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2024年大相撲初場所を振り返って

大相撲初場所が終了。休場明けの横綱・照ノ富士が9回目の優勝。体調万全でない中で、さすがの実力。場所前の優勝予想は①照ノ富士②琴ノ若③高安で、①②は当たったが③は外れた。
◆印象に残ったポイントは以下の通り。
1️⃣人気力士たちの続々休場が残念無念
・大関・貴景勝は恒常的な首の痛みが心配。
・豊昇龍は、よもやの霧島・二枚蹴りで敗戦。痛そうだった。
・場所前に絶好調だった高安。一度は賜盃を抱かせたい。
・優勝戦線を突っ走っていた朝乃山も途中休場が無念。
・元気な北勝富士がいないと土俵が寂しい。
・水入り長時間相撲の北青鵬は「相撲を直すべし」と師匠も言っている。
・膝のケガに無理して出ていた金峰山が心配。


2️⃣上位陣と平幕力士に実力差がついてきた。
・ポスト白鵬の乱世戦国時代もそろそろ終わりか。
・霧島は綱取りならず。横綱レースは振り出しに。
・琴ノ若は大化けした。大関昇進は確実。父だけでなく祖父も超えそう。
・日の出の勢いだった熱海富士、豪ノ山、湘南乃海たち若手もストップ
3️⃣千秋楽の宇良関の伝え反りに驚愕。こんな技あったんだ❗️


4️⃣7日目の副立行司・木村容堂の転倒
・おまけに烏帽子と草履も脱げる。土俵下に落ちた草履を気にして、取り組みからチラチラ目を離していたことには批判もあった。霧島と北勝富士が転倒した木村容堂をチラッと見ていたのが笑えた。


5️⃣11日目の丹治vs.春山は、春山のザンバラ髪を掴んだ丹治の反則負け。髷ではなくザンバラ髪を掴んでの反則は珍しい。これで丹治は幕下全勝を逃した。


6️⃣12日目の島津海関の勝ち越し。高田みづえさんとアイリさんもさぞかしお喜びだろう。廻しの「若島津グリーン」という言葉が泣かせる。


7️⃣12日目の大の里による横綱・照ノ富士挑戦。負けたが、よく攻めた。
・新入幕力士の横綱挑戦は、2014年の逸ノ城以来10年ぶり。ちなみに逸ノ城は13日目に鶴竜を破り、14日目は白鵬に敗れた。


8️⃣王鵬は横綱・大鵬の孫であるとは言われるが、関脇・貴闘力(野球賭博で角界追放➡︎大鵬のお嬢さんと離婚)の息子だとは言われないのが哀しい。
9️⃣ 引いてばかりいた十両・東白龍🐉は、積極的に前に出て突っ張る相撲が出てきた。
🔟若手の新勢力が台頭。新入幕・大の里の優勝争い、尊富士の怒涛の寄り、伯桜鵬の復活。豊昇龍の「最近の新入幕は強過ぎる」が笑わせる。
(番外)7日目のNHK放送で宮城野親方とレスリング🤼金メダリスト🥇須崎優衣のゲスト解説対談は、双方に格闘技への深い知識があり、お互いへのリスペクトが感じられて素晴らしかった。


◆春場所の予想番付↓
https://osmo.web.fc2.com

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