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【台北新スポット】日本統治時代の建物がリノベされ、素敵な複合施設「0km山物所」としてオープン

師範大学のすぐ隣、日本統治時代に総督府の山林研究員の宿舎だった建物が台湾の気鋭デザイナーらによってリノベーションされ、「0km山物所」という複合施設として3/22(金)午後14時にオープンします。

個人的に台湾に移住してから13年間ずっと愛してやまないアロマブランド「肯園 Canjune」がこの場所で3カ月間限定の「香氣再發現──療癒之島」という展示兼ポップアップストアを開催するということで、内覧会にお邪魔しました。

内覧して、「台北に、ついにこんな場所が!」と思わせられるような空間でした。

それもそのはず、農業部林業及自然保育署からこのプロジェクトを委託されている基金会、空間を手がけたデザイナー、植物やランドスケープを担当したブランドや、中に入っている飲食、取り扱われているブランドまで、台湾のソフトパワーを結集したようなプロジェクトでした。

お庭のあちこちには台湾特有種が植えられており、森林の中にエスケープしたよう
台湾特有種の植物(写真中央)
中庭に植えられていた蓮霧(レンブ)の木! いつも食べているフルーツですが、木は初めて見ました。

中庭には台湾特有種の植物や木々たちが植えられ、美しく生まれ変わった建物にはサステナブルをテーマにしたセレクトショップやカフェ・レストランが入り、環境教育、展示、ワークショップなどが開催されて行くそうです。

台湾の感覚でリノベーションされた、日本家屋のセレクトショップ
サステナブルなアイテムがずらりと並びます
食品雑貨もたくさん! ここにしかないアイテムもたくさんありました
ここだけで色々揃います
フレグランスやアパレルコーナーも充実
台湾茶やコーヒーなどを提供するカフェがあり、イートインスペースもあります
個人的には写真左上の「玉山タルト」が気になります
イートインスペースの特等席はこちら、庭園が望める絶景スポット


日本統治時代の家屋をこんなに大切に、こんなに素敵に活用してくださるなんて、と一人でこっそり感激しておりました。

日本統治時代のこのエリアを解説してくださいました
建物の経過、日本が引き上げた後には国民党政府が眷村にしていたとのこと


お向かいには日本統治時代に日本人が種を植えて行ったという台湾油杉が大きく成長しており、この木の保存活動も行われたとのこと。

永康街の奥座敷、お土産探しもカフェもこちらでぜひ。

━ ◭▴◭ 0km山物所 ◭▴◭ ━
ᴇɴᴛʀᴀɴᴄᴇ ᴛᴏ ᴛʜᴇ ᴡɪʟᴅᴇʀɴᴇss ʙᴇᴛᴡᴇᴇɴ ᴄɪᴛɪᴇs

開放時間:每日營業 11:00─20:00
台北市大安區金山南路二段203巷23號(Googleマップ

指導單位:農業部林業及自然保育署
主辦單位:勤美集團
共同主辦:勤美璞真文化藝術基金會
執行單位:0km山物所
空間視覺設計:格式設計展策
合作單位:農業部林業及自然保育署新竹分署、農業部林業試驗所、國立臺灣大學植物標本館
景觀設計:樹園藝、一攬芳華、裏山
合作品牌:Coffee LAW、小小樹食、肯園、綠帶烘培…..等選品合作160個品牌
最新消息:https://www.instagram.com/0km_official/
活動資訊:https://www.accupass.com/org/0kmtaipei

❁ 「肯園 Canjune」の展示兼ポップアップストア「香氣再發現──療癒之島」❁
期間:2024.3.22-6.30 每日營業11:00-20:00
介紹/課程報名資訊 ❘ https://www.canjune.com/canjunexokm

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