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他天体生命体の可能性

昨日、カズレーザーさんの出てる某番組で、宇宙のこと(主に宇宙人)について特集していたのを視聴した。

私はこういう、「都市伝説に科学的考察」みたいな番組が大好物なのだが、その中で、

木星の衛星エウロパ
土星の衛星エンケラドゥス

に、生命体のいる可能性があるという話を聞いた。

液体の水と、適度な温度(地熱らしい)、有機物らしいものがあるから、ということだったのだが、そうすると生命の発生に太陽は関係ない、ということなのだろうか?

確かに、太陽のまったく届かない地球の深海にも熱水噴出孔があって、その周りにエビだのカニだのうじゃうじゃいる映像は見たことがあるが、深海の噴出孔の周りでエビやカニになったわけではなく、「なってから深海に生息域を伸ばした」ということなのではないのだろうか。

それとも、深海は深海で独自に進化して、浅海にいるエビやカニと似たような形になったのか。

もちろん映像だけなので、実際に捕まえて調べてみたら、形は似てるけどエビでもカニでもない、新種だったってこともありそうだけど、どうなんでしょうね。

宇宙に目を向けるのも大切だけど、同じくらい深海にも目を向けてもらいたいなー、と思いました。

話を戻すと、個人的には生命には太陽は不可欠だと思うんですよね。
まあ地球の常識なんか宇宙には通用しないんでしょうけど、気分的に。
地球でも深海の生物にはグロテスクなのが多いですけど、太陽の光のまったく届かない場所で進化した生物とか、それこそグロい形してるんじゃないかと考えちゃうんですよ。

まず、「目」が完全にないですよね、たぶん。
真っ暗闇中の真っ暗闇でしょうから、そもそも光を感じる器官なんかいらないでしょうし。

でも、耳とか触覚とか、「振動系」の感覚器官はものすごい発達していそうな雰囲気あります。

もしもその生命体が、「知的」と呼ばれるくらいの知能を持ってたとするなら、コミュニケーションは音か念波みたいな、こちらも振動系で取るんでしょうが、空気がないから水を揺らすか、体のどこかを揺らすか、いずれそういう器官がありそうですよね。

ちょっと考えただけでも、我々が思ってるような宇宙人にはなりそうもないですよね。どんなに進化しても。

あの、宇宙人のステレオタイプみたいになってるグレイって呼ばれてるのは宇宙人じゃなくて、むしろ人間の行きつく先のような感じがしてきます。

考えれば考えるほど、「生命体」って不思議です。
地球の生き物だって多種多様なんで、他の星でもそうなのかも知れませんけど、少なくてもエウロパやエンケラドゥスでは「地表に出てくる」って可能性は環境考えるとかなり低そうなので、水の中だけでどこまで進化できるものなのか、知りたいです。

地球では、昨今AIがかなり進化してきて、もうそろそろ一種の「生命体」として認めなくちゃならなくなる時代が来るだろうな、と思ってますが、そうするとAI生命体に取っての創造主は人間となるわけで、「生命体」の定義はますます広がりを見せそうです。

突き詰めていけば、「生きてる」って何??
という、哲学的な疑問に立ち返ることになる話題で、その辺りも実に興味深いな、と思うんですよ。

果たして、万民が理解できる「生きてる」についての定義は、科学が決めるのか、思想が決めるのか。

私が生きてるうちに、明確な答えが出るかな?
エウロパの探査機、「エウロパクリッパー」が木星の軌道に入るのが2030年予定だそうです。
とりあえずは、その結果が得られるのを楽しみに待つことにしましょう。


#エウロパ
#エンケラドゥス
#生命体
#AI



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