマンス。自分もやらされた。 OBとして同期(1981年卒)の遠藤雅伸氏(ゲーム作家、同じ中学、同じ高校、同じ水泳部)、水原紫苑氏(歌人)の二人が登場。
 2年前に母校で後輩を相手に講師を務めたことがあった。その時の司会の女子高生が、短歌で若山牧水賞を受賞していたと聞いて仰天した。思えば友人たちは、栄達を極めた人物も多く、みんな育ちが良かった。自分は水泳と麻雀ばかりしていて、ロクに勉強などしていなかった。授業をサボって、横浜駅で補導されたりしていた。友人の家に大勢で泊まって、飲み慣れないお酒を飲んでみたりした。やたらと盛り上がるのは猥談だった。それでも3年間の蓄積は大きかった。教師や友人から得るものは大きかった。一年生に国語の教師が「金瓶梅」や「デカメロン」を教えたりする、ユニークな教師もいた。今思えば自由でいい学校だった。先輩・同期・後輩を含めて、当時の友情は今も続いている。

https://www.bs-tvtokyo.co.jp/meimonkou/backnumber/20200531/

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