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西浅草の隠れた箱寿司の名店「468」

握り寿司も巻寿司も大好きだが、それにも増して箱寿司・蒸寿司には目がない。そんな中で隠れ家を発見。西浅草「寿司468(ヨーロッパ)」は箱寿司専門店。箱寿司の本場・京都から東京に進出して、食べログ百名店にも数えられるお店。満席の場合は外で待てないルールと聞いて、あらかじめ電話予約。場所はつくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分。敷居が高く感じたが、住宅街にさりげなくあるふつうのお店。



オーダーは「おまかせ」にすると箱寿司が、穴子・鯖・はこ・グジの4種盛り。「はこ」は海老・焼き鮎・卵焼き。「グジ」はおぼろ昆布に包まれた甘鯛。シャリには山椒の木の芽が練り込まれていてスパイシーな後味。鯖やグジはたっぷり肉厚。穴子は荒々しく焼かれた野生的な味。締めに「芋吸い」というお椀もの。ずいぶん変わったお椀で、おそらくすりおろした蕪の汁。中には飛龍頭が入っていた。箱寿司は各2個出たので満腹。


 食べ終えて大将に店名の由来を訊く。「数字なら何でもよかったんです。数字のグッズって、いっぱい売っているから、それを組み合わせて、お店のオリジナルグッズやディスプレイを作れる。あとは語呂合わせ」とのこと。その後で都内と京都の箱寿司談義。このところめっきり減った都内の箱寿司のお店。大将お薦めのお店は五反野「力寿司」(テイクアウトのみ)。地元に熱烈なファンがついているそうだ。ここ「468」も夜はおつまみで飲みながら、各種箱寿司で締めることができるそうだ。誰か夜一緒に行ってくれないかなあ。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13035662/


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